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漫然と観劇しにいき、ロビーにカメラが入ってたり、クンツェさんがいたりして、今日はなんか特別な日なの!?と思っていたら、初日でした。 我ながらうっかりにもほどがあるなあ。 今日からだったんです! ウィーン版は初めてでしたが、とても面白かったです。 演出が違うとこうも印象が違うのかと。私はウィーン版は骨太な印象を受けました。そしてトートがワイルド。トート「閣下」というイメージではなかったですね。力強かった。体格もいいし。 ルドルフとのシーンではかなりルドルフを引きずり回していました。 特筆すべきはルドルフの最期のシーンですかね。ドレス姿の使徒(男性3名と女性3名だったと思います)とトート。ごついんだもの。ドレス姿で皇太子を引きずり回すんです。でも「死」という言葉が持つイメージは乱暴で横暴な要素もあるので、そういう側面からのアプローチと考えると納得です。 宝塚版のような耽美なものとはまた違う味わいです。 舞台装置も面白かったです。 ヤスリをイメージした可動式台を駆使して、スロープみたいに使ってみたり、高い位置に水平にして上に乗って演じてみたり。 カフェのシーンのゴーカートもなかなか面白い演出でした。 奇抜なものが多いと思いましたが、それに違和感があるわけではありませんでした。 前編ドイツ語での上演なので字幕が入るわけですが、字幕を読んでると東宝版や宝塚版と違う表現がでてきます。当たり前といえば当たり前なんですが、字幕のおかげで今まで以上にストーリーの流れが理解しやすかったというか、なるほどこういうことだったのねと過去に観たシーンを思い出して腑に落ちることがしばしばありました。 特にマダムヴォルフの館から体操室で皇后が倒れてトートが登場する一連の流れ。 宝塚版ではマデレーネが病気持ちで皇帝経由で皇后にうつったとう表現は全くなくて、確かダイエットのしすぎで倒れて、そこにトートが現れ、マデレーネと皇帝が写っている写真を見せられ、皇帝の裏切りを知るという演出。 東宝版ではマデレーネは仕事熱心で病気持ちで、皇帝経由で皇后に感染し倒れたところでトートが現れ、感染していると告げられたことで皇帝の裏切りを知る。 ウィーン版はグリュンネ伯爵(だったと思いますが、記憶が曖昧)がマダムヴォルフの館で、病気で熱っぽいのを違う意味で熱っぽいと勘違いして宮廷にお届けし、以下は東宝版と同じ。東宝版の方がちょっと生々しく感じたのは、字幕と日本語台詞の違いでしょうか。ドイツ語がわかれば、やはり生々しく感じてしまうのかな? エリザベートの「ありえないわ」という台詞の裏には「陛下が自分以外の女性と同衾するなんてありえない。ましてや自分が性病にかかるなんて!!なんて屈辱的なの」という意味が隠されていたんですね。 これまでは私は「陛下が浮気するなんてありえない」くらいにしか思ってませんでした。もっと衝撃が大きかったんですね。皇后様のプライドずたずたになったんだわ。だから「陛下が先に自分を裏切ったから自由になれる」のか。 それまではきっと、宮廷が窮屈で、陛下がマザコンでも彼なりにエリザベートを愛していることを知っていたから、自分から陛下を裏切ることはできなかったのでしょう。 そういえば、日本での公演ということで、少しだけ日本語の歌詞で歌ってくれた箇所がありました。マダムヴォルフの館のシーンに入る直前のルキーニの歌です。聞き取りやすい日本語の歌でした。 今日は初日だったので、クンツェさんや演出家のクプファーさんも来られていたようです。カーテンコールの時舞台にご挨拶にいらしゃいました。といってもコメントがあったわけではないのですが。 彼らだけではなく、どうも裏方さんたちも舞台に出てきてご挨拶されていました。 花束贈呈は日本で初日の幕が開いたお祝いってことですよね。 それから、幕間の休憩中客席にクンツェさんがいらしてて、サイン待ちの長い列ができていました。そんなに気さくにサインを求めていいのか、と思いつつワタクシもその列に並んでしまいました。自分の休憩なくなってしまうのに、丁寧に笑顔で応じていらして、優しい人ですねえ。作品だけでなくファンになりそうです。
2007.03.28
