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2025.01.26
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カテゴリ: 坐禅
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第二章 人生を円相で考える よく生きるとは「今はよくない」と気づくこと

人もし生くること 百年ならんとも
おこたりにふけり はげみ少なければ
かたき精進(はげみ)に ふるいたつものの
一日生くるにも およばざるなり
    『法句経』

道元禅師
「いたづらに百歳生けらんは、うらむべき日月なり、かなしむべき形骸なり。


「声色(しょうしき)の奴婢と馳走す」とは、人間の六根の相手となる色声香味触法の六境のことで、見たい、聞きたい、食べたい、ほしい、惜しいの欲望が主人公の座に坐り、その欲望を満足させるために、この私が欲望の奴隷となって走りまわり、一生を空しく費やしてしまうことです。

 そういう歳月を百年生きるよりも、私が主人公となって、
道を求めるという方向へ、少しでも世の中の、人のお役に立つ方向へと
道にしたがってあるべきように生きた一日のほうが、どれだけ尊いかしれない、というのです。

 どれだけを生きたかよりもどう生きたかを
   みずからに問えと師はのたまいし  俊董

 いかにしてまことの道にかなわなん
   千歳のなかの一日(ひとひ)なりとも

 徹底捨て果てて清貧に生きられた良寛さまにしてこのお歌があります。
沢木興道老師は「正気になるほど、自分のお粗末さかげんがようわかる」とおっしゃいます。





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最終更新日  2025.01.26 07:00:15
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