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2025.06.30
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カテゴリ: マザーとマハトマ
「マザーテレサ 愛のこころ 最後の祈り」


マザーが語るこんなエピソードが載っている。

「わたしたちのシスターの中には、オーストラリアで活動している者もいます。
アボリジニーのある居住地に、年配の男性がいました。
その貧しい老人くらいひどい境遇を、あなたがたはいままで見たことはないと、私は断言できます。
彼はだれからも完全に無視されていました。
その家は散らかりほうだいで、汚れていました。
「家の掃除と洗濯をさせてくださいませんか。
 それからベッドをととのえさせてください。」
わたしは彼に言いました。
「これでいいんだ。ほっといてくれ。」
彼は答えました。
「もし、わたしにやらせてくれたなら、もう少しましになりますよ」
もう一度、わたしが言うと、彼はとうとう納得しました。
そこで掃除と洗濯をすることができたのです。

彼が最後にそれに明かりをともしてからどれだけ時間がたったのかは、神のみぞ知るです。
わたしは言いました。
「ランプをともさないのですか。もう使わないのですか」
「ああ、だれも来やしない。明かりをつける必要なんてもうないんだ。いったいだれのためにつけろっていうんだね。」
「もしシスターが来たら、毎晩それをつけてくれますか」
「もちろんだとも」
彼はうなづきました。
その日から、シスターたちは、毎晩彼のもとを訪れることを約束しました。
シスターたちはランプを磨き、そして、毎晩それに火をともしたのです。

二年が過ぎました。
わたしはその人のことをすっかり忘れていましたが、彼からこんなメッセージが届きました。
「わたしの人生にともしてくれた明かりは、まだ輝いていると、わが友に伝えてくれ」

これはとても小さなことです。
でも、わたしたちはよく小さなことをおろそかにしてしまうのです。」

これを読んでいて「暗いと不平をいうよりもすすんで明かりをつけましょう」という聖パウロの言葉が浮かんだ。昔、朝ラジオからよく流れてきたものだ。
この言葉はマザーが愛した言葉だという、そしてこの言葉には続きがある。
これは、「 旅にでないワインが旅に出た話 」に出てくるこんな言葉だ。







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最終更新日  2025.06.30 00:00:08


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