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【送料無料】カウハウス上役をぶん殴ってしまったサラリーマンの「僕」。てっきりクビになるかと思ったが、会社が所有する鎌倉の豪邸の管理人をすることに。同棲している恋人・美咲と「僕」は、豪邸のテニスコートを使っている老人と少女に会う。「僕」の上司・坂城部長は、頻繁に豪邸(後に「COW HOUSE カウハウス」と命名)を訪れるようになる。それぞれが、何らかの問題を抱えているが、それが何なのかはっきりされないまま話が進んでいく。(主人公の「僕」の過去も、美咲の過去もよくわからない。)それらの問題をまとめて解決する方法を探る「僕」。自分の周りの人に幸せになって欲しいと願う「僕」。作中でその理由が語られていますが、胸にじ~んときます。登場人物は皆、一芸に秀でていて心優しきイイ人たちばかりです。こんな豪邸に住んで、こんな人たちと暮らしたいと誰もが思うような読後感。正直、現実感は皆無。 素晴らしい夢物語です。でも、小説の中でくらいこんな満足感を味わってもいいですよね!
2011年01月30日
漫画キャラクター精神分析極秘カルテ精神分析しながらマンガを読むっていうのも楽しいかもしれないなぁ…誰もが知っているキャラクターの精神分析、それほど真剣にならず、さらっと読むのがよろしいかと思います。帯にも”抱腹絶倒の分析結果”とあることですし…内容紹介導き出された抱腹絶倒の分析結果!ブラック・ジャックはなぜ高額の手術費用を要求するのか和也の死は自殺だった?! 朝倉南「魔性の女」説に迫る!幻聴、過食症、記憶喪失… 飛雄馬はアダルト・チルドレン?ダメおやじの心を蝕む「ストックホルム症候群」とはこち亀の両さんが独身を貫く、ちょっと気になる深層心理山岡も知らない、妻ゆう子と父雄山の「まったり」した結び付き矢吹丈の人生をメチャメチャにした精神鑑定の内容
2011年01月28日
【送料無料】勘違いことばの辞典【内容情報】(「BOOK」データベースより)「汚名挽回」「時期早尚」「とんでもございません」「私には役不足ですが頑張ります」それをいうなら「力不足」でしょ!って突っ込まれたことはありませんか。いまさら人に聞けない間違い例を取り上げ、なぜ間違えるのか明解に解説。あなたの日本語力はダイジョウブ?いや~、ダイジョウブじゃないです…長い間、『完璧』を『完壁』と書いていた前科がある私。(テストとかどうしていたんだろう?… 不思議です…)「怒り心頭に達する」は間違い。 「発する」が正解。こんな ”あぁ、勘違い!”でも大きな間違いがたっくさん載ってます。今からでも遅くない! 勉強しないと!
2011年01月26日
【送料無料】猫たちを救う犬読み進めるにつれて自然と心が温まってくる。不思議な能力(?)で傷ついた猫を捜し出し、飼い主に「連れて帰って!」とおねだりするジニー。そしてその願い通りに猫を保護してあげる飼い主(著者)。どちらが欠けても、この奇跡のような話はなかっただろう。内容(「BOOK」データベースより)事故で大怪我を負って失職し、落ちこんでいた著者は、動物愛護ホームでジニーと出会い、飼い主となった。ジニーは特別の使命をもつ犬だった。傷ついていたり障害をもっていたりする野良猫を見つけては救いだすのだ。目の見えない猫、耳の聞こえない猫、うしろ足のない猫、小脳形成不全で歩けない猫…。そうした猫たちだけでなく、ジニーは破滅しかけていた著者をも救ってくれた。天使ともいうべき、世にもまれな犬の感動の物語。 『猫たちを救う犬』の続篇【送料無料】今日もまた猫たちを救う犬【内容情報】(「BOOK」データベースより)障害をもっていたり怪我をしていたりする野良猫を見つけだしては救いだす、世にもまれなる不思議な犬ジニー。前著『猫たちを救う犬』の刊行によって一躍、有名になったジニーはテレビ出演やサイン会で大忙し。それでもジニーは今日も困っている猫たちを救いに行く。
