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2012.09.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
14日の日経平均は、米QE3実施発表を受けて前日のNYダウが急伸し、CME日経平均先物も9,060円(前日比+70円)と9,00円台に乗せて引けたこともあり、9,097円(前日比+102円)で始まった。直後に9,081円(同+86円)を付けたものの、そこにはすかさず買いものが入り、9,193円(同+198円)まで買われ9,159円(同+64円)と大幅続伸して取り引きを終了した。今回のQE3はFRBの購入対象が資産担保証券まで拡大された上、労働市場が改善するまでこの措置を続けると具体的な終了期間を明示しなかったことが相場に安心感を与えている。寄り前の外資系証券注文状況も390万株の買い越しとなり、値上がり銘柄数は1,243、値下がり銘柄数は352、また、SQ当日であったこともあり出来高も2,495百万株となり、騰落レシオは95.55%となり、PERは12.70倍、PBRは0.93倍となっている。

個別銘柄では、流動性相場のセオリー通り、金融株と景気敏感株が真っ先に買われる展開となり、この日の値上がり率トップは生損保株だったが、野村HDを始めとする証券株や住友鉱を始めとする非鉄株などにも大幅高となる銘柄がみられた。QE1、QE2の際に買われた業種は商社、機械、化学がトップ3となっており、これらの業種はいずれも大幅に値下がりしていることから投資妙味は大きいものとみられるが、投資効率を考えると大きく売られて底値圏にある低位の財投関連(復興、景気対策、国土強靭化関連)銘柄を拾っておくのが得策ではないkと思われる。

14日のNYダウは、朝方発表された9月の消費者景況感指数が予想を上回ったことや、海外の株高も相場の追い風となって13,593ドル(前日比+53ドル)と4営業日続伸して取り引きを終了した。前日発表されたQE3により商品相場高を受けて素材、エネルギー関係が物色されている。また、NASDAQも3,183P(同+28P)と続伸して取引を終えている。

為替は、米QE3実施で世界的な金融緩和の方向が明確に打ち出されたことにより欧州危機の鎮静化期待が強まり、これまで大きく売られていたユーロが買い戻され対円で103円台まで上昇し、ドルも米に続いて日本でも追加金融緩和が実施されるとの思惑から買い戻され対円で78円30銭台まで上昇して引けている。また、金利は上昇し、原油は続伸して一時4カ月ぶりに100ドル台に乗せ、金も続伸している。欧州株式市場も軒並み大幅上昇で英国株式市場は+1.6%、独は+1.3%、仏は+2.2%となり、上海、小幅続伸し、香港市場は+2.9%もの大幅続伸となり、インドも+2.4%、ブラジル市場も小幅ながら続伸となっている。

日経平均は、米QE3発表で来週はいよいよ8/20ザラ場高値9,222円を抜け、チャートは10,000円大台乗せから3/27ザラ場高値10,255円を目指す展開が予想される。従って、これまでの慎重姿勢を強気に転換していくところと思われる。今回の欧米当局の無制限の資金供給は世界中に過剰流動性相場を呼ぶことは必定、これらの余剰資金がどこに回るか、向かう先如何では相場の動きは全く変わってくる可能性もある。しかし、株式市場は常に期待先行で動くものであり、また、常に高い投資効率を求めて出遅れ市場を探し。出遅れ割安銘柄を物色するものである。これまでの値上がり率を見ても世界の中でもっと出遅れているのは日本市場、また、PBR,PERを見ても最も割安であり、これまで欧州危機で売られていた主力株も見直す時期と思われる。前述の財投銘柄に加え、大幅に売られた「シャープ」や「日本電気」などの輸出関連株、大手銀行、証券会社、生損保会社株もマークしておきたい。いずれにせよ、循環物色相場となることは必定とみて、当分、上げたものは利食い、割安・出遅れ株を狙うと言うスタンスを採っていきたい。





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Last updated  2012.09.16 19:01:39
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