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淡路屋さんの青のコンテナ弁当、公式発表はまだなのですが、京王駅弁大会でその内容が具体的になりました。きつねの鶏めしがコンテナ版になっただけという・・・。基本、コンテナ弁当は既存の中身を入れ替えたものと考えた方がよいでしょう。具材から全くの新作を予想してたのですが、ひねってほしかったなあ(^^;;)。改めまして、福岡の仕事が終わりましたので年末年始の掲載予定です(Updated)。1、明知鉄道のじねんじょ列車2、駅弁屋さんのおせち料理3、くろまつ(2024)地肴コース4、観光列車タイアップのレストランを1~2軒5、ひのとり(Updated:主にプレミアム車両を中心に)6、阪神百貨店の駅弁大会7、鶴屋の駅弁大会というわけで年末年始は食べる方向になるので、今年は早めに晩御飯を低糖質のものにするなど、節制に努めております(^^)。帰省中も極力1食は節制のものにする計画です。今日の駅弁は管理人が新幹線の車内で摂る食事として、結構な割合で買っている中華弁当です。神戸の中華弁当は横浜の崎陽軒に対して、豚まんで有名な三宮一貫楼さんとのタイアップで企画された内容になります。パッケージは南京町の他、メリケンパークやポートタワー、風見鶏の館など、神戸の代名詞的建物がずらり。中身は白飯に一貫楼特製の焼売が3個とエビチリ、麻婆豆腐、青菜の胡麻油仕立て、ケンミンの焼ビーフン、搾菜、付け合わせのブロッコリーが入ったThe 中華とも言える内容です。崎陽軒の中華弁当とはおかずの内容が若干違いますが、豪華なものには変わりありません。点心に力を入れているお店の味をそのまま手軽に味わえるだけに、腹持ちのよい満足度の高いお弁当なのです(^~^)。おかずが濃いめの味付けになっているので、ご飯がとにかく進みます!午後の仕事のスタミナ涵養にもうってつけ。これはホンマ、ウマいです(^~^)。年明けの仕事初めは昼からなのですが、この駅弁は仕事にも持っていく予定です。早速仕事初めから外回りが入りそうなので、これで2024年の英気を養いたいと思います。
2023.12.22
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仕事が繁忙期に入り、更新のピッチが遅くなっていること、申し訳ありません。12月の中頃までは忙しくなってきますので、5日~1週間の頻度での更新となります。恐れ入ります。11月~年内のアップ予定です。1、駅弁を3種類ほど2、阪神・オリックスの優勝パレード3、あをによし(2023)4、考察・駅の冷凍自販機についてということで、9月の3連休に日光遠征に出向いたときに朝食代わりに食べてきたのがちゃんこ鍋の駅弁です。ちゃんこ鍋を駅弁にしたのは、コラボ商品で攻めるお馴染みの淡路屋さん。コラボ先は異色かつ異例の日本相撲協会です。協会監修の商品であるだけにかなりの本格派。伝統的に各相撲部屋で食べられる鶏のちゃんこ(ソップ炊き)がベースとなっています。ソップ炊きは二本足で立つ(つまり手をつかない→負けない)ということで、ゲン担ぎとして本場所の初日や千秋楽の日に食べる習慣がある部屋が多いとのこと。ちゃんこ鍋は管理人もレシピの参考のために高砂部屋や宮城野部屋などのHPを見たことがありますが、ソップ炊きについては定番メニューとして出されることが多いそうです。実際の中身についても、鶏肉や鶏つくねがメインとなっていて、これに薄揚げや椎茸、葱などの野菜、うずら卵が入るなど、具材は各相撲部屋のちゃんこをヒントにしたものです。基本の味付けは柚子塩で、さっぱりと朝から食べられます。ひもを引いたら6~7分でアツアツが食べられるあっちっちシリーズにもなっているので、温かいものを食べたいときにはおススメです。これは朝食として食べたものですが、あっさりしていて肉が結構入りました。ご飯は具材の下に隠れているので、温まったら混ぜておじや風に食べても美味しいです。相撲ちゃんこシリーズはこの他にも牛ちゃんこ弁当が姉妹品として売られていて、こちらは淡路屋さん十八番のすき焼きをアレンジしたものになっています。あっちっちシリーズは価格が1500円前後と専門店並みにかかりますが、その分本格派の味が楽しめます。相応の価格の分、量についてご飯はせめてもう少し増やしてほしかったですね。
2023.11.01
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有名店とのコラボ駅弁です。しかもメインのネタはふぐ!高級食材のとらふぐとまふぐを身近に食べられる一品として売り出されたものです。2025年は関西2度目の万博が控えています。万博に先立って大阪の食文化を広めていくこと、駅弁の活性化を図る目的でコラボした駅弁はふぐ尽くしの満足のいく内容となっています。ふぐの駅弁は、新山口や下関でかつて売り出されていましたが、定期販売としては久々の復活となります。ふぐ料理は大阪の食文化を代表するもので、ふぐの提灯で名を馳せたづぼらや無き後も黒門市場に残る太政(ふとまさ)などの有名店が、その伝統の灯を守るために奮闘しているのです。ふぐ駅弁のコラボ元は大阪の有名店「玄品ふぐ」で、関西だけでなく首都圏や大都市、中国、シンガポールにも出店をしているふぐのスペシャリストです。スリーブは地味な感じを受けますが、お店のイメージに沿ったデザインとなっています。高級感も漂いますね。そして、ふぐが満載の中身はこちら。ふぐの唐揚げが2切れにふぐ入り団子、ふぐ皮の松前漬け、味付け焼きふぐ、ふぐの西京焼き、箸休めの小松菜おひたしにさつまいもの甘露煮、酢蓮根とふぐが盛りだくさんの内容となっています。ご飯は味付きの茶飯で、ふぐのおかずに合うように仕立てられています。ピリッとした青唐が2本入っているのも味のアクセント。おかず的にご飯が進みますが、お酒も進む内容なので、飲まれる方は辛口の日本酒や焼酎などを用意ください。西京焼きは甘めの味噌がふぐの味にしっかりとついているので、ご飯にとにかく合います。