難聴者のための喫茶店 『こうひいの木』

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michitomo888

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2007年09月08日
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九月に入って、日中は暑いものの、朝夕かなり凌ぎやすくなりました。ホッとしますネ。
関東、北海道では台風が通過し、被害が増えているようです。いつもながら自然の威力には、なす術もありません。収穫間際の梨など落果し農家の方の落胆に胸が痛みます。
負けずに頑張って下さい・・・とエールを送りたいと思います。

去年暮れ、難聴会主催の「人工内耳、補聴器の講演会」に来てくれたMさんと、時々メールしています。( ご本人の了解をとって書いています)
その講演会のとき、沢山の聴講の方にアンケートを書いてもらっていました。
その中に「難聴会に入会したいと思いますか?」という項目で、めぼしい方に葉書を出しました。ほとんど返事がきませんでした。
イザとなると、なかなか踏み切れないようですが、たった一人返事をくれたのが30代の女性Mさんでした。
(後から聞くと、私からの便りを、とても待っていたそうです。)

早速、日時を決めて、御主人、可愛い5歳と2歳の男の子二人連れて店に来られました。
子供さんがいると話に集中できないので、ご主人が子供さんを遊びに連れて行かれて、いろんな話を伺いました。
小さい頃から、少し聞こえにくくなったこと(原因不明)、ずっと普通校に通ったこと、仕事はある工場で働いていること、子供を生んだら、かなり聴力が落ちたことなどなど彼女は辛かったことを思い出し、泣きながら話し出しました。

今の悩み・・・というのが、補聴器をつけてもうるさいばかりでよく聞き取れない・・今までの人生で周りに1人も難聴者がいなかった、自分一人だけだった、話せる人がほしい・・そうです。

講演会のことを市報で知り、子供達を実家に預けて、ご主人と行ったそうです。
(この講演会は、私が一般社会に中途難聴者への理解を求めたくて、いろんな伝から、県の助成金へ応募し、採択されたものです。書類作成が本当に大変でした)

会場を見回すと、高齢者が多いので、足がすくんで、余程帰ろうか・・・と思ったとのこと。
でも子供達を、わざわざ実家へ預けてきているし、勇気を出して御主人共々入場したそうです。

話は、初めて聞くことばかりで、とてもためになったそうで要約筆記のスクリーンに釘付けだったとのこと。(その時ご主人が質疑されたので、私は覚えていましたが、それがMさんだと判ったのは、随分あとになってからでした)

Mさんは、アンケートを書くとき{返事がきますように}と祈り?を込めて書いたので、私からメールが来たときは、とても嬉しかったそうです。

補聴器も聞き取り難い、仕事でも自分だけ聞えないので辛いことが何回もあったとのこと。それで私が人工内耳の手術を受けた長崎の耳鼻科を紹介しました。
彼女は工場で働いているので騒音がすごいそうですが、その中で補聴器を使っていたので容量以上の音が入って、よけいにひどくなった(騒音難聴)との診断でした。

早速、聴力に応じた補聴器を試聴期間として、貸し出してくれて、今は以前に比べたら、かなり聞き取れています。(良かった~)と私も自分のことのように嬉しく思います。
いつでもメールしていいよ・・・と言ってますので、彼女からよくメールを貰っています。

彼女の願い・・というのが自分と同じような若い難聴の方と知り合いたい・・ということでした。私が誘ったので一度、難聴会にも来られたことがありますが、高齢者ばかりなので「老人会みたいで今後は、ちょっと・・・」と 躊躇していました。

それで別に、もう1人若い女性を知っていたのでその20代のNさんに連絡をとってみることにしました。Nさんは新聞に掲載された私の記事を読んでFAXをくれた方です。

Nさんは片耳だけ聞えないので障害手帳は交付されない軽い難聴者なのですが、軽くても仕事などで悩んでおられます。接客業は聞き取り難いので、ダメだし、工場ではマスクをするので聞き取れない・・・だから仕事がなかなか続かないとのこと。そのNさんも、周りに聞えない人が一人もいないので、同年代の難聴者と知り合いたい・・と言ってました。

早速連絡したら、すぐにでも会いたい・・ということで日時を決めて私の店で会わせることにしました。

初対面にも関わらず、話が弾んで「私もそうだった」「こんなとき聞き取り難いよね」など3時間くらい、笑ったり深刻に話し込んだり、私も仕事の合間に加わって話し込みました。

「きっと私たち以外にも、若い聞えない人がいるはずよね。会ってみたいよね?どうすればいいんだろう?」などと 話が広がってきました。
「じゃあ、新聞の投稿欄で呼びかけたらいいかも?」と私が言うと彼女達は
「名前を絶対出したくない。難聴会の会場じゃなくて、この店だったら、くつろいで話せるからここで集いたい」と言います。

私が名前を出すのは抵抗ないから彼女達の為にも難聴会とは別の集まりを企画した方がいいかな??と考えています。彼女達からすれば私は親の年代なのですが、若くても聞こえず悩んでいる人はきっといるはずだから、これからいろんな方法を探っていきたいと思っています。応援してください。

また新たなる一つの目標に向けて頑張り時です。   では   また・・・






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最終更新日  2007年09月08日 10時12分14秒
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