2011年01月25日
【送料無料】藤原さんちの毎日ごはん人気レシピブログ『藤原家の毎日家ごはん』の書籍化。週6,000円の食費でつくるレシピ集。(お米・麺類、調味料などは入っていない。)〇mazonのレビューを読んで、あまりの荒れ具合に驚いたのですが、なるほど!と思うこともありましたね。ブログでレシピ紹介する分にはよいのでしょうが、レシピ本として発売するとなるとハードルが上がるんでしょう。どちらかと言えば濃い味が好きな私でも ”これは濃すぎる”、”砂糖が多すぎる”と思いました…化学調味料は使わない方がいいと思いますし…TVで紹介されていたのでブログも拝見し、次から次へとよくアイディアが湧いてくるものだと感心していました。この本も参考になるレシピが多かったです。(キャベツ焼きやビビンバ、天津飯、万能だれなどなど)ただ、全てが参考になるわけではなく、味付けは自分で調整しないといけないんですが…
2011年01月24日
【送料無料】喜嶋先生の静かな世界「喜嶋先生ほど、クリーンでサイレントに生きている人を、僕は知らない」。「学問」とは、「研究」とはを静かに語っている一冊。ひたすら研究に没頭する心地良い緊張感が伝わってくる。”学問の王道”を歩んでいる喜嶋先生の世界。純粋で、淡々として、恐いくらい静かな世界。今まで読んだ森作品の中で一番の傑作だと思う。内容説明学問の深遠さ、研究の純粋さ、大学の意義を語る自伝的小説僕は文字を読むことが不得意だったから、小学生のときには、勉強が大嫌いだった。そんなに本が嫌いだったのに、4年生のときだったと思う、僕は区の図書館に1人で入った。その頃、僕は電波というものに興味を持っていたから、それに関する本を探そうと思った。その1冊を読むことで得られた経験が、たぶん僕の人生を決めただろう。意味のわからないものに直面したとき、それを意味のわかるものに変えていくプロセス、それはとても楽しかった。考えて考えて考え抜けば、意味の通る解釈がやがて僕に訪れる。そういう体験だった。小さかった僕は、それを神様のご褒美だと考えた。講談社創業100周年記念出版
2011年01月23日
峰倉かずやさんも休載中ですが、吉村明美さんも休載中なんです…初めて読んだ吉村作品は『麒麟館グラフティー』。宇佐美の非道さに半ばあきれながら、菊子の無防備なまでの純真さに感心したものです。その後の『薔薇のために』にどっぷりハマってしまいました。(『薔薇のために』の感想はこちら)この頃の絵が一番好きです。2007年に連載が始まった『夢の真昼』は現在2巻まで出ています。ここに紹介した以外にも『ようこそ青』、『P.S.あいらぶゆう』、『草冠の名前』などなど面白作品いっぱいです。麒麟館グラフティー(全13巻)舞台は、北海道・札幌市、古ぼけたアパート・麒麟館。管理人を務めていた曾祖母が亡くなり、新しく管理人としてやってきた森川妙は、真夜中麒麟館へ向かう途中に、道の真ん中で熱を出しうずくまっている女性を助ける。翌朝、彼女は妙が3年前まで片思いをしていた先輩・宇佐美秀次の妻・菊子であると判明。菊子は秀次と喧嘩をし、家出してきたと言う。帰りたがらない菊子を迎えに来てもらおうと、秀次のもとへ向かった妙は、今まで知らなかった彼の一面を知り軽蔑、菊子にも「気の済むまでここにいればいい」と伝える。妙、菊子、秀次、麒麟館の住人らの切なくも温かい物語。(Wikipediaより)薔薇のために(全16巻)舞台は、北海道・札幌市。枕野ゆりは、たった一人の身内だった祖母が亡くなり、寮からも出て行かなければならなくなり、途方に暮れていた。祖母が遺した一通の手紙から、実は母親が生きており、しかもTVや映画で活躍する女優花井しょう子だと知らされる。早速札幌にあるしょう子の自宅・花屋敷家に向かったゆりが出会ったのは、とても強烈で美形の3人の異父姉兄弟だった。