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凪2401

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2011年02月11日
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カテゴリ: 読書メモ。
『これからの「正義」の話をしよう』のサンデル教授の講義録です。
教育テレビでの放送を見逃してしまっていましたし、
いつでも好きなページが開けるので、講義録の出版を楽しみにしていました。

『これからの「正義」の話をしよう』も非常に興味深かったですが、
講義録は更に分かりやすくて面白かったですね。

学生達に「伝えたい」という気持ちや伝えたいことが確り定まっているからこそ、
魅力的な講義になっているんでしょう。

大学時代にこういう講義に出会えるということは幸運でしょうね。
アメリカという国で、というところに更なる面白さがあると思います。

面白さを見出そうとする努力を怠っていた、というのも反省ではありますが……

『これからの「正義」の話をしよう』でも出ていた、
正しい殺人はあるのか、課税に正義はあるのか、といった、
答えに詰まるような問いが、哲学の話のヒントとして議論されていきます。

自分の考えの立場がはっきりとしているサンデル教授と違い、
学生達は立場は決めても判断材料や考える時間が圧倒的に少ないはずです。
その中で出される質問は自分の立場に近いものもあり、
なお面白いなあと思って読み進めました。

「哲学」というと、一部の理屈の好きな人間の小難しい学問のような印象がありますが、
「よりよく生きる」ということについて考え続けた人たちの、
思考の歴史についての学問なんだと考えると、俄然好奇心がわいてきます。


その「選択」を行う上での土台を固めるものとして、
こういった学問は重要な材料になるんでしょう。
できることなら後悔なく、正しい選択をしたい、と思うことは多いでしょうから。

下巻も楽しみです。







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最終更新日  2011年02月11日 10時05分15秒
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