日々草
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老いていく日々との闘いのなかで高齢者が集う我がサークル「アートの集い」の作品展を今年も12月17日・18日の2日市の文化センターで行った。このグループ展は今年で12回目、このサークルは20年余り続いており、発足当初からのメンバーの最高齢は95歳のご婦人。80歳代70歳代が主なるメンバーである。このサークルを20年間の長きにわたって指導して下さっているのは講師の端山操先生。その先生の作品はエネルギーに満ち満ちて力強い。「心は悩む」先生も御年84歳、とても若々しいエネルギーに満ちた大作を描き続けられています。二科の会友でもあります。サークルメンバーの絵心を引き出し、その個性を伸ばす指導がお上手で、どんな初心者も楽しくのびのびと絵を描くことが出来ます。「どうしよう」でも、先生の絵はちょっと難しすぎて。私たちには真似しようにも真似できません。次はサークルメンバーの最高齢95歳のご婦人の作品「三つの道」何気ない日常の風景、自分の住んでいる近所の風景を絵にするのがとてもお上手です。画題はどこにでもあることを気づかせて下さいます。「ちいちゃん」ひ孫のちーちゃん無邪気でかわいらしいひ孫さんのポートレート。ひおばあちゃんに描いてもらうなんて素敵ですね。「サイクリング」この絵は東南アジアの日常の一コマです。この絵の作者は東南アジアでボランティア活動をされており、時々東南アジアに出かけられます。その時の風景です。力強く鮮やかに描かれています。(絵具はアクリル)次の絵はパステルを使った作品「正ハリスト教会」パステルでこのように深い色がでるとは。高齢者にとっては、パステルはとても手軽。どこにでも携帯し、どんな場所でも描けることは年寄りにはとても合っている絵具。次の2点は油絵ですが、このご婦人は、このところ認知症を発症され、少しづつ進行しています、が、その絵は、以前のものよりさらに素敵な独特のものになってきました。「小判草」背景の濃い青と小判草の白、花瓶の陰影、油絵具でしか描けない深い色合いが素晴らしい。次の作品も絵の構図がユニークで個性があふれて素晴らしい。「一杯飲みましょう!」陶器産業の盛んであった我が町の風景「えんごろ小屋」今は衰退気味の陶磁器・瀬戸物の街街のあちこちに傾き廃墟になりつつある工場の風景「初夏の御嶽山」上の2点は油絵です。この夏、自宅で看病されていた91歳のご主人を亡くされました。それでもなおサークルに集い絵を描き、前に向かっておられます。次の作品は紙粘土と寄木細工の猫たちです。 この猫たちの製作者はお母さまをこの数年、自宅で介護されていた男性の作品です。とりわけこの1年間は、病状が思わしくなくサークルもお休みになっていましたが自宅では製作して作品展に出されました。「アートの集い」は、文字どおりアートなら何でもござれ。油絵、アクリル、パステル、自由な画材で自由奔放にやっています。これらの作品はそれぞれが個性豊かで、明るさに満ちていると思いますがどうでしょう。私は、このメンバーの中では初心者、参加している年月も四年と浅く、先輩たちにいろいろ学びながらやっています。私は、まだ水彩画しかやっっていませんが、来年は油絵に挑戦出来たらいいなと思っています。私の作品「晩秋の森林公園」この作品は、毎朝散歩しているコースの一つ森林公園の風景です。12月の始め、霜の降りた寒い朝、燃えんばかりの紅葉が池に映え、朝の陽光を浴びて輝くさまはとても絵に描けぬ美しさでした。「ソーラン節を踊るこどもたち」これは孫の運動会。4年生の孫たち、学年全員で、力強く踊り、ナルコの音が運動場に響き渡りました。そのエネルギーの爆発を描きたかったのですが。さて、どうでしょう。これは25号の大きな作品です。「早春の窓辺」静物画とりわけ花を描くことは私の好きな画材のひとつです。これはクリスマスローズ、とりわけ白のクリスマスローズを描きたかったので描きました。わがサークル「アートの集い」はどのメンバーも高齢者にありがちな様々な日常を抱えながら踏ん張って集っています。講師の先生を先頭に、衰えていく肉体に向き合いながらも新しいことに挑戦しようとしています。さて、来年はどんな作品展になることでしょう。60歳代の人たちが新しく参加してくれるとなお活気が出るのですけれど。参加お待ちしています。
2017.12.22
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