(Wikipediaより)海よりも深く(全10巻)大学の友達に頼まれ、渋々霊感占いを受けに行った千年眠子は『親の会社が倒産』し、『家から病人が出』、『大学をやめる』ことになり、『家族が2人増えるだろう』と予言され、更に『死相が出ており、3年後に死ぬ』と予言される。後に、その占い師は詐欺師であることが判明するが、『一人だけ本当に死相が出ていた。その人からは見料をもらっていない』と主張。見料を取られていない眠子だが、その後、本家が負債を抱え、父親の会社が倒産し、祖母が入院したと連絡が入る。予言が当たり、驚愕した眠子は真偽を確かめに行くが、占い師は昏睡状態に陥っていた。本家の負債を賄うために千年家の本殿が建つ山も売られ、社で巫女を務めていた福子と八重が一族中をたらい回しにされ、眠子の元へやって来た。『家族が増える』という予言も的中したのだ。その後、ひょんなことから出会った四方山十三も、あの占い師から『死相が出ており、3年後に死ぬ』と予言されていたことが分かる。占い師は本当に死相が出ていたのは1人だと言っていた。果たして、3年後に死ぬ運命にあるのは眠子か、十三か!?(Wikipediaより)あなたがいれば(全8巻) 容姿端麗でナイスバディの女子大生、月形とり子は、わがままで面食いな性格が災いしてか、今まで恋をしたことがない。ある日、合コンの帰りに交通事故に遭って死んでしまったとり子の前に、月からの使者と名乗る三船という男が現れる。とり子はかぐや姫の生まれ変わりで、与えられた試練「最愛の男を見つけること」をクリアすれば生き返られると告げた。見つけられなければ、永遠に人食いばばあとして死ぬこともできなくなると言う。仕方なく生き返る道を選ぶとり子だが、最愛の人探しは前途多難だった。 (Wikipediaより)夢の真昼(1)夢の真昼(2)親元を離れ、アパートで一人暮らしをしている大学生の小田桐鈴子。毎月仕送りをしてくれる両親に感謝しながらも、現実は、姉の鳩子が部屋に入り浸り困り果てている。姉とは、両親の離婚が原因で5歳の時に別れ、中学生の時に再会した。姉は「自分はだらしない父親に引き取られて不幸だった。あんたがいなければ……。」と鈴子を責め立てる。そのことから姉に負い目を感じ、なすがままにしていた鈴子だが、「老夫婦の家に間借りする」という条件の物件を見つけ、姉に相談しないまま引越しを決意。その家には気の好いおじいさんと近所の住人や身内から「因業ばばあ」と呼ばれる婆さんが暮らしていた。ところが、引越し当日、おじいさんの葬式が執り行われていた。それでも自分の弱さを克服し、姉に一言物申したいと、鈴子は、気が強く厳しい婆さんに弟子入りし共に暮らしていく……。(Wikipediaより)
2011年01月22日
久々に峰倉かずやさんのブログを拝見しました。峰倉さんのご病気についての記事を読んで、あまりの壮絶さに言葉もありません。「一日も早い復帰を!」と願っていましたが、 あの記事を読んだ後ではそんなことは言えません…無理せず、ゆっくり療養なさって下さい。峰倉さんのコミックスの紹介です。興味のある方はご覧下さい。BROTHER 17歳の硬派な不良高校生・近藤正彦(こんどうまさひこ)。心優しい6歳年上の保育師の兄・芳夫(よしお)。性格は真逆だけど、お互い超ブラコンな二人?腕っ節が強くケンカ上等の正彦の弱点は、子供が大好きな超天然で不器用な兄。そんな芳夫(と園児たち)を、いつも正彦にヤラレっぱなしの奴らが狙ってる--!?JUST!!気は熱血で力持ち、柔道部主将(キャプテン)の関根(せきね)。高校生でありながら超人気小説家の小堺(こさかい)。彼らは共に18歳、学校の寮の同室住まい。硬派一直線の関根のアキレス腱は、いつも静かに微笑む小堺の美貌(!?)。そんな二人の危うい関係(バランス)に、ある日、異議(NO)をとなえる者が現れた!!Stigma僕には、なにもなかった。名前も、過去も。