![]()

ル・マン24時間レースが行われるサルテ・サーキットは、早くも決勝スタートの朝を迎えた。天候は薄曇。まだまだ空気はひんやりとしている。しかし、スタンドには気の早い観客がすでに集まり始めている。その観客が見守る中、午前9時からは決勝を占うウォームアップ走行が45分間に渡って行われた。
このウォームアップに対するアプローチはプジョーとアウディで大きく異なる。アウディはどのマシンも3人のドライバーが順番にステアリングを握って、ピット作業の練習なども含めつつ走行。これに対して、プジョーはどのマシンも1人のドライバーが45分間ステアリングを握ったままで連続走行を行った。
タイム的には、予選に続きプジョー勢がトップ3を独占。しかも、9号車のフランク・モンタニーが3分20秒332、8号車のペドロ・ラミーが3分22秒348、7号車のニコラ・ミナシアンが3分22秒874と、予選と見まごうばかりのベストタイムをマークしている。また、この3台はすべてキッチリ11周してピットイン。プジョーは、アウディに対して若干燃費が悪いと言われており、1スティントが11周になるのではないかと言われていたが、そのシミュレーションを行っていたのだろうか。
但し、昨日行なわれた記者会見の席上で、テクニカル・ディレクターのブルーノ・ファミンに確認した所、「プッシュすれば11周だが、若干ペースを抑えていけば12周は可能」とのことだった。作戦としては、序盤にプッシュしてアウディに差をつけた後、ペースを抑えるのかも知れない。対するアウディ陣営のウォームアップでのベストタイムは、2号車が3分23秒319、1号車が3分25秒457、3号車が3分25秒811。ラップタイムでプジョーに及ばないアウディ陣営としては、1スティント12周できっちり走って、相手のミスを待つ作戦を取ることになるだろう。
一方、日本勢として気になるのは、予選初日、野田英樹のドライブ中に大クラッシュを喫した44号車。このマシンは、このウォームアップに出走できれば、決勝スタートが認められるということだった。そのため木曜日、金曜日は、チームが不眠不休で修復作業を行った。サスペンションアームが根元からもげたことで、ブラケット装着部分など、モノコックにも多少ダメージがあったが、それもこの2日間で完全修理。その他のパーツもほぼすべてが新品だ。また、エンジンは本番用に積み替え、ウォームアップを走行。きちんと計測もできたということで、野田も初めてのル・マンで本戦に進むことができるようになった。
スーパーGT第6戦鈴鹿1000km 予選 2008.08.23
F1第8戦フランスGP 決勝結果速報 2008.06.22
スーパーGT第4戦セパン 決勝結果 2008.06.22