へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2012年08月30日
XML

獣王星

単行本全5巻、完全版は全3巻。

(↑画像は単行本の第5巻です。)

1993年から2003年まで10年にわたって描き続けられた作品です。



11歳の少年・トールが、死刑惑星「キマエラ」に落とされ、

厳しい自然環境と弱肉強食の世界で生き延びていく姿に、

生きることへのすさまじい執念を感じます。



キマエラに住む人々は、まず自分が生きること、

第二に自分の遺伝子を残すことを考えます。

まさに動物の本能そのもの。



生きることの原点を見せつけられたような気がします。



エンディングで、トールが拾った女の子に“ティズ”という名前を与え、

「“希望”という意味だ」と話すところは圧巻です。

トールが何度も絶望の淵に追い詰められた時、

そこから救ってくれたのはほかならぬ“希望”だったんですね。

(途中、カリムに惚れてしまったことは大目に見てあげよう・・・)



『 OZ-オズ- 』とともに傑作SFマンガだと思います。 

これは(これも)絶対オススメ!







西暦2436年、地球から150光年の距離にあるバルカン星系に移民していた人類は

太陽系から独立し、独自の政府を築いていた。

バルカン星系の首都であるコロニー「ユノ」に住む双子の兄弟、

トールとラーイは政治家でかつ科学者の両親を持つエリートの出自。

11歳の彼らもエリートへの道を歩む日々を過ごしていたが、

ある日両親が殺され、トールとラーイの二人も今まで存在さえ知らずにいた、

死罪のものが送られるという死刑惑星「キマエラ」に落とされる。

厳しい環境で想像を絶する生態系をもつキマエラは

獣王と呼ばれる王が支配する弱肉強食の世界。

最先端の設備に囲まれ環境も整備されたコロニーで育った

トールとラーイにとっては生きることさえ困難な星だが、

生命力に溢れるトールは惰弱な弟ラーイを連れ、生き延びるために戦っていく。

高い適応力を見せ短い期間でキマエラに順応していくトール。

やがて、獣王になればキマエラの外に出られることを知ったトールは、

両親の殺害と自分達がキマエラに落とされた理由を知るために

獣王になることを目指す。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年08月30日 21時30分11秒
[マンガ タイトルさ行] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: