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Vシリーズ第二弾。(第一弾は「黒猫の三角」)森氏のシリーズ物についての詳細(順番)は、フリーページの森氏欄を参照してください。m(._.)m 避暑地に建つ私設博物館「人形の館」。そこに常設されているステージで、衆人環視の中「乙女文楽」の演者が謎の死を遂げた!被害者の一族では、二年前にも、新婚の青年が殺されていた・・・。おなじみの(名前の画数が多い)阿漕荘の三人+一人が出かけた避暑地で起こった殺人事件が舞台です。ステージ上で、衆人が見ている中での殺人。毎度のことながら、一体どうやって??と謎につつまれます。と、まぁストーリーは展開するのですが、今回もまた衝撃的なラストを迎えます。( ̄□ ̄;)!!やってくれた・・・。という度合いでは、VシリーズはS&Mシリーズを超えているかも??S&Mシリーズの犀川と萌絵が絶対にやらないことを、今シリーズの登場人物はやってしまう。。。むむー。恐るべし。被害者一族の名前(人数も画数も多いよ・・・)だとか血縁関係が、私の貧弱な脳みそでは理解できなかったのですが、いつものようにスルー。全然問題ありません。(たぶん)今作も、面白かったです!!「人形式モナリザ」
2005年08月09日
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第41回文芸賞を受賞した作品。何より、一度聞いたら忘れないようなユニークな名前が印象的でした。(コーラが好きなの?)19歳のオレと39歳のユリ。年上の女性との恋愛をまったく新しい文体で描いたせつなさ100%の恋愛小説。年の差20歳ということで、先日読んだ「センセイの鞄」には及ばないながらも、ほぉ~と驚いてしまいました。(でもまだ全然いける範囲、とは思いましたが。男女が逆だし。(#^_^#))すごく読みやすい文体で、主人公の気持ちがとても良く描写されていると思いました。が・・・・。私の感想としては、主人公のユリを思う気持ち、せつなさ、そういうのはとてもうまく表現されていて、うーーん、せつない・・・。なんて思ったのですが、そこに至るまでの細々した展開が、足りなかったような印象を受けました。いきなり付き合いだしたり(主人公はいつからユリのことを好きだったのか?)とか、はたしてユリのどこが魅力的なのか(ものすごくものぐさだし、中年太りだし、はっきり言って全く魅力的には思えなかった)とか。いいなぁ、と思う文章はたくさんあったので、まだまだ次回作に期待かな?と思います。「人のセックスを笑うな」
2005年08月06日
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ある一家に起こった数々の出来事。はじめは最高に幸せな家族だった。背が高くて、ハンサムで、力強くて、優しい、スーパースターのような兄。そして超美形だけど、かなり変わり者の妹。ハンサムな父親と美しい母親。その中にあって、僕だけはどうにも目立たなかったけれど、それでも家族が大好きだった。そんな幸福な家族に飼われていた犬の「サクラ」。今はもう年老いてしまったけれど、「サクラ」は家族の幸福だったころの象徴だったんだ。リンク先のまる811さんのオススメで手にした本です。最高に幸せな家族が、どんどん崩れていってしまうさまに、途中読んでいて辛くなってしまうほどでした。。。こんなお兄ちゃんがいたらいいな、こんな妹がいたらいいな。こんなお父さんがいたら・・・こんなお母さんがいたら・・・。きっと誰もがそんな風に思ってしまう長谷川一家。その家族の中で、一番影が薄い(^_^;)次男の「薫」の視点で物語は展開します。ほとんどの部分を幸福だったころの回想が占めています。長谷川家に起こったさまざまな出来事。楽しいとき、嬉しいとき、苦しいとき、悲しいとき。いつだって家族と一緒だった「サクラ」。家族がバラバラになってしまったとき、そして再生のとき。元気に話し掛けてくる「サクラ」が本当に可愛いんです。犬好きさん、必読!!読んでいて私も長谷川家のみんなが大好きになりました。だからこそ、途中からの展開はもう痛くて痛くて・・・。ものすごく泣けました(T-T)。神様のキャッチボールのお話が、とても印象的でした。ストレートのボールの時もあるし、悪送球の時だってある。でも打てないボールなんて投げてこないんだ。きっと読んでみないとわからない内容だと思いますが、悪送球に負けちゃいけない!って思いました。。。最後まで読んでみて、もう一度最初の方を読み返してみると、改めてわかる内容もたくさんあり、丁寧に作られた作品だなぁと感じました。またゆっくり読み返してみようと思います。いつになく、しんみりしちゃったのは「蛍の墓」のせいでもあります。。。(T-T) 「さくら」西加奈子
2005年08月05日
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やっぱりこの時期、どうしても手に取ってしまう角川ホラー文庫。だって暑いんだもん!!!(ーー;)というわけで、書名からすでに展開が予想できてしまう典型的ホラー小説を読んでみました。「これは不幸の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず不幸が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を五人に出してください」。発端はありきたりな「不幸の手紙」なはずだった――。うんうん。これぞ「チェーンレター」ですよね!ところがこの本を読んでみると「不幸の手紙」ではなく、なんと「棒の手紙」だったのです。( ̄□ ̄;)!!「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。 二日以内に同じ文面の手紙を…」(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!「棒」が訪れますって・・・(爆)これ、手紙を出さなかった人がどんどん「棒」に殺されちゃうんですけど、、、、正直言って最初のうちは笑ってしまいました。f(^^;) ポリポリでも、チェーンレターの連鎖がいつまでも止まらず、次々人が死んでいくのを読んでいくうちに、微妙~に怖くなってきました。そして意外にもこの連鎖のきっかけには根深いものが隠れていたことを知り、w(゚o゚)w オォ-ホラーなのにオチがある!珍しい~。と思ったのです。折原氏はもともとはホラー作家ではなく、ミステリ作家なのだそうで、あとがきを読んでなるほど!と思いました。後半ではなんだかどんどん複雑になってきて、えぇ?!棒は誰なのよ!と思うのですが、ホラーにしてはなかなか面白い展開だったと思います。ミステリ好きにもオススメの一冊です(^^*「チェーンレター」
2005年08月03日
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森氏の「S&Mシリーズ」を読破して以来、気が抜けてしまってぽ~~っとしていた私ですが、ようやく次シリーズへと進みました。よくわかりませんが、今度は「Vシリーズ」だそうです。「Vシリーズ」を読破したら、今度は「四季シリーズ」。よーーし、頑張るぞ!!!元々森氏の本には、よくある名前ってのが出てこないような気がしてたんですけど、この本はスゴイ・・・。小鳥遊練無・・・・たかなし ねりな!?←性別すらわからない・・・。瀬在丸紅子・・・・せざいまる べにこ←読めるけど、やたら画数が多い名前・・・。他にもいます、たくさんいます。根来機知英とか、紫子(むらさきこ)とか。そのせいかパッと見、かなりギッシリ字が詰まっている印象の本です(笑)。活字中毒の方にもオススメ。アパート阿漕荘の住人、保呂草探偵に奇妙な依頼が持ち込まれた。連続殺人鬼の魔手から一晩ガードして欲しい、というのだ。衆人環視の中、密室に入った依頼人の運命は!?うう~~ん、悔しい!!またわからなかったよ・・・。「1年に1度、一定のルールに従って起きる殺人事件」の犯人探しがメインのストーリーですが、本当にわからなかった・・・・。結構読者に考えさせてくれるようなヒントもたくさんあるのだけど(今思えば)、いつも解き明かすことができません(T-T)でも比較的「S&Mシリーズ」より読みやすい内容だと思いました。専門用語もあまり出てこないし、少しは知的なところもあるけれど、私の頭でも十分付いていける内容でした_(^^;)ツ アハハちょっと動機の部分がどうかな~と、一般人な私は思うのですが、どうなんでしょうね?「黒猫の三角」「遊びで殺すのが1番健全だぞ」「仕事で殺すとか、勉強のために殺すとか、病気を直すためだとか、腹が減っていたからとか、そういう理由よりは、ずっと普通だ」←本文より
2005年08月02日
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以前からいずれどうしても読みたいと思っていた本の1つです。なぜかというと、今まで読んださまざまな本の中で、主人公が友人に薦めていたり、主人公が読んでいたりという形で「夏への扉」という書名を何度も見ていたからです。1つだけ確実に覚えているのは村山由佳さんの「天使の卵」の中で、主人公が電車の中で出会った女性が小脇に抱えていた、という描写がありました。その他にもあと数回(どの本だったか忘れてしまいましたが)登場していたのが記憶の片隅にずっとありました。嫌いな本をあえて自分の書く小説に登場させたり(ましてや本の中で薦めたり)はしないだろう、ということは、作家さんが好きな本=良書に違いないと勝手に思っていました。図書館で借りてみてビックリ。すっごい古い本なんですね~~( ̄□ ̄;)!!著者名からもわかる通り洋書なのですが、日本で翻訳して刊行されたのは今から26年程も前でした。読んでみると文体には少し読みにくい言い回しなどがあるのですが、それも途中からは関係なくなるほど読みふけってしまいました。この本はSF小説なので、あらすじを書いてしまうと面白くないと思うので書きません。(^_^;)でもあらすじに触れないところで1つだけ書くと、猫好きさん必読!!です(^^*私は猫も犬も好きですが、この本に出てくるピート(雄猫)が大好きです。書名の「夏への扉」はこのピートに由来しているのですが、そのエピソードもすごく良かったです。読後もすごく気分が爽快♪久しぶりに面白いSF小説を読んだ(^^*という気持ちです。「夏への扉」
2005年08月01日
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