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2006年04月20日
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カテゴリ: 最近読んだ本
私の好きな俳優の一人に、児玉清さんがいる。

存在感としては大きいかもしれない。
また最近ではラジオの人生相談のパーソナリティーとしてもご活躍だ。

彼の役柄というと、優しさと厳しさをバランスよく兼ね備え、常に落ち着きをもって大所高所から全体を見守る、
というようなものが多いが、おそらく実際の人柄も同じようなものじゃないかと推察される。
単に「渋い」とか「かっこいい」いうのとはまた違って、私もあんな風にいい感じに歳を重ねていけたら、
と思えるようなダンディーさだ。

その児玉さんが書かれた自伝的エッセイ、『負けるのは美しく』を読んだ。

負けるのは美しく


というような意外な面も窺いながら、やはりちょっとグッときたのは、最愛の娘さんをがんで亡くしたくだりだ。
この事実は以前にある週刊誌に掲載された彼の手記で知ってはいたが、そこで紹介されていて尚且つ
この本に書かれていなかったエピソードがある。

娘さんが病床にあった時、ドラマの出演オファーがあった。
児玉さんは、こんなときに、と思って断ろうとしたのだが、そのドラマの主演がキムタクだと知った娘さんが、
パパは絶対にこれには出るべきだ、といって譲らず、結果的に背中を押された格好で出演した。
キムタクが検事役を努め、最終的に30%を超える視聴率をマークした『HERO』がそれだった。

確かこんな内容だったように思う。
娘さんがどういう意図で出演を強く勧めたのかは分からないが、そのときの娘さんの一言によって、
私たちはあのドラマ全体を引き締める、包容力あふれる役柄の児玉さんに接することが出来たのである。

ただいつも“いいひと”の役が多いので、たまには“ワル”を演じる児玉さんを観てみたい気もする。





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最終更新日  2006年04月20日 17時43分56秒
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