団子も〇。コリコリとした食感がほんのりと感じることができます。松前漬けは柚子が効いているので、これが一番お酒に合いそうですね(^~^)。焼きふぐはピリッとした味付けで、これもお酒には丁度いいかも。最後に唐揚げは一番楽しめるおかずかと思います。実際のお店でも人気メニューの一つになっているので、是非味わってほしいですね。午餐や晩餐としても、お酒のつまみとしても堪能できる内容ですので、お店の敷居が高いと感じられる方にとっては、入門編となる一つになるでしょう。価格は1800円とお弁当としては高額(管理人は買い物で貯まったWAONから捻出しました)ですが、ふぐであることを考えると、お店のクオリティを楽しめる駅弁としては及第点ですので、関西のスペシャリテとして楽しんで頂けたらと思います。淡路屋さんのコラボ駅弁はこの他、つけダレを考案し焼肉弁当の元祖である名店、大同門と共同で開発したハラミ焼肉弁当があります。こちらもクオリティの高い一品になっているので是非。
2023.04.02
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大ヒット作となったコンテナ弁当の第2弾です。発売は1月7日と七草の日に発売をされましたが、管理人は慌てず供給量が十分に落ち着くまで待っていましたので、2月上旬に入手です。第2弾のコンテナは、50個だけ作られた19D型コンテナの緑バージョンを再現したものです。鉄道コンテナは1959年のコンテナ特急たからの運行が嚆矢となりました。このコンテナ輸送50周年を記念してJR貨物が2009年に特別に制作をしたもので、全国的にも非常にレアな存在なのです。JRFマークも今は、お馴染みのJRマークに切り替えられているので、年々見られる数も少なくなってきています。中身は明石名物の鯛めしが盛り付けられています。鯛の切り身は大きめにカットされていて、塩味も丁度良く現地(魚の棚商店街など)で食べられる味が楽しめます。付け合わせは鯛そぼろに海老、ひじきの煮物と酢蓮根。鯛めしがメインですので、丼に近い内容です。ただ、惜しむべきなのはひじきの煮物と酢蓮根に不自然な甘味があるところ。原材料を見てみると、人工甘味料を使っているのでもったりした味は鯛飯の味とそぐわなかったです。1600円と結構な値段がしますので、付け合わせの質も、もっとあげて欲しいと感じました。食べた後の容器は、小物入れやお菓子作りの入れ物などに再利用できます。コレクションとしても最適。中にはコンテナを改造して鉄道模型で走らせる強者もいました。ちなみに淡路屋さんのお話によれば、開発は約1年を要したそうで、駅弁の新作はそう簡単に出せるものではないと実感します。来年はおそらく第3弾が出てくるだろうと見込まれます。色的に次は18D型コンテナではないかと予想しています。第3弾、出るならば健康的に安心して食べられる内容の駅弁にしてほしいですね。
2023.02.16
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謹賀新年 2023今年も皆様宜しくお願い致します。新春の食べ鉄始めはおせち料理です。ただ、普通のおせち料理をそのまま選ぶのは面白くない。となれば、今年チョイスするのは駅弁おせちです。このおせちを手掛けているのは、管理人一番のご用達、神戸の淡路屋さんです。淡路屋さんは元々は、大阪の曽根崎新地で発足をした料亭で、鉄道の構内営業や車内販売を始めたのは明治36年(1903)からになります。料亭時代を合わせると、鉄道開業の歴史と合致する老舗なのです。卯兵衛(うへえ)の名前は、料亭発足時の創業者の名から採ったもので、料理屋としてのDNAを示したものです。駅弁おせちを出し始めたのは昨年からで、今年が2回目の販売です。おせち料理ということもあって価格は13000円と値が張りますが、実家の土産を兼ねて入手しました。掛け紙は1905年に、今の福知山線生瀬駅で駅弁を売り出した当初のものを再現したデザインです。生瀬駅は現在は西宮市北部地域の新興住宅地の一部となっていて、当時の賑わいからは遠ざかっていますが、かつては有馬温泉への玄関口として賑わいを見せていたそうです。蓋を開けてみます。中身は駅弁らしい盛り付け方で、これで1~2人前なのですが、思った以上に重量があり、他に食べる料理との組み合わせによっては、3~4人前としてもいける量です。おせちを駅弁スタイルにアレンジしたものであるため、容器は大型の経木(きょうぎ)のものが採用されています。実際、雑煮や煮しめと合わせて食べたので、分けて食べたら丁度良い分量でした。お品書きは、地元兵庫の海の幸・山の幸をふんだんに使ったもので、肉は入っていないのですが、海産物のグレードが高い満足のいくものでした。【お品書き】・有頭海老旨煮・香住蟹爪甘酢漬・真蛸旨煮・直火焼き帆立・鱈煮・鰤照焼・味付け数の子・ほたるいか生姜煮・丹波黒黒豆煮・きんとん・栗甘露煮・伊達巻・金柑甘露煮・笹茶巾・柿の郷・花餅てまり・くわい松笠・鰆西京焼・にしん小巻・たらこ旨煮・蓮根煮・穂先竹の子煮・蕗煮・たたきごぼう・里芋煮・椎茸煮・人参ねじり梅さすが、味についてはきちんと料理長が入って整えているので、食材のクオリティはバッチリ。特に魚介類の献立は是非、機会があれば食べてみて下さい。有頭海老の旨煮は、海老味噌がたっぷり入った大型の海老を使っているので、辛口の純米酒と相性は抜群です。香住蟹も◎。甘酢の漬け具合がマイルドなので、蟹の味が活きています。他におススメなのは、真蛸の旨煮、帆立、鰤の照焼、丹波黒の黒豆、鰆の西京焼きと、地元の食材を使った料理は外せません。真蛸については明石のものを使って調理されているので、ひっぱりだこで味わえる旨味がこちらでもそのまま堪能できます。定番の美味しさです。そして、このおせちの目玉はコレ↑↑↑。金のおちょこが2つ付いてきます。ひっぱりだこの陶器をミニチュアにしておちょこにしたもので、通常版は1つ500円で販売されていますが、この金のおちょこはおせち限定の非売品で、コレクションとしても最適。