空っぽのまま彷徨う僕の前に、吸い殻色をした天からある日、少年が落ちてくる……。少年・ティトと、彼に『ストーク』と名付けられた僕の旅を描いた、峰倉かずやの超話題作がいよいよコミックスで登場!本文全てがオールカラー、さらに描き下ろし16ページを加え、関連のイラストも全て網羅した、豪華仕様の完全版!BUS GAMERカネだけでつながった3人の男たちが「ビズゲーム」といわれるゲームに挑む。素性も知らない3人に勝機はあるのか? WILDADAPTERワイルドアダプター (1-6巻続刊)横浜を舞台に展開される、謎のドラッグ『W・A』をめぐる久保田誠人、時任稔の2人が主人公。『W・A』を狙う出雲会、東条組をはじめとするヤクザも絡みながら、洒落にならない現実と絆を描く。「私立荒磯高等学校生徒会執行部」と主人公が同じであるが、内容の共通点はない。私立荒磯高等学校生徒会執行部 全2巻頭脳の久保田(くぼた)、腕力の時任(ときとう)。 知力・体力・正義心に優れた生徒だけが選ばれる、私立荒磯高等学校生徒会執行部のトップメンバー。 暴力は10倍返し、カツアゲには更なる脅迫、 彼等の流儀で校内の治安を守る最強コンビ。 本気になり過ぎないのがいいカンジ? 待望の学園アクション・コメディー最遊記 全9巻最遊記RELOAD 全10巻物語の舞台は桃源郷。かつては、人間と妖怪とが共存する平和な世界だった。しかし、500年前に闘神・??(なたく)太子によって、天竺国・吠登城に葬られた大妖怪「牛魔王」を、禁断とされている「化学と妖術の合成」によって復活を目論む者が現れた。その影響で、「負の波動」が桃源郷全土に広がり、妖怪達は突如として自我を失い、凶暴化して人間を襲い始めた。混沌と化す桃源郷、この事態を重く見た観世音菩薩は三仏神を通じ、玄奘三蔵に孫悟空、沙悟浄、猪八戒らを連れて西へ行くように命じる。こうして4人はジープ[3]に乗り、西を目指す旅が始まる。全ては「牛魔王」蘇生実験の阻止のために。 最遊記外伝 全4巻『最遊記RELOAD』より遡る事五百年。舞台は神々の住まいし天界。常に桜咲き誇る常春の世界に、岩より生まれた黄金の瞳をした少年・孫悟空が金蝉童子のもとに連れてこられたその日から、悲しみの物語は静かに始まる。咲き誇る桜の下、残るのは絶望か希望か。『最遊記RELOAD』へと続く伝説が、約十年をかけてついに完結!!
2011年01月21日
【送料無料】いのちのしずく【内容情報】(「BOOK」データベースより)房次が歩いていると、子どもたちが「院長さんだ!」と喜んであいさつする。町民の誰からも慕われた町医者・高橋房次。大正から昭和にかけて、北海道・白老の地でアイヌも和人も差別せず貧しい人からは治療代もとらなかった。やさしく、頑固な生き方がいま、よみがえる─。児童書なので、平易な言葉でわかりやすく書かれています。高橋房次さんは人間としてもとても素晴らしい人だったことがこの本を読むとよくわかります。アイヌの人達を強制的に移住させ、差別し続けてきた和人。その和人の一人として、できる限りの償いをしようと実践してきた高橋房次さんの姿は見習うべきものだと思います。
2011年01月20日
【送料無料】義男の空(volume 4(少年編))冬の北海道・函館市。新たな命の誕生を目前に、胸おどらせる幸せな家族があった。しかし、出産予定日の1ヶ月前、母親に異変が・・・。泣かない赤ちゃん。「もう・・・あきらめましょう」奇跡を信じる母親に担当医師の言葉がささる。募る想いの中、1本の電話が鳴った。「話をしたい」と母親に告げた医師の名は小児脳神経外科の高橋義男だった・・・。そして昭和36年。小学校最後の冬を過ごす義男。学校を休み続けたクラスメイト(同級生)が心配になり、見舞いに通っていたが・・・。ある一人の「医師」と、その「仲間(かぞく)」の物語。待望の第4幕! この作品を読むたびに涙が出てくる…「もう・・・あきらめましょう」と医師に言われたからといって、親にしてみればあきらめられるわけがない。「やれるだけやってみよう」と両親に話す高橋先生は、医師として以前に相手の心を理解できる貴重な人なんだと思った。幼い命を懸命につなげようとするご両親と高橋先生。待望の第5巻は2011年3月発売です!3巻までのあらすじ・感想はこちら…涙なしでは読めません。 「義男の空」 エアーダイブ
