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凪2401

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2012年10月31日
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カテゴリ: 映画。
気がついたら、予定外に更新があいてしまいました。
12月いっぱいまでは、仕事のいそがしさも落ち着かなさそうです。

年が明ければ、大分落ち着くと思うんですけれども。
それまでは、週に1回程度の更新頻度が続くと思われます。

ちょっと前に見た映画です。
9.11がテーマになっているとのことで、話題になった映画でもありますね。

少し物語展開に無理があるところもあったんですが、
それはもう関係ないなって思うぐらいよい映画でした。


9.11で父親を失った少年の物語です。



対人交流に障害がある、という問題を抱えていました。
そんな少年が数少ない、そしてもっと近しい理解者である父親を、
9.11という出来事によって突然、しかも理不尽に奪われてしまう。
死体さえ見つからなかった父親の死は当然ながら受け入れがたいもので、
深い悲しみから抜け出すことができないままに少年は毎日を送ることになります。
そんなある日、少年は父親の部屋で鍵を見つけます。
鍵と共に残されたのは、「ブラック」という名前のみ。
少年はその鍵に合う鍵穴を見つけるために、
ニューヨークに住む「ブラック」という名を持つ全ての人に聞いてみよう、
と決意するのですが……



そんな感じのストーリーです。


9.11という「事件」について何かしらを語る映画なのだと思っていたんですが、
この映画はそうじゃなくて、「理不尽に大事な人を奪われる」という、
深い悲しみに直面しなければならなかった子どもの物語だな、と思いました。

9.11というテロという事件と向き合った、という面もあるのかもしれませんが、
それ以上に、「理不尽な喪失」という悲しみに向き合わざるをえなかった、


それだけでも、十分に心に重く響く物語だったんですが、
それだけで終わらなかったのが、更にこの映画をすばらしいものにしていると思います。

最初は全ての「ブラック」さんに子どもがひとりで会いに行くなんて無理だよとか、
そんなにうまくはいかないんじゃないかな、というちょっとこじつけに見えた部分が、
最後には全て一本のラインでつながっていくんですね。

大事な人を失うということは、
決して何かで埋めることのできるようなことではないんだけれど、
それでもやっぱり人は自分で思っている以上に人の優しさや、
人を想う気持ちに守られていて、そうである限り、
この世界にあるのは絶望ばかりではないと、そう思いもしました。

泣かされましたね~。本当に、とてもよかったです。







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最終更新日  2012年10月31日 20時05分59秒
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