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2007年07月13日
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テーマ: たわごと(27384)
カテゴリ: 身の周りの日常
先日の記事
それについて反発の声が上がっているということについて書いた。

で、昨日の夜、ウチの子供の通う小学校でこの件についての説明会があり、
PTAの本部役員をしている私の妻も出席した。
夜7時からだったのだが、さすがに関心が高いとみえ、
この手の集会としては異例の出席者数だったようだ。



以下、妻から聞いた話を元に、その内容を記す。



市側からは6人ほどの方が来られて、ひととおりの説明が行なわれた後、
保護者からの意見・質問を求めるという流れで会は進んだ。


一から十までまったくの民間委託ということではなく、
あくまでも各学校の調理現場の方を民間の人に切り替えていくだけで、
献立作成、食材調達などといった、根本的な作業は今までどおり市の職員が行なう、ということだ。

学校現場の調理員さんも、現在は各校に市の正職員はおよそ1名ずつ、
残りは市のパート職員だ。
その調理員は新規の採用をストップして、自然減で削減していく。

で、この調理員さんだが、一部の噂ではかなりの高給取りだということが知られているが、
そのあたりのことについて質された市職員は、それを否定しなかった。
確かに給与水準は極めて高く、中には50歳以上で年収800万円(!)という人もいるらしく、
結局はそこにメスを入れたわけだ。

それならいきなり民間委託についての議論を進めるよりも、

そういうことを質問した人はいなかったそうだ。

ちなみに昨日集まった人たちは、立場的には「反対」の立場が多かったようだが、
「何が何でも反対」というような強硬派ではなく、「なんだかちょっと心配」という、いわば「不安視派」だ。

まあこのところ、食に関するモラルの低下、特に「ミートホープ社」を引き合いに出すまでもなく、
民間食品企業のいい加減さが目立つだけに、こういう「不安視派」の方が増えるのも無理も無いだろうな。


現場調理員の作業以外の仕事まで民間に委託することは無いと言い切っていた。

そんなこんなで、2時間の予定だった会議は3時間以上も続いて、お開きになったそうだ。





結局は「誰の手で作るか」という次元の話であって、
学校給食の根幹を揺るがすような大それた話では無いように感じた。
確かに現場のベテラン調理員さんがいなくなることで、多少現場での混乱は免れないかもしれないが、
これは別に民営化云々の話がなくても、調理員さんの代替わりの折には必ず付きまとうことだろうから、
民間委託の是非の議論とは必ずしもかみ合わないだろう。

また他県では現実に民間委託に移行している市町村も多いそうだし、
「官」から「民」へという流れは、最早必然な流れになってきていると思う。
いくら市職員がしっかりしていても、食材や資材の供給は所詮民間なわけだし、
それこそそういった会社で不正などがあって、尚且つそれが隠蔽されていればどうしようもない。

結局、おろそかには出来ないが、かといって目くじらを立てるほどのことでもない、
そういうことだというのが私の結論だ。
ただとにかく誰が作るにせよ、
とりあえずは現場の衛生面がずさんになることの無いようにだけは願いたいものだが。





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最終更新日  2007年07月13日 17時13分20秒 コメント(4) | コメントを書く
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