笑う門に福来る
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久々のアップはやっぱの本のお話。東京難民九州から東京の大学に進学し、平凡ながらも平和な日々を送っていたはずの主人公の生活が、あることをきっかけに転落の一途を辿ってしまう。「敷金・礼金・無料アパート」「ネカフェ難民」「日雇労働者」「ホームレス」「1円パチンコ」「ウリセン」「4畳半アパート」「ホストクラブ」「臓器売買」「被験者」「タコ部屋」「駅前の中古雑誌売り」「ティッシュ配り」およそ「最底辺」と呼ばれるキーワードを完全網羅したような転落人生…嘘だろう?と思うけれど、そうかな?とも思う。間違いなく言えるのは、「普通の人生」を送るのは、全然簡単ではないという事。ちょっと前なら、一生懸命努力して、真面目に頑張っていれば、「人並み以上」のものが手入れられたように思う。少なくとも私の親の世代までは。でも、今の時代、それでようやく「普通」になれるかどうか。それだっていつまで続くか分からない。大臣だってやりようによっては次の日にクビになる。怖い時代だなぁと思うけど、それが現実。しかし、救いは、主人公。どこまでいっても「いい人」であり続けている。どんなに悲惨な目にあっても、仲間を大切にするし、安易に人を頼らない。でも、「いい人」って、「残念な人」なのかも。「いい人」であり続ける限り、「残念な人生」からは抜けられないのかも。色んなことを考えさせられる一冊だった。
September 12, 2011
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