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2003年11月15日
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11月14日金曜日

今日は、アーリントン国立墓地→リンカーン記念堂→ポトマック川河岸の桜並木→ホワイトハウス→国会議事堂→ワシントン記念塔→ジェファーソン記念堂→スミソニアン博物館って順で観光する予定。

アーリントン国立墓地は、戦死した兵隊さんたちが沢山埋まっている。
最初、僕は、日本の靖国神社と同じ感じかなって思った。

でも、歩みを進めるにつれ、アメリカ人にとってのこの墓地の扱いが、日本に置ける靖国神社の扱いとは違うんだなぁって感じた。
この墓地は、本当に広い敷地で自然公園みたいになってて、多くのアメリカ人が訪れていた。当日も、結構な人がいた。
#靖国にはこんなにいっぱい人は来ない。
また、ケネディ大統領の墓もあった。
アメリカ人的考えによれば、「合衆国のために、身をささげた人」って括りで、兵隊以外の人も結構、埋めているらしい。

#ケネディの奥さんが再婚していたことが原因の一つだったらしいけど、最終的には、夫と共にここに眠ることが出来たんだって。

ガイドさんは、「小泉首相もアメリカ大統領と共にお花をもって、3回ほどいらしているんですよ。」って言ってた。

な、なんとまあ・・・。
僕は、ちょっと不思議な気持ちになった。
日本では、小泉首相が靖国神社を参拝するだけで、大変なニュースになる。マスコミはこぞって、大事件のように新聞に書きたてる。中国や韓国も抗議をしてきて、戦争犯罪の話しだけが、強く僕らの耳に入り込んでくる気がする。

確かに、戦争は良くない。
それに、A級戦犯者も一緒に祀られている靖国神社に、今の日本の最高責任者がお参りに行くのは隣国の感情を逆なでする行為かもしれない。

だけど、だけど、皆「日本のために、身をささげた人」っていうのは、事実。
アーリントン墓地に埋まっているアメリカ人も、靖国神社に祀られている日本人も、自国をいとおしく思い行動した気持ちは、同じだったと思う。
今の「アメリカに次ぐ経済大国の日本」を作ったのは、現代のサラリーマンの僕らだけでもないし、高度成長を支えた僕らの親たちだけでもない。
それほど遠くない昔、そう、僕らのおじいちゃんおばあちゃんの時代に、欧米に追いつこうと日本の為に身をささげた人たちの努力もまた基礎になっているんだと思う。


この日のツアーでは、アメリカ合衆国建国の歴史を、ちょっとだけかじる事が出来た。
僅か百年ちょいの歴史しかないアメリカだけど、その歴史の短さを恥じているアメリカ人よりも、合衆国の歴史に誇りを持っているアメリカ人の方が多いことが、いろんな施設ですれ違った観光ファミリーから伝わってきたよ。
#スミソニアン博物館で、ゼロ戦を前にして、アメリカ親父が、息子2人に「如何にしてアメリカが日本をヤッツケタカ」を語っている光景もあって、腹立ったけど。

アメリカ人はアメリカが大好き。ってことは、本当によく判った。
じゃ、日本人は、日本が大好きだろうか?

大部分の人は親切で礼節をわきまえている。サービス精神も旺盛で、相手のことを考える性質を持つ。
でも、日本人は、日本を誇りに思ってますって、余りいわないよなぁ。

日本に、欠点があるとすると、自虐的なところだろうか。
日本が世界で「主体性」を出せないのは、「自虐的な発言」が原因かもね。靖国神社のニュースしかり。自国を悪く言う国なんて世界じゃ信用されない。
これは「主体性」の有りすぎる行動を取りがちな、アメリカを見習わなくちゃいけないかもしれない。確かに、アメリカ人は常に自国を誇りに思っているっていうし、それに沿った行動を取るように見える。
#いい意味でね。

バスの窓から外を眺めながら、ふとこんなことを考えていたら、気が付いた。
僕も、「主体性の無さ」を指摘されることがある。
エバリンボの先輩にだ。
そういえば、先輩は主体的で、意志が強い。自分を誇りに思っているかどうかはしらないけど、少なくとも、自分の意志や考えを大切にしている。
#意志の強い先輩は、僕にとってはアメリカ人並にやり難い相手だ。
#アメリカが、外交で、日本を罠にはめるときって、先輩のやり方に似ているんだろうかって思うこともある。
#「アメリカ嫌いの」先輩は、僕にとっては、「アメリカ」そのもの。(何だか先輩の存在自体が本末転倒に思えてきたよ。このコメントは、内緒だけどね。ぐふふ。)

何だか、今回は、だらだらと、話しがとんじゃったけど、何が言いたかったって?
外国に来て、自分の欠点が、よくわかっちゃったなぁ、ってことです。
ははは。
#そう、そうだった、この旅は、自分が生まれ変わる為の旅でもあったんだなぁ、って今更ながらに感じています。

つづく。





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最終更新日  2004年01月12日 12時03分14秒
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