MM2022のブログ

PR

プロフィール

MW2022

MW2022

カレンダー

コメント新着

天国にいるおじいちゃん@ Re:打席に入る前に、バットを天にかざして、天国にいるおじいちゃんに『力を貸してくれ』(08/24) 天国にいるおじいちゃんについては、 089…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.03.29
XML
通信95号より

Mさんから、「遠州報徳の師父と鈴木藤三郎」を300冊増刷してほしいとの依頼で、
印刷所に連絡する。Mんの自己負担(20万円近く)で増刷し、世に普及させようとする熱意に感動する。「克(よ)く譲る」であり、「報徳の精神」が身についていなければ出来ることではない。

浜松の中村譲庵の言動を「安居院庄七と鷲山恭平」51ページに載せたが、譲庵の言動を彷彿させる。

「中村藤吉翁言行録」(以下「言行録」という。)著者:桑原久治郎、鈴木良、1923年出版、

中村藤吉は浜松の棒屋(小間物屋)の屋号で代々襲名であり、四代目が譲庵である。六代目藤吉は地元浜松の名士で、昭和37年浜松民報社発行の「遠州偉人伝」第一巻に「中村藤吉」があるが、六代目は丁寧に書かれているが、譲庵については情報が少ない。
「我が事を先に先にとすれば悪、人の事を先に先にとするは善になる。」 と、教えられた。新田地を大場治平と共同して経営したとき、時々波浪のために堤防が荒らされ、そのたびに費用と手数がかかってやりきれない。子息の棒屋中村藤吉氏がこれを放棄したほうがよいと、父に迫ったとき、父譲庵は大変怒って 「己れはソロバンを以てせぬ。教えによって開発する」と叱った。」 とある。
「我が事を先に先にとすれば悪、人の事を先に先にとするは善になる。」は、「中村藤吉言行録」によれば、安居院庄七の教え とある。
p.11 「厳父(譲庵)は従来二宮尊徳先生の首唱せられたる、報徳の教えを信奉し、安居院義道先生の門に入り、一意その教えを遵守せしを以て、また翁(六代目)に諭してその教えに帰向せしむ。」
p.37 「安居院大人の説として、譲庵翁に伝えたる所によれば、諸人は常に悪事はなさざることと思うべけれども、その朝夕皆悪事を為しつつあり。ただそれのみにては首是せられまじ。更に説明せん、「人の事を先にすれば善」「我が事を先にすれば悪」、この標準に照らして何れを先に為すか、考一考せば善悪の行為自ら明了せんと。」
p.38 「厳父(譲庵)かつて翁(六代目)を誡む。曰く、小事に注意し、大事に驚くなかれ、仇に報ゆるに徳を以てすべしと、翁常に服膺し、善く実際に履践してその効益を得しこと大なりと云う。」


「安居院庄七と鷲山恭平」の本の作成と普及もまた『安居院先生の教え』によって作成し、そして安居院先生の教えによって、神奈川・静岡そして全国の図書館に寄贈する。
・八幡正則さんから 『怠れば廃るー二宮尊徳に学ぶ協同の魂と幸せの条件ー』 と小冊子 『西郷さんの意を体して『相馬仕法』を修行した旧薩摩藩士』 を郵送で頂戴した。

「さて、私が二宮尊徳翁を『心の師』としていることは、同封の拙著『怠れば廃る』=農協運動心得六カ条=をお目通し下さって御推察下さい。」とあった。
(略)報徳のご縁で○○さまと知り得たことを有り難く存じます。
時節柄、ご自愛と ご精進を お祈り申し上げます」
こちらこそ報徳実践の大先輩を知り得たことをとても喜ぶ。

・静岡県で浜松市立中央図書館に次いで富士宮市立図書館の蔵書となった。

、「静岡県 安居院庄七と鷲山恭平 2館で2冊見つかりました 富十宮市 富士宮市1件 1件 安居院庄七と驚山恭平 浜松市 1件 1件 安居院庄七と鷲山恭平」というテキストの画像のようです





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.03.29 07:40:16
[安居院庄七と鷲山恭平] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: