離人症の器

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凪2401

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2011年02月20日
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カテゴリ: 読書メモ。
「たとえ報われなくてもいいものがつくりたい!」
そんな男たちを追った、涙と笑いのコミックエッセイ!

そう帯に書いてある通り、中小企業に代表されるものづくりの現場を、
元エンジニアの作者の見ル野さんが取材していく、というものです。

前から本屋さんで見かけるたびに気になっていまして、ついに購入。
日曜日の『夢の扉』というテレビ番組もそうですが、
「ものをつくる」という人たちを見るのが大好きでして、
特にこう、頑固に、一徹に、という職人技は本当にすばらしいと思っています。

1章 ものづくりに賭ける一本気な情熱に男泣き!

3章 日の目を見ずして消え行く機会に男泣き!

などなどなど。章のタイトルを見ているだけで興味深いですね。
「少しでもいいものを」という想いのもと、作り続けた人たちの物語は魅力的です。

欲をいえば、もっともっと一見地味に見えてしまうような、
そんな職人さんのスキルに光を当てて欲しかったですね。

裏表紙に「六角レンチの回し方で何年目かわかる」という職人さんのセリフがありますが、
そういった基礎的な技術面もたくさん紹介してほしかったなあ、と。

その「身体知」といいますか、アートの部分にこそ、魅力を感じます。
あまり光が当てられることは無くても、その日の目を見ない部分に、
じっと向き合って作り続けてきた、ということには、
企業の知名度とか規模とか、そういったものでは図れない凄みがありますからね。








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最終更新日  2011年02月20日 15時37分25秒
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