夢我夢中

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2013/07/05
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テーマ: 参議院選挙(130)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 2013年の参議院選挙は、半年前の衆議院選挙や少し前の都議会選挙と同じく自民党が圧勝の勢いである。選択肢が少ないのが原因なのだが、なぜそこまで自民党を勝たせたいのかわからない。とくに、yahooのネット住民の気持ちが分からない。

 ぼくも自民圧勝の予想だが、一つには野党の選挙戦術のミスがある。"アベノミクス"の賛否を問う選挙にしてしまった、あるいはされてしまったのだ敗因になるだろう。いや、まだ負けたわけではないが。
 安倍政権発足後まだ半年である。もしアベノミクスが始動していたとしても、半年で何らの成果が表れるわけがない。今現れているのは、アベノミクスそのものではなく、期待した先行効果である。そんな短期間に効果が表れるような政策なら、短期間で潰れてしまうだろう。ある程度は長期予測をした政策のはずである、それを効果のあるなしを問うところに問題がある。安倍政権になって、まだ口約束が出たくらいでなぜか円安株高が現象として現れているが、これは本質ではない。ではないが、上向き経済を期待させるものであるので、このような幻を相手に戦っても勝てるわけがない。

 "ねじれ国会"の解消も今回の参議院選挙の争点にしているようだ。自民党がこれを行うのはわかる。両院で過半数を占めたいだろう。仮に占めたからと言って、政策のスピードが上がるかどうかは疑問であろう。そもそも55年体制では両院とも自民党が単独て常に過半数を占めていたのだ。にも拘らず、スピーディーに政策が行われていたとは言えなかった。日本政府の対応の遅さは経済一流政治は三流と悪口を言われていたくらいだ。昔の自民党政権に戻ったらスピードは上がらないぞ。みんなそれを忘れてしまったのか、とはたと気付いたが、ねじれ国会が始まったのは1989年からだ。今から24年前か、自民党多数時代はけっこう歴史の彼方扱いされてしまうな。忘れているのではなく、しらない有権者が多いのだ。だからネット住民は自民党への期待ができるのだな。何となく納得した。

 声を潜めている憲法改正論議はどうなる。憲法96条をまず改憲して、他の条文を改憲しやすくしよう、などと常識では考えられない意見を当然のごとく堂々と発言する安倍総理の頭の中は、他国に言って自国の悪口を言う元首相とどうちがうのか。
 自民党はかつて両院で勢力を張り、改憲の発議も可能であったにも拘らず、一度も国会の議題として提案したことはなかった。何回か発議して、野党に潰されて、それでもと云うならまだしも一回も提案していないのに、改憲しにくいから改憲しやするするために改憲すると何を持っていうのか。子供が同じようなことを言ったら、うんまずやってみようね、と諭されるぞ。

 可笑しな政治家がいるのだが、みんな国民が選んだのだ。せめて少しはましになるように考えて投票しよう。





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最終更新日  2013/07/06 08:17:43 PM
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