2人で晩酌を楽しむには持ってこいです。また、阪神百貨店のオリジナルおせちでも、「八方よし」という中身が同一の姉妹品が発売されていましたが、八方よしはおちょこが紅白のオリジナルデザインと異なるので、おちょこのデザインによって卯兵衛か八方よしのどちらかを選ぶことも楽しみになるかと思います。おせち料理は全体的に甘い献立が多く、これまであまり手を出していなかったジャンルでしたが、新春らしい海の幸の味の良さは、管理人も納得できました。来年以降は慶事のときにお世話になるかもしれません。その際は宜しくお願いします。※卯兵衛は魚崎の本社や新神戸駅などの売店では販売をしておりません。今年以降で手に入れたい場合は、淡路屋のオンラインショップから注文するか、大晦日に阪神百貨店や、神戸大丸、阪急沿線の阪急百貨店、芦屋大丸、高島屋などの主要百貨店で一部販売がありますので、購入は計画的かつ戦略的に行いましょう。淡路屋オンラインショップhttps://all.awajiya.co.jp/
2023.01.01
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ガッツリ系の焼肉弁当です。食欲の出る駅弁は久しぶりですねえ。スリーブ式の掛け紙は、焼肉で有名な鶴橋の界隈をモチーフとしたものです。これだけ見れば一目で大阪ということが判るデザインになっています。中身は醤油ベースの焼肉ダレのしみ込んだ牛肉と、味噌味のタレがついたホルモン、白飯にナムルのThe焼肉弁当といった構成です。ナムルは菜の花、もやし、ワラビ、人参とほうれん草が入ったお店のものとは若干異なる部分もありますが、ごま油の効いた味付けはとにかくご飯が進みます。温めて食べると、あの鶴橋駅のホームに漂う食欲を誘う香りが広がり、一層美味しく食べられる弁当です。新大阪で買える焼肉の駅弁は他にも、焼肉たむらやJR東海パッセンジャーズも売り出しているので、比べて食べるのも面白いですね。おススメは肉よりも管理人はホルモンでした。ホルモンがとにかく下処理をしっかりしてから焼いていますので、臭みもなく美味しく食べられます。プリッとした食感と濃厚な味は専門店の味にもひけをとりません。ガッツリとスタミナのつく弁当ですが、ニンニクが物凄く効いていますので、大事なイベント前やお付き合いの前には控えることを推奨します。その分、満足度が違いますので旅先で満腹感を味わえる一品ですよ~。
2022.06.23
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2月のアップ予定です。1、鶴屋駅弁大会から駅弁1~2品2、西九州新幹線開業後の予想3、木次線のあめつち乗り入れについて考察感染の第6波が猛威を振るっている現在、職場でも外出を控えるよう通達が出ています。乗り鉄ならびに食べ鉄としては、感染を一度してしまうと療養の方でお金が逆にかかってしまうので、しばらくは外出も本当に最低限にとどめています。鶴屋の駅弁大会については、乗客の動向を見ながら行くことを予定していますが、新幹線や航空機の動向も見つつ、健康に留意をしていきたいと思います。今日は全国学校給食週間にちなんでおむすびです。学校給食週間は駅弁の日(4月10日)や駅弁記念日(7月16日)とは異なりますが、最初に出された献立は、駅弁の元祖と相通ずる点があるからです。最初の給食は、1885年に宇都宮駅で駅弁が販売を開始してから4年後の1889年(明治22年)、山形の鶴岡にあった私立忠愛小学校で始まりました。家が貧しくてお弁当を持ってこれなかった子どもたちのためにおむすび2個と塩鮭、青菜の漬物が出されたことが始まりで、これが今に通ずる学校給食の礎となりました。駅弁との共通点は提供されたものがおむすびであること、そして駅弁は旅行客に、給食は子どもたちに食を通じて元気を与えるという提供元の心意気であるところです。これはいつの時代も変わらない不易の部分であり、全国各地の駅弁屋さんに受け継いでいってもらいたいものです。今回のおむすびは、たこめしをにぎりめしにした、たこむすびめしです。駅弁の元祖が登場してからおよそ一世紀半、おむすびもバリエーション豊かになりました。竹の皮で包んだ包装は昔ながらの味わいがあります。中身はたこむすびが3個、たくあん2切れにいかなごのくぎ煮が入っています。兵庫県らしい地元ならではのにぎりめしです。味はひっぱりだこの茶飯と比べて薄味に仕立てられているので、これはウエストエクスプレス銀河弁当のたこむすびと共通しています。落語家のヨネスケさんが絶賛したおむすびだけあって、あっさりとたこの旨味が詰まったにぎりめしでしたよ(^^)。話を戻しますが、現在の学校給食は昔とは比べ物にならないほどグレードアップしていて、栄養のバランスもきちんと考えられた献立が栄養教諭の先生方によって組まれており、子どもたちの体格も大きくなりました。ただ、中学校の給食に関しては特に首都圏の学校ではデリバリー方式を採用している自治体もあるせいか、喫食率が少なく、まずいと問題になっている地域もあるそうです。これは給食、駅弁問わずそうですが、美味しいものをいかにして提供できるか、栄養のある献立をしっかりと組み立てられるかによります。給食週間はこういった鉄道と食に関することも改めて再認識させられる1週間となりました。
2022.01.30
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淡路屋さん、2022年の初頭からいきなりやってくれました!年末のプレスリリースを受けて業界や鉄道ファンが注目したのは、あのコンテナが駅弁になったことです。しかもJR貨物の承認済みといういわばオフィシャル商品。開発に2年を要した意欲作でありますので、これは入手必至。新幹線に乗り込むときにすかさず購入して参りました。パッケージはコンテナに合わせて直方体のコンパクトな中身となっていて、通常の駅弁よりも持ち運びがしやすく、これはファンだけでなく女性にも受けそうです。サイズは135×90×95mm。実物の27.5分の1スケールにダウンサイジングして再現しています。このサイズに辿り着くまでには試作品をかなりの数作ってお弁当の重量と整合させながら調整をしているはずです。開発者のエピソードを是非聞いてみたいところですね。パッケージを開けると、JR貨物の営業エリアが地図で表されています。JR貨物は全国最大のネットワークを誇りますが、路線の大半は他のJRの6社(旅客会社)から借りて使っているため、実際に独自で保有している線路の総距離数は、貨物駅やヤードなどの約80kmほどです。容器は19D型コンテナをベースに制作されています。製造当初はオリジナルのJRF(JR Freightの略)マークが入っていましたが、2014年製造のロットからは一般的に使われているJRマークに変更されました。ちなみにこの19D型は2009年にコンテナ輸送開始50周年(元祖は1959年のコンテナ特急たから)を記念して特注の黄緑のコンテナが50個製造されており、これはセリアのブリックコンテナでも発売されて、人気商品の一つとなっています。また、京都鉄道博物館での展示用に1個が特別に製造されました。側面についてもロゴや筐体の凹凸などが忠実に再現されています。完成度が本当に高いです。天板を開けると、おしぼりと伸縮タイプの割り箸が入っていて、中身がこぼれないように紙の抑え蓋で支えられている形です。抑え蓋を開けると、中身がようやく出てきます。中身は定番のすき焼きで、淡路屋さんの代表作でありますから安定した味が楽しめます(^~^)。家に持ち帰って卵をつけると、より美味しく食べられるので持ち帰りにも便利です。いやはやコンテナを駅弁にするとは。いつかは出てくるだろうなと想像はしていましたが、開発やライセンス取得などでハードルが高かったため、なかなか商品に出てくることは難しかったようです。難産を経て誕生したコンテナ駅弁ですが、第2弾、第3弾も出てくる予定だそうで、次のコンテナはどのようなデザインになるのか、そして中身がどうなるのか。この系統のシリーズ化はヘッドマーク駅弁以来のコレクション駅弁の要素が高くなってきました。可能であれば、冷凍コンテナに鰹のたたきを詰め込んで駅弁にするなど、常識はずれの発想からなる弁当に仕立ててもらいたいものです。楽しみにしてまっせ!!
2022.01.04
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「我ら食べ鉄道中記」のブログも開設から3年が経過し、6月11日に4年目に突入しました。4月に40000アクセスを突破し、2か月半で50000に到達しました。著作を刊行後、知名度の向上を上げていくべく営業活動を地道に行っていますが、今後もこの流れを継続していく所存です。皆様、引き続いての愛顧を宜しくお願いします。6月はDEC700型や旧国鉄車の動向など、食べ鉄と少し離れた記事にもなっていましたが、久しぶりに食べ鉄の本流、駅弁のネタです。淡路屋さんのひっぱりだこは伊右衛門、ゴジラ、ハローキティに続いて4つ目で本日はお父さんバージョンです。初めは掛け紙から。お父さんらしく黒の帽子をかぶって、ちょっと見えにくいですが髭を生やした昔の親父というかレトロ調のデザインになっています。この帽子と髭、よく見ると、Scatman Johnをイメージした感がありますね。Scatman Johnの歌は英語のディクテーション練習でよく活用していたので懐かしいです。次に容器ですが、青系の壺はシリーズ初登場です。青というよりは紺の高級感を漂わせる色に仕上がっています。中身も父の日の限定版を記念して、通常のおかずに加えて鰻蒲焼と炙り帆立が入ったハイグレードなものになっていました。炊き込みご飯は通常版は穴子がまぶされていますが、鰻と味が喧嘩をしないように省かれています。味はお馴染みの通常版をベースにしたもので、タコの旨煮や炊き込みご飯は安心感がありました。これに鰻と帆立を同時に楽しめるのは有難かったです(^~^)。実家にも父の日のプレゼントで送っていますが、ご飯を少し残して温めた出しをいれてお茶漬けにして食べたとのこと。伊右衛門版でも記事にしていますが、ひっぱりだこは〆のお茶漬けにしても美味しく食べられます。濃厚な鰹出しがまた炊き込みご飯と合うので出し茶漬けとしても是非お試しください(^~^)。本ブログで取り上げたひっぱりだこシリーズの壺を並べてみました。通常版と金は実家にありますので残りは銀と黄色を集めればコンプリートなのですが・・・。黄色はコープこうべの創業100周年記念商品としてタイアップで売り出されたもので入手出来なかったのが痛い(><)。このお父さんひっぱりだこですが、淡路屋さんのサイトによると、6月の父の日の限定品として今後生産の可能性があるとのことです。容器のバリエーションがある事例としては、横川の峠の釜めしの色違いが色々あるみたいですが、今度はエヴァンゲリオンの初号機の色の釜を出してきたので、東の峠の釜めし、西のひっぱりだことして張り合うのも面白いかもしれませんね。【おまけ】オリジナルの茶色→金→銀→ゴジラ(黒)→伊右衛門(抹茶)→ハローキティ(桃)→コープ(黄)→お父さん(青)と出たら次の色は何になるのでしょうか?予想を以下に立ててみました。①洋風版(水色)<これは開発を要望しているのですが・・・>②ヴィッセル神戸版(クリムゾンレッド)③白のひっぱりだこ(これも洋風?)④阪神タイガース版(黒と黄色の虎柄)⑤オリックスバッファローズ版(青)
2021.06.20
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前回に引き続いてウエストエクスプレス銀河関連の第2弾です。9月11日のデビューの際に、往路の車内で提供された夜食の弁当が曜日と数量限定で駅弁として世に出ることになりました。ただ、調整元の淡路屋さんのプレスリリースでは、あくまでも乗客第一で提供するとのことで、往路運行日の翌日(土曜日と火曜日)に限って販売をするとのことです。実際、販売当日の19日には新神戸駅で始発早々に売り切れるなど、大きな反響を呼びました。そこで今回は、確実に確保をするためにお取り置きをして手に入れました。弁当はスリーブタイプの掛け紙に入って提供されます。掛け紙は、車両のベースとなる瑠璃紺色に合わせられていて、統一感のあるデザインになっています。右側が弁当箱でこちらも瑠璃紺色のボティにヘッドマークをモチーフにしたプラスチック容器です。上蓋のヘッドマークは一見、シールを貼っているようにも見えますが、剥がれにくい塗装で加工されていて耐久性があるので、小物入れなどに再利用が出来ます。これはうれしいですね。裁縫箱に丁度よいサイズです。蓋を開けると弁当の中身が現れます。銀河の車内では、大阪駅を出発後に夜食として供されます。時間的にも10時過ぎになるのでボリュームは少な目、内容も肉や魚のないあっさりとした献立です。お品書きは以下の通りになります。・蛸飯おにぎり・すぐき醤油漬・小松菜と人参のお浸し・いもたこなんきん・抹茶入りわらび餅夜食という性質上、献立は5品と少ないですが、列車の発着点となる京阪神の名物を凝縮したものが厳選されています。お味は薄味で非常に食べやすく、脂質が特に少ないので(2.2g)胃もたれしません。整腸作用のあるすぐき漬(カゴメのラブレはこのすぐき漬に入っているラブレ菌が開発のヒントになっているそうです。)が入っているのもポイントです。カロリーが418kcalと控えめですので、女性の朝食にもピッタリ合いそうな駅弁にもなりそうですね。淡路屋さんの意図としては、翌日の観光に備えて体調を整えてほしいという思いも推察されます。この弁当は11月までの期間限定で、下関に発着先が変わる12月以降は調整中とのことです。下関へ行く便は昼行運用になるので、献立の内容が変わる可能性があります。ともあれ、車内で食べられる食事を家でも楽しめるとのことで、今回は家でゆっくりと楽しみました。
2020.09.22
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ようやく警戒宣言の解除が徐々に広がってきていますが、首都圏、近畿圏は継続中です。海外では第2波、第3波の詳報も耳にするようになってきているので、健康には引き続き皆様、気をつけていきましょう。外出自粛中、駅弁もちょこちょこと週末にお世話になっています。淡路屋さんは全国宅配や酒造メーカーの神戸酒心館(福寿)とタイアップしてドライブスルーで販売を行うなど、攻める姿勢は好感が持てます。台湾やパリでもひっぱりだこを販売していた実績を持つので、日本の伝統的な食文化は残してほしいですね。今週末は豚々拍子(とんとんびょうし)を味わってみました。豚々拍子は2004年に発売された台湾風の駅弁で一旦終売になっていましたが、今月復刻販売で再開された懐かしの駅弁です。容器は淡路屋お得意の陶器製で、メインは豚ちゃんです。調べてみたら豚は各国で縁起のいい動物として知られているようで、中国では多産多幸のシンボルになっていることや、ドイツでは幸運をもたらす格言にも使われているそうです。黒いふたは、大学の卒業式などでよく見られる角帽がモチーフになっています。ふたを開けると中身はこのようになっています。味付けの煮卵に赤いパプリカ、菜の花の油炒めが付け合わせになっていて、角切りの魯肉(ルーロー)がたっぷりと。おかずの下には味付けのごはんが敷かれています。まさに台湾メシの駅弁で、魯肉飯の駅弁と考えると分かりやすいですね。実は発売当時とはおかずの中身が違っていて、かつては排骨(パーコー)や東坡肉(トンポーロー)もあったそうです。おそらく、開発期間が短かったので内容を絞った可能性があると考えられます。味は本格的で魯肉は八角の香りがすごく漂います。慣れていないと食べにくいかもしれないですが、台湾の味を身近に感じることが出来るクオリティでした。甘辛い魯肉は少な目のご飯でも十分食べられる味付けです。台湾料理、確かに美味しいんですよね。有名どころだと日本でも支店がある鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包はとにかくクセになります。あの濃厚なスープが病みつきになる・・・・・あ~台湾行きて~。食べ終わった後はふたに「人生やっぱりトントン拍子」という防水シールが貼られていて、これをはがすと貯金箱として再利用できるようになっています。自宅でも早速、貯金箱としてゲン担ぎに使っていますが、お金には困らないようにしたいですね。
2020.05.17
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神戸のすきやき弁当は古くから有名な駅弁として知られていて、かつては日本一高価な駅弁の時代もありました。このすきやき弁当ですが、いろんなバリエーションのものが売られていて、加熱型容器のものや神戸牛、但馬牛などのブランド牛を使ったものまであります。そんな中、新たに今日すきやき弁当がリニューアルされて発売をされたので、旧作と比べていきたいと思います。現在販売されているすきやき弁当です。加熱式ではないスタンダードタイプとして関西圏で広く売られています。中身はこちら。メインの牛肉を筆頭に椎茸、豆腐、葱、玉葱、糸こんにゃく、人参、牛蒡とすき焼きに入っている基本的な具材がきれいに並びます。具材の下には味のついた炊き込みご飯が。味は甘辛の濃い目で、牛肉のクオリティも〇。レンジで1分半ほど温めた方がより美味しく食べられました。日本人好みの安定の美味しさです。そしてこっちが今日リニューアルされたすきやき弁当です。容器がコンビニ弁当タイプになり、その上から掛け紙がかかります。デザインはこれを見れば兵庫県と分かるほどの代名詞的な風景(風見鶏の館から神戸市内を眺める遠景)です。リニューアル版の中身です。従来品と比較すると見た目がより整然となり、よりすき焼きっぽく分かりやすい印象になりました。大きな相違点は以下の通りです。1、ごはんが味付きの炊き込みごはんから白ごはんに2、ごはんに梅干しがトッピング3、おかずが具材ごとに3か所に分散4、おかずの追加(白菜、えのき、煮卵)と一部変更(豆腐の増量と牛蒡がなくなっています)管理人はトレイルランを午前中に行ってから食しました。運動をした後の食事だったので、定番の味付けのおかずと一緒にごはんがとにかく進みます。おかずの合間に梅干しが入っているのがこれがポイントで、運動後のクエン酸補給には最適でした。塩分も白ごはんになった分、低塩になっていて体により優しくなっています(3.9g→1.5g)。このリニューアル版のすきやき弁当、価格は780円と従来の950円からは2割弱ほど廉価になっていて少し買いやすくなりました。その分、ご飯の量については少な目でコンビニのおにぎりの量を若干多くした感じぐらいの量に感じました。量だけであれば、女性向きとも言えるかもしれませんね。今日購入したときには従来版のすきやき弁当も販売されていたので、しばらくは併売の形になるのかなと思います。家メシを旅気分にするためには是非。※注意これらのすきやき弁当はカロリーが結構あります。従来品で795kcal、リニューアル品で737kcalと普段の食事の平均カロリーと比較しても高めなので、ハードな仕事や運動の前後に食べた方が最適かもしれません。運動後のエイド(栄養補給、食事)にはもってこいでしたが、食べた後は体を動かしましょう。
2020.05.03
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謹賀新年令和2年になりました。本年もこのブログをご愛顧のほどよろしくお願いします。 m(_ _)m新年初日からいきなり食べ鉄です。帰省中に神戸駅の淡路屋売店で買ってきた新作のひっぱりだこ、金のバージョンアップ版と銀、ハローキティの3種類が新たに増殖をしていました。そこで買ってきたのはポップなピンクの壺が特徴のハローキティ版です。新年から新作を発売する淡路屋さんの気合の入れようは半端ではないですね(笑)。今日、天皇杯でヴィッセル神戸が決勝に進んだことも触発されたのもあったかと思われます。掛け紙と中蓋です。お馴染みのたこもピンクにお色直し。さらにたこの上にはキティちゃんがひょっこり。中蓋もコレクションに取っておくことが出来ます。さて、本題の壺の中身です。相違点は壺の色以外になると、キティちゃんのかまぼこだけになります。中身のおかずについても、タコの旨煮、青菜・筍・椎茸の煮つけ、花人参、タコの天ぷら、焼き穴子が入った炊き込みご飯なども通常版と同じです。味は文句なし。タコの旨煮については絶品です。でなければ20年以上のロングセラーにはならないと思います。ひっぱりだこは昨年のJR東日本駅弁味の陣2019でゴジラ対ひっぱりだこが初陣賞を受賞するなど新たなタイトルも獲得しました。駅弁の代名詞的存在として今後いろんなバージョンが出てくるのでは。価格はゴジラバージョンよりも100円高い1400円となっており、サンリオのライセンス料込みの値段となっています。もう一つ、ハローキティ版は外国人観光客もターゲットとしており、これは2年前に発売されたハローキティ新幹線弁当とコンセプト(手軽なお土産)は同様です。高価な分食べた後の壺の使い道についても楽しみが広がるデザインを狙ったものではないでしょうか。初めの写真で取り上げた金のひっぱりだこは、黄金のひっぱりだことして若干のグレードアップが図られており、元々の栗が入っていた金のひっぱりだこに金胡麻、トビッコのトッピングが追加されました。一方の銀は完全な新作で、通常版+銀鮭と銀杏が加えられています。これらの新作は毎年恒例の京王百貨店や阪神百貨店の駅弁大会に出店が決まっていますので、そこでも購入することが可能です。熊本の鶴屋でも出店の可能性は今年もありそうです。2020年も健康に気をつけながら食べ鉄について楽しんでいきたいと思います。このブログについては淡路屋さんの販売員やスタッフさんも拝見をしているということを、今日駅弁を購入したときにお話を頂きました。ありがとうございます!ツイッターや本ブログ内で洋風のひっぱりだこについて開発を検討して頂きたいというリクエストをしましたが、是非神戸の町おこしのためにも英断を期待します。
2020.01.01
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明石海峡大橋の開通を記念して発売された明石の名物ひっぱりだこ飯。この名物駅弁も発売開始から20周年を迎え、累計販売個数も1000万個を超えるなど、日本を代表する定番駅弁としてお馴染みになりました。バリエーションも豊富で、通常版に加えて栗の甘露煮が入った金のひっぱりだこ、タコが旨煮から焼ダコに変わったゴジラVSひっぱりだこ飯など、こだわりと飽きさせない工夫が満載です。そんなひっぱりだこが何とサントリーとコラボして出来た限定版のたこ飯がこの伊右衛門版になります。掛紙は伊右衛門のベースカラーである抹茶色が基調になっていて、たこも緑色にお色直しされています。掛紙を外すと上の内蓋にも伊右衛門のロゴがデーンと入っています。中身です。オリジナル版との相違は以下のようになります。1、たこのすり身が伊右衛門ロゴの焼印が入ったかまぼこに変更2、緑茶入りの揚げかまぼこが追加3、伊右衛門の茶葉(勿論、福寿園のものです)で炊き込んだ醤油飯4、蛸壺容器が従来の茶色から抹茶色味はオリジナルの風味を全体的に損なわないような感じに仕立てられており、タコの旨煮も柔らかく素材の持ち味がそのまま活きたものでした。初めて食べる人にとっては味の違いに気づきにくい面もあるかなあと感じました。ただ、醤油飯についてはお茶の甘味や苦味をはんなりと味わうことが出来ます。そして、最後の〆はお茶漬けにして食べることが推奨されています。これはサントリーのホームページでも紹介されていますので、是非参考にして下さい。https://www.suntory.co.jp/area/kinki/d/10195/実際、管理人も最後はペットボトルの伊右衛門を買って蛸壺容器にお茶を注いでお茶漬けにして食しました。そのまま食べるよりも苦味が効いてさっぱりと頂けます。ひっぱりだこは西明石や新神戸の他、神戸や芦屋、新大阪、京都駅など関西圏の主要駅で買うことが出来、この限定版も通常版と同じように購入が可能です。一味違うバージョンを試してみるのもよい機会だと思います。さて、ひっぱりだこは管理人も好みの駅弁としてちょこちょこ定期的に購入をしていて、食べ終わった後の蛸壺型の陶器は、実家で貯金箱や調味料入れなどに重宝しています。発売から20年、ここで製造元の淡路屋さんに提案があります。今までのひっぱりだこはバージョンは違えども和風テイストの駅弁として今まで知名度を上げてきた歴史があるのですが、ここで洋風のバージョンも出して頂きたいなあと思ってます。ヒントはスペイン料理や地中海料理で、醤油飯をたこのパエリアに、たこの旨煮や焼だこをたこのアヒージョや唐揚げ(Pescaito frito)に、付け合わせをエスカベッシュやマリネなどにすれば、お洒落なひっぱりだこの販売も可能だと思います。蛸壺も勿論、今までにない色の容器に仕立ててインパクトを与えても面白いのではないでしょうか。下の色は参考です(余談ですが、管理人の母校のスクールカラーです。)。まだ日本の駅弁では使われていない色ではないでしょうか。淡路屋の関係者の皆様、洋風ひっぱりだこも是非ご検討宜しくお願いします。ハイカラな神戸の駅弁として、海外のお客様にも楽しんでもらえる駅弁の開発に期待します!!
2019.09.10
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6月に入りました。今年度に入ってから The Rail Kitchen Chikugoやことこと列車などレストラン列車が続々と誕生しています。さらに来年には高知で志国土佐時代の夜明けのものがたりがデビュー予定であり、インバウンド需要の大きさや地域の活性化を狙った観光列車もまだまだあちこちで登場しそうです。観光列車については次回、伊予灘ものがたりの双海編を取り上げていきたいと思います。今日は駅弁なのですが、朝ごはんに特化した駅弁です。前回に引き続きこの駅弁も神戸の淡路屋のものです。バラエティ豊かで引き出しも豊富。多彩な駅弁を出し続けています。朝ごはん用であるので中身も梅干とごま塩のおにぎりに卵焼き、味付け海苔、ひじきの煮つけ、鮭の塩焼き、鶏肉の旨煮、蒲鉾、昆布巻きといったシンプルな構成になっています。逆に寝起き間もない頃からガッツリとはさすがにいきにくいので、あっさりとしたヘルシーなおかずはうれしいですね。最近、子どもたちの朝ごはんの問題もクローズアップされているのですが、小中学生の朝ごはんの欠食率は約20%にも達していて、学校現場でも食育指導は欠かせなくなってきています。担任を持っていたときでも朝食を抜いてきていた子がまばらにいてたので、食べることについてはしっかりと教えていました。さて、味ですがややおかずが濃い目で食の進む味ではありましたが、もう少しリクエストをすると塩分は薄味にしてさらに野菜をもう少し増やしてもらえたらあり難いなあと思いました。値段は520円と良心的なので、さらなるグレードアップをのぞみたいところです。
2019.06.17
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最近私が食した駅弁の中で食べ応えが一番あった駅弁です。京都駅で売られている焼鳥の駅弁なのですが、単なる焼鳥のみではなく、甘辛く煮た揚げやすぐき、山菜、姫竹の子などが入っているところに京風のアレンジがされていることが伺えます。一番の特徴は薬味として祇園原了郭(はらりょうかく)の黒七味が添えられているのがポイントです。この七味、唐辛子や山椒の色が隠れるまで焙煎や揉み込みが行われるなど、想像以上の手間隙をかけた逸品で、肉やつくねにまぶして食すると、ピリッとした辛味だけでなく肉の旨みも引き立ち、ご飯がより進みます。お値段も850円とまずまずで、朝に1食早めに食べても昼過ぎまで腹が持ったので、行動派の鉄道ファンにとってはうってつけの1品だと思います。製造元は神戸の老舗淡路屋で、近年は京都にも進出をしています。京都は代表的な駅弁業者が表舞台から撤退をしてしまっているので、その代わりに京都駅の新幹線コンコース内外の売店には料亭や有名店の弁当が並んでたりもしています。前回の醤油めしもそうなのですが、時代とともに消えるのではなく、残していくことも後世に文化を伝えていく大事な務めではないのでしょうか。
2019.05.28
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今日新発売の新作駅弁です。新作は神戸の淡路屋の名物、陶器の駅弁でハローキティ500系の弁当です。外箱のデザインです。白を基調とした清楚な女性的デザインです。陶器駅弁初公開!500系新幹線のハローキティバージョンです。ラッピングやロゴの細部、色調まで忠実に再現されています。勿論、キティちゃんも。さて、気になるお弁当の中身ですが、神戸の駅弁らしく牛肉料理の王道、すき焼きに仕立てられています。茶飯の上には甘辛く煮付けた牛肉がぎっしり。付け合せには白滝、厚揚げ、インゲン、星型の人参とキティちゃんデザインの蒲鉾が添えられています。外国でも親しまれているハローキティということもあってか、ガチンコの直球勝負に出てきました。神戸、いや兵庫のプライドを感じます。味はさすが、牛肉に割下がしっかりと馴染んだ本格派です。付け合せも薄味に調製されており、牛肉の濃厚なコクを邪魔しません。外国の方にも手軽に日本文化を味わってもらえるような駅弁になったなと思いました。お値段は1500円と割高ですが、これはサンリオのライセンス料が入っているため、コレクションとしての要素が強い駅弁でもあるからです。キャラクター弁当はどちらかというと、子ども向けやマニア向けのものが多いのですが、これは子どもたちやキティラーだけでなく、大人でも十分味で対抗できます。淡路屋の次の陶器駅弁が楽しみになってきました。*** おまけ ***500系夢の共演が実現しました(^o^)オリジナルとエヴァンゲリオンとハローキティ。現実の世界でも是非。
2018.10.14
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10月に入りました。大阪環状線から103系通勤形電車が引退をして1年になります。その引退を記念して今年の1月くらいまで販売をされていた限定の駅弁がこれです。その名もありがとう大阪環状線103系弁当。おかずやご飯の内容は環状線沿線のお店や割烹をモチーフに組み立てられたとのこと。弁当の中身です。大阪寿司とお好み焼き風御飯が御飯もの。おかずはいもたこなんきんから南瓜、たこ、里芋の煮付け、たこ焼き、串カツ、ウインナー、豚の角煮、味付け卵、焼肉などお酒の合う濃い目の味付けでした。特にビールや洋酒にはぴったりのおつまみ弁当でもあったと思います。串カツやたこ焼きには別添のソースをつけて食べます。ソースは酸味がやや強かったので、串カツ用かと思われます。たこ焼きにはたこ焼き用のソースも専用でつけてほしかったですね。焼肉はコチュジャンがピリッと効いた本格派で、角煮も脂身がくどくなくビールと好相性でした。この駅弁は、食べ終わったら掛け紙が半立体のジオラマになっていて、ふたを開けると103系が大阪市内を走っている様子を再現できます。1回で2度美味しい弁当でした。さて、103系は旧国鉄が1963年に大都市の輸送に対応するために製造された通勤形車両で20年間で約3400両以上が製造されました。JRになってからも活躍を続けましたが、首都圏や名古屋からは既に引退をしており、長らく残っていた関西圏でも廃車が進行して現在は確認できただけで66両が在籍するのみです。残っている車両も最盛期の2%以下にまで減ってしまいました。経年が40年前後の車両が多く、最後の活躍を続けている状態です。近く全廃になることが見込まれるので、早めに乗っておいたほうがいいですね。【おまけ 103系が乗れる区間と所属車両数】奈良線 京都~奈良 (8両) ※特に早めの乗車を推奨和田岬線 兵庫~和田岬 (6両)加古川線 加古川~西脇市 (16両)播但線 姫路~寺前 (18両)筑肥線 筑前前原~西唐津(18両、うち3両は保留車)
2018.10.07
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先週、ハローキティ新幹線がデビューし、岡山ではその駅弁が早くも登場するという、しばらくはブームが続きそうですね。岡山・三好野さんの500系駅弁については下のリンクからどうぞ。http://www.miyoshino.com/item_list.php?tag_id=10おそらく、神戸の淡路屋さんも追随して500系ハローキティ駅弁は出すであろうと思います。ツイッターでリクエストをしたら「いいね」を頂いたので、水面下で開発が進んでそうな感じです。そんな500系駅弁ですが、5月まで運行していたエヴァンゲリオン新幹線も、勿論駅弁になっています。アニメも放映から20年が経つのですが、息の長い人気が続いていますね。中身は宮城県の郷土料理はらこめしで、アニメの世界観とストーリーが凝縮されたものに仕立てられています。アニメのエヴァンゲリオンは、親子がテーマの一つになっていて、主人公の碇シンジとその父親のゲンドウはその代表例となっています。いくらと鮭で親子をイメージしたり、またいくらは敵である使徒のコアをイメージしたりとアニメを詳細に知っている方であれば想像がつくかも知れません。さて、そのはらこめしですが、茶飯の上に鮭と醤油漬けのいくらが乗っかり、もみ海苔が添えられています。味はやや濃い目で量はやや少な目ながらも東北の海の味そのものでした。はらこめしの駅弁は仙台で食べ比べることが出来ますが、どっこい、神戸のエヴァ駅弁も味は負けていないですよ(^~^)おそらく近いうちに終売になる可能性があるので、予約等をされることをお勧めします。淡路屋さんの陶器の駅弁は、お値段はやや張るのですが、食べた後に小物入れや調味料入れなどに流用することが出来るので重宝します(^^)管理人も学級担任を受け持っていた時には、鉛筆と消しゴム入れとして学級で使っていました。
2018.07.08
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本来ならば、今頃は山陰で湯治に行ってるはずなのですが雨・・・鉄道が全部寸断されてしまい行く方法がなく、、、延期になってしまいました。奥出雲おろち号やあめつちの乗車記については来週以降に乗れればアップしたいと思います。旅行にはハプニングもちょくちょくつきものなのですが、今日は弁当のハプニングを1つ。阪神百貨店の1期棟リニューアル開業のときに販売を開始した日本のおにぎり弁当です。駅弁のロゴが入ってますが、新神戸や神戸の駅では売られていなかったので、阪神百貨店のデパ地下用の駅弁だと思います。カテゴリーは便宜上、ロゴが入っているので駅弁に入れました。この弁当は3種類あり(おかずがたこの明石編、牛肉の佃煮の入った神戸編、明石焼きの入った阪神編)、おかずやおにぎりの種類が若干異なる変り種弁当なのですが、価格が300円台とすごく手頃で管理人はタイムセールで神戸編を買ってきたのです。ところが、家に帰って開けてみると、何と中身は明石編だったのです。おかずが牛肉でなく、たこや煮物・・・。こういう製造時のエラーってあるものなんですねえ(>_<)ただ、たこの味はひっぱりだこ飯のたこと同等で、炊き込みおにぎりと併せて楽しめたのが救いでした。甘辛くて柔らかく、たこの風味をしっかりと感じることが出来る味に仕立てられています。自身、ハプニングをプラス思考に変えられるスキルは、もっと欲しいなと感じますね。
2018.07.07
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