2011年01月19日
虎と狼(1)BL好きの女子高生・美以が実家の定食屋を手伝っていると、お互いを「トラ」「オオカミ」と呼び合う2人の男性客が…。美しい2人に妄想を膨らませてしまう美以。そんな時、お店に立ち退きを迫る話が…!? 虎と狼(2)BL好きの女子高生・美以は実家の定食屋の常連客だった大学生のトラとオオカミが自分の学校の先生になって現れてビックリ! 口の悪いオオカミはいきなり問題児達と対立。美以もそこに巻き込まれ…!? ”BL好き”と連呼する割に、BL要素は希薄です。(BLはちょっと…という人も抵抗なく読めるのでは? BL好きの人は全然物足りないと思いますが…)なんか無理やりBLをくっつけた感じですね。 設定が生きていません。ヒロイン+2人のイケメンというのは、『花より男子』、『キャットストリート』、『まつりスペシャル』と同じ。 これって少女マンガの王道なんでしょうか…この流れで行くと、トラ(『花男』でいえば花沢類)に惹かれている美以だけど、最後くっつくのはオオカミ(ズバリ道明寺!)ということに…となると、前3作とまったく同じ流れになってしまいます。それはそれでいいのですが、どこまで新しい要素を盛り込めるかネックになってきますね。 (そこでBLなんでしょう…)これからどれだけ話を膨らませてくれるのか、期待しています!3巻は2月25日発売予定です!!
2011年01月17日
ましろのおと(1)津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村 雪(さわむら せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人々と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。 ましろのおと(2)東京の高校に転入した雪はクラスメイトの前田朱利が「津軽三味線愛好会」を設立しようとしていることを知る。三味線のことは何も知らないのに愛好会を作りたいという朱利が理解できないでいた雪だが、ふいに朱利のケータイから聞き覚えのある旋律が流れる。それは紛れもなく雪の祖父が遺した曲「春暁」のフレーズだった‥‥。羅川真里茂が贈る唯一無二の津軽三味線×青春ストーリー! 「邂逅」と「激動」の第二巻!!大好きな羅川真里茂さんの新作です。今まで読んだ中でハズレマンガがないという素晴らしさ!もちろんこの『ましろのおと』も面白い! 最高です!それも少年マンガです!(月刊少年マガジン連載)少年マンガで連載って、この作者さんにとって初ではないでしょうか?(間違っていたらすみません…)今回の連載の主人公は、津軽三味線奏者・澤村雪。津軽三味線って吉田兄弟くらいしか知らないけど大丈夫?と思いましたが、分からないなりに(笑)、ものの見事に話に引き込まれてしまいました。『しゃにむにGO』はテニスを通しての成長物語でしたけど、これは祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪の「自分の音探し」の物語なんでしょう。ちょっと寡黙な主人公を引き立てる脇キャラが秀逸です。19歳にはとても見えない雪のお兄ちゃん・若菜、どんな仕事をしているのか皆目わからないゴージャスな母・梅子、これからライバルになるであろう緒方洸輔、クラスメイトの前田朱利などなど…誰もが雪の成長に欠かせない存在になっていくんだろうと思います。3巻は2011年4月中旬発売予定です!
2011年01月15日
Deep Clear「こどものおもちゃ」の紗南(さな)ちゃんと「Honey Bitter(ハニービター)」の珠里(しゅり)がメインの番外編。どちらも好きだったので、2人が主役のマンガが読めるなんて嬉しいの一言に尽きます。以下ネタバレご注意!人の心が読めてしまう力を持つ珠里が働く調査事務所に、かつて名子役で今は大(?)女優の倉田紗南がやってきます。今度探偵の役をやるのでその役作りの参考にするため、珠里から話を聞きたいということですが、紗南のマネージャー・玲くんには別の依頼がありました。それは、紗南ちゃんと羽山くんが別居した原因を調べて欲しいということ。この二人、ちゃっかりしっかり結婚していたんですね~~!それなのに別居ってどういうこと? 玲くんじゃなくても気になるところです。紗南と会っているうちに、珠里は紗南のお腹辺りに”気”があることにきづきます。どうやら紗南ちゃん、おめでたらしいのですが、”一人で産んで育てる”という紗南の心の声を聞いてしまった珠里は、羽山くんとの別居の理由を探りに羽山くんに接触します。「こどものおもちゃ」の中にも出てきますが、羽山くんのお母さんは羽山くんを出産する時に亡くなっているんですね。そのことがあるので、羽山くんは紗南ちゃんが出産することに恐怖心を持っています。おまけに今までの悪の所業のバチがあたって、悲惨なことになるんじゃないかと心配の堂々巡りに陥っちゃってます。。。”ひょうひょう”の羽山くんも人の子だったんですね…途中、ヘソの尾が首に巻きついて危険な状態になった赤ちゃんを珠里が察知して助けたり、紗南と珠里は友人以上の関係になっていきます。産まれた子どもの名前が「紗里」というのも、その証拠ですね!もちろん紗南ちゃんと羽山の間も完全復活です!「Honey Bitter(ハニービター)」での珠里は寡黙で喜怒哀楽少なめですが、ここでは紗南ちゃんとの絡みでだんだん表情に丸みが出てきてます。陽太くんとやっとお付き合いすることになってよかった、よかった!紗南ちゃん&羽山くんの成長した姿も見ることができたし、懐かしい面々が登場してくれて、楽しい一冊でした。直澄くんが登場する番外編「Misty Blue」も収録されています。どうしても紗南ちゃんを忘れられなかった直澄くんが、今一緒に暮らしているお相手は…おっと~~~っと思いましたが、それはそれで直澄くんらしいなぁと納得。報われなかった直澄くんにはぜひ幸せになってもらいたいです!こどものおもちゃ 全10巻Honey Bitter(ハニービター) 1~8巻
2011年01月10日
タイトルが洒落てます。原題は『Devil Take the Blue-Tail Fly』。なんとも奇妙なタイトルですが、アメリカではポピュラーな歌なんだそうです。ハープシコード奏者・エレンが精神病院から退院する朝から物語が始まります。絶対に後ろ姿を見せない二人の看護婦。それはどうしてなのか…。退院できる喜ばしい日なのに漂う緊張感。家に戻り、ハープシコードの鍵を捜す時に感じた違和感。そして死んだはずの男の登場。エレンの語りで話が進んでいくのですが、エレンの妄想なのか現実なのか曖昧で、現在と過去を行きつ戻りつすることもあって、読んでいて落ち着かない感じがします。語り手の話が信用できないなんて、ここからしてもう不安要素が…第6章から終盤にかけては加速がついて一気に読ませてくれます。ここでのネタは今ではありふれたものとなっていますが、発表されたのが1940年代だというのは特筆されるべきものだと思います。最後の2,3ページは背筋がぞくぞくするほど残酷です。内容(「BOOK」データベースより)今日がその日だ―退院日の朝、精神病院のベッドで目覚めたエレンは純粋な喜びを感じていた。これで愛する夫のもとに帰れるのだ。退院後、優れたハープシコード奏者であったエレンは、演奏活動を再開する。しかし、音楽も、夫との生活も、以前とはすべてが微妙に違っていた。不安に怯えるエレンの前に、ひとりの男が現れたときから、封印されていた忌まわしい過去が形をなしはじめ、彼女をめぐる暗い影は、恐怖に満ちたクライマックスへと次第に戦慄の度合いを増してゆく…。人間心理の暗部に深く探索の針をおろし、そのあまりに突き抜けた先見性ゆえに、70年代に劇的な復権を果たすまで不当に埋もれていた本書は、読み巧者ジュリアン・シモンズが手放しで絶賛し、各種ベスト表にも選出された“幻の傑作”である。
2011年01月08日
明けましておめでとうございます!今年も毒にも薬にもならない(!!)当ブログをよろしくお願い申し上げます! 2011年一冊目はこの本! (まだ読んでいる途中なんですが…)【送料無料】オール・マイ・ラビング内容(「BOOK」データベースより)下町の老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む古本と謎を、四世代のワケあり大家族・堀田家が家訓に従い解決する。ページが増える百物語の和とじ本、店の前に置き去りにされた捨て猫ならぬ猫の本…。不可思議な事件に潜む「あの人の想い」とは?笑いと涙の下町ラブ&ピース小説、待望の第5弾。
2011年01月01日
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