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2024.12.31
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カテゴリ: 坐禅
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「悲しみは あした花咲く」青山俊董老師

第8話 人間を駄目にする『三毒』さえも大切な命のエネルギー。

仏教では私たちの数限りない煩悩を分類し、一番根源になるものを『貪・瞋・痴』の3つをあげ、これを3毒と呼びます。
『貪』とは「もっと欲しい」と際限なく貪ること
『瞋』は怒り腹立つ心
『痴』は道理にくらいこと

仏教詩人の榎本栄一さんは

一日が終わると

みんな同じねむりを 大自然からいただく


眠ることができる、一息の呼吸ができる、すべて天地いっぱいのお働きをいただいてこそできるのです。

第9話 幽霊には足がない。その理由を知っていますか?

同じ一つの苦悩という材料も、マイナスの縁によって媒染するか、プラスの縁によって媒染するか、


人生のよき師、よき友、よき教えという最高の媒染によって、苦悩という、泥という私の素材を、輝かしいものに変えてゆかねばならないと思ったことです。

幽霊には3つの特徴があります。
1つ目は、おどろ髪を後ろへ長くひいていること
2つ目は、両手を前へちょこんと出していること
3つ目は、足がないということ

それぞれに意味があります。
おどろ髪を後ろへ長くひいているのは、済んでしまってどうにもならないことを、執念のように、怨念のように、いつまでも、ああすればよかった、こうすればよかったと、心が過去にばかりとらわれている姿を象徴しています。

反対に、来るか来ないか分からない明日のこと、来年のこと、未来のこと、ああなっては困る、こうなっては困ると取りこし苦労をしている状態を、両手を前へちょこんと出している姿であらわしています。

そして足がないということは、現にいまここに両足を大地に踏ん張って立っていながらも、心が過去へ未来へと飛んでしまい、限りなく『いまここという時』を取り逃がし続けている姿を、足が無いという形で表現しているのです。

先人たちが教えてくれる生き方は、過去を背負い込まず、未来を抱き込んで前のめりにならず。前後裁断して今日ただいまに全力投球して立ち向かってゆけーという教えなのです。


*幽霊済度の伝説

伝承では、親鸞聖人が常陸在住の頃、当地地頭の村田刑部少輔平高時むらたぎょうぶのしょうたいらのたかときの妻が難産で亡くなりこの寺に葬られたという。ところがその妻が、我が子愛おしさのあまり幽霊となって現れたため、住僧は逃げ去り寺は無住となったという。順信とともにここを訪れた親鸞聖人は、困りはてた村人たちに小石を集めさせ、小石に三部経の文字を一文字ずつ書いて妻の塚に埋め、幽霊を済度したと伝えられる。
聖人はここで三年逗留され、後を順信に託したという。このときから無量寺は無量寿寺と改号し真宗寺院となったといわれる。

【幽霊図】ゆうれいず

作者不詳。寺の由来に鑑みて、相当の時期に、関係者により作製されたものと思われます。
無量寿寺といえば「幽霊の絵がある」ことで有名です。

幽霊関係から、自分を守るために、お不動さんの真言と般若心経はいつも身につけておくことをおすすめします




お不動さんの真言とは 「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」
不動明王を祀るお寺でよく唱えられており、真言として紹介されているのが中咒(ちゅうじゅ)・慈救咒(じくのしゅ)

ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン
最も長いものは大咒(だいじゅ)・火界咒(かかいしゅ)と呼ばれます。不動明王の大咒は最強とされ、すべての魔を焼き払い、降伏させるだけでなく、あらゆる願いを叶えると言われています。





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最終更新日  2024.12.31 12:39:16
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