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仕事はきつくてきつくてたまらなかった。それでも仕事が存在意義のようになっていた。けれど今日気がついたのは、私にとっての仕事の重要性ではなかった。子供の時とまるっきり同じように、何より辛いのは「仲間はずれにされること」あれだけ頑張ったと思っていたけれど私はただの奴隷だ。ただの小間使いだ、ただのお手伝いだ。はぶかれたんだボスもいた。でも、はぶかれたんだ。仕事にも当てはまるのやる気は全く失せ、オフィスにいるのも苦痛で逃げ出している、私はどこに行くんだろう
2014年09月24日
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昨日は、うちの会社の社内イベントがあった。うちの部署が持ち回りの開催担当、しかも私がアミダで責任者。私は不満タラタラで引き受けたが、客観的に見てとても効率的に準備.進行できたと思う。ただ、仕事の締め切りに、プライベートで所属団体でのトラブル、それに加えてのイベント担当として、些細なこととはいえ、本来の業務の合間に次々迫られる決断のせいで、ストレスだけはかなり溜まっていた。イベントが無事終わり、ほっとして帰ろうとしていたところで美子さんにとっ捕まり、約2時間。4割は彼女と仕事についてのまともな議論、残り6割はブルについての彼女の愚痴を聞いていた。彼女と話をするのは好きだ。但し、今やブルに加えて私の天敵となったイカ君の話が好意的に出てくるのはあまり面白くはない。だからといって、彼女にイカ君についての不平・不満を言う気は今の私にはないのだけれど。そんなこんなで自宅に帰ったのは10時を過ぎていた。このところ調子の悪い私は薬を飲んだが、抗生物質を一種類加えていた。布団に入って4時間後くらいだった。猛烈な吐き気と、寒気で目が覚めた。舌を喉の奥に引き込まれていくような筋肉の引きつれ感、これは吐く直前だ。私はトイレで吐いた。胃が絞りあがるような激しい嘔吐を数回。真っ黄色な胃液、口の中には苦い味。布団に戻ったが、冷や汗で寒気がし吐き気が止まらなかった。そのうちまた舌がひきつり、トイレに戻った。そしてまた2.3回吐いた。また布団に戻った。それを15分~30分おきに8度、繰り返した。吐いた直後汗がびっしょりになってる時もあり、絞り上げるような吐き方なので背中がねじれるように痛かった。ものすごく暑くなったり、寒気がしたりした。(このまま死ぬのかな…)と思った。その一方で冷静な部分で切れ切れに考えていた。(水が、足りなかった。あの、抗生物質だ。薬を飲んだ時。少し胸に残ってるような感覚があった。多分、これは急性胃炎だ。ここしばらくずっと食欲が落ちていて、今日もイベント進行に気を取られてほとんど何も昼以降口にしてない。なのに抗生物質を、胃薬抜きでしかも水をあまりとらずに飲んだから。胃が、ただれている。怒っている。)8回目に吐いたとき、胃がぺちゃんこになるほど絞りあがって吐いた感覚があり、唾さえ出なくなり「もう・・・何も残ってないのに・・・!」と思わず呻いた。私の胃は、そこまでぎりぎりまで元凶をはきだして、ようやく静かになった。