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先週火曜日から熱があがり、咳が出て悪寒がして、背中が痛くなり、こりゃまずいってんで病院に行ってきました。それが先週水曜日。 念のためにインフルエンザの検査もしておきましょう、というのでやってもらうことに。 先生は綿棒の長いやつを取り出すと、おもむろに鼻の穴につっこんでぐりぐり。 気持ち悪いやら痛いやらで思わず顔をしかめてしまいました。 結果は15分ほどで出る、ということでしばし待機。 再び呼ばれて検査の結果を告げられたところ「陽性」とのこと。 なるほど、インフルエンザだったらしい。 仕事はたまりまくってて休むとさらにたまるのは必定なのだけど、こればっかりは仕方ないわよね。 一応先生に、いつから出勤してもいいんでしょうか。と聞いたところ、「熱が下がって48時間様子を見て、なんともなかったら」 というお答え。 会社には妊婦さんもいることだし、これで出勤して移しでもしたら合わせる顔がない。 というわけで、早速上司にメールしました。「今週いっぱい休みます」 やる気がすっかりなくなってしまいました。 インフルエンザのせいで。 ほかにも原因はあるのですが、ここは一つインフルエンザのせいにしてゆっくり休もう。と心に決めました。 話題のタミフルを処方してもらい、ひとまずうちへ。 あとはもうだらだらと過ごすのみです。 病院に行った水曜日は一日しんどかったのですが、休んだ木曜日はタミフルがきいたのかだいぶ楽になりました。熱も微熱程度に下がったし。 熱といえば、何年かぶりに38度6分とか39度とかを記録。さすがインフルエンザです。 タミフルはさすがに三十路のワタクシには異常行動を起こさせることもなく、強いていえば仕事の夢ばかり見ましたが、たいした副作用もなく効いてくれたようです。 で、回復しつつある木曜日金曜日土曜日。 あまりにもすることがないので、おうちでDVD見てました。舞台の。 明けて月曜日の今日、久しぶりに仕事に行ったのですが、食欲がない。 缶コーヒーすら気持ち悪くて途中で飲めなくなりました お昼のお弁当も半分以上残しちゃったし。 やっぱり、病み上がりなんですかね。夜もあんまり食べたくなかった。 そのくせ仕事は窓口がめちゃくちゃ忙しくて。 出勤したとたんに咳がではじめるし。これはやはり、仕事がイヤということなんでしょう。 明日は送別会なのに、どうしようと思っています。食欲ないのに。
2007.03.19
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大阪千秋楽でした。 東宝ミュージカルでは初の千秋楽。 しかしながら、今回は千秋楽が初観です。 原作の小説を読んでいたので、だいたいの流れはわかって臨んだ今回。 カリオストロさん結構活躍するじゃないですか。 涼風さんのマリーがとてもキュートでかわいかった。 無邪気で愚かなマリーが後半きりりと王妃らしくギロチンにかけられるところまで多彩に演じられるのですね。涼風さんすごいと思いました。どの表情も美しかった。 終演後、「フェルセンに泣かされたわ」というおばさまがいらしたのですが、私はルイ16世陛下に泣かされました。 いい人なんですよ、ほんとに。錠前オタクでね、国王が向いてなかっただけです。でもマリーのことはとても愛していた。頼りない旦那さまですけどね。表現の仕方が上手じゃなかっただけなんです。 立場が人を作るのか、人が立場を作るのか。 国王も何年もやってればやっぱりそれなりの思いというのが、できるのでしょうか。 石川さんが千秋楽のご挨拶でルイ16世陛下の最後の言葉を引用しておられましたが、その言葉が泣けるんです。 「私は私を死につかせる者を許す。私の血がフランスの幸せとなることを祈る」 これは原作の方からひっぱってきましたが、こういう方なんですよ。 石川ルイ陛下はその善良ぶりが本当にお見事で。はまり役だわと思いました。 それから、一番感動的だったのは、カーテンコールで舞台袖から出てこられたときに、マリーが死刑台に上がる前に脱ぎ捨てたかぶり物(なんていうんでしょう、ぼうしみたいなあれ)をそっと拾って、とても大切そうに両手で持っていらっしゃるのです。 本当に愛してたのね。 本編よりそこで大号泣。 ご挨拶では「家族は大切にしましょう」とおっしゃってました。この石川さんから聞くと本当にそうだわ、大事にしないとって思いました。 そういえば、家族4人で幽閉されてるシーンで、眠ってしまった娘を抱き上げるシーンとか、息子に馬車を作ってやるシーンとか、暖かくていいシーンでした。 石川さん目当てでいった舞台ではなかったですが、今回石川さんに心奪われてしまいましたよ。いい人だ。 千秋楽のご挨拶では、土居アニエス修道女が秀逸。 毎日井上くんにさわやかに「いってらっしゃい」と声をかけられて肌の色つやよくなったらしいです。 涼風さんは高嶋にいちゃんに「自らが扮したオルレアン公」の写真を送ったとか。 東京公演からは涼風さんがマリーとオルレアン公二役だそうです。(嘘) とりあえず、こんなところで。
2007.03.05
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