MM2022のブログ

PR

プロフィール

MW2022

MW2022

カレンダー

コメント新着

天国にいるおじいちゃん@ Re:打席に入る前に、バットを天にかざして、天国にいるおじいちゃんに『力を貸してくれ』(08/24) 天国にいるおじいちゃんについては、 089…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.07.26
XML
カテゴリ: イマジン
2Rで井上尚弥が挑発した“殴ってこい”のポーズ


フルトンからダウンを奪う動画

4階級制覇達成の井上尚弥を米専門メディアが絶賛。フルトン圧倒の“パンチ的中率”にも注目「驚異的なキャリアに磨きをかけている」
7/26(水)

米専門メディア『Boxing Scene』
「ナオヤ・イノウエは、なぜ彼がパウンド・フォー・パウンド(PFP)のベストファイターとして長年評価されてきたか、それをまたしても思い知らせた」

決着となったのは8回、右ストレートから左フックでダウンを奪った井上が、なんとか立ち上がったフルトンに猛ラッシュを仕掛け、ここでレフェリーストップ。
「イノウエが将来、殿堂入りするであろう驚異的なキャリアに磨きをかけ続けている」
「2階級で統一タイトルを獲得した日本人初のボクサーだ」

パンチスコアリングシステム『Compubox』のデータ
井上が放ったパンチの379発中114発(30.1%)が相手にヒットし、
そのうちパワーパンチの180発中70発(38.9%)が命中。

うちパワーパンチが71発中24発(33.8%)

井上は相手より2倍以上のパンチを的中させ、2つのベルトを奪取してみせた




陥落フルトン脱帽「強い選手だ。ジャブが見えなかった」 22戦目で初黒星、衝撃TKO井上尚弥の技術を称賛
7/25(火)

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回1分14秒TKO勝ちで4階級制覇を達成した。4団体統一と4階級制覇の両方を達成したのは世界2人目の偉業。戦績は30歳の井上が25勝(22KO)、29歳のフルトンが21勝(8KO)1敗。

フルトン「残念ながら負けたけど、悪い気分にはなっていない」
「素晴らしい選手だと思う。強い選手だ。彼が勝つべき日だったと思う。だから彼が勝ったのだろう」

「彼がここまで過ごした時間がよりよかったのかなと思う。 試合中のボディーへのジャブが見えなかった。パワーというよりタイミングだったと思う

「自分自身もそこまで彼がどういう動きをするか前もって考えていなかった。強かったけど、サプライズがあったとは思わなかった」

「自分が相手のテリトリーで試合をした。勝っても、負けても自分自身心の中でチャンピオンだと思っているからだ。彼を征服できず勝てなかったが、たくさんの人いるところでがっかりしたところを見せたくない。でも、もちろん気分ががっかりしている」

💛スティーブン・フルトンさん、いい人じゃん。

勝っても負けても スポーツマンシップにのっとるとき、観戦者も両雄の健闘を称える。

新渡戸稲造が「帰雁の蘆」で航海中に二人の水夫が喧嘩しているのを見た。
ほかの水夫たちもけしかけることなく、黙ってみている。
20分くらい殴り合って負けたほうがスーと後ろを向いて去る。
すると見ていた水夫たちも黙って散っていく

新渡戸と一緒にいたイギリス人がいう。
あれがイギリス人の争い方だ。
もしイタリア人かスペイン人であったなら、第一見物人がヂッとしてはいられない。
負けた者が勝った者の手を握って一緒に退くことなどはない。

まことに井上フルトン戦もジェントルマンの闘いであったような(^^)




ボーイズ・ビー・アンビシャス 第3集 新渡戸稲造の留学談・帰雁の蘆の通販 - 紙の本:honto本の通販ストア
 帰雁の蘆(あし) 新渡戸稲造 

70 水夫の喧嘩

その争いや君子

 この話は書生時代の事ではないが、外国旅行中感じた事だから、ここに載せる。

 オーストラリアへ航海中、ある夕方、食後徒然(つれづれ)の余り、甲板(かんぱん)の二階から、下を見ておったら、二十人ばかりの水夫が輪をなして、中に二人が拳闘(ボクシング)している。僕は拳闘を見るのは、この時初めてで、大きな奴が二人無言で立ったなりに宛然(えんぜん)鶏の蹴り合いのように、お互いににらみ合っては隙を狙って、コブシをもって相手の面を突く。その野蛮たる、驚くのほかなかったけれども、二 人の我慢強き事と、見物の野次馬連が日本人ならば、けしかけるくらいするのを黙然として傍観するばかりには、ちょっと感心した。

それも、あながち急いで逃げる様子なく、ただブラブラその場を退き始めた。
ソレを見た勝者が後をついて、穏やかに肩をたたいて、右の手をにぎり握手したまま、どこかへソロソロ二人連れで行った。
見物人も無言にバラバラ解散してしまった。この時、僕のかたわらに同じく見物していた英人が、僕に向かって自慢そうにいうには、
あれがイギリス人の争い方 、もしイタリア人かスペイン人であったなら、第一見物人がヂッとしてはおらぬ。また 負けた者が勝った者の手を握って一緒に退くことなどはない。
負ければ飽くまで怨みに思って、小刀を出したり、あるいは短刀などに訴えたり、あるいは執念深く、勝者が忘れた頃に仇をとるのが普通だ」と。
家康も「勝つ事ばかり知って、まくる事を知らざれば害その身にいたる」と教えたが、男らしく負ける事は、めめしく勝つよりは確かに数倍難い。「その争いや君子」という事を聞いてはおったが、下等の水夫等の喧嘩すらこのごとしとは、今さら感激の至りであった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.07.26 18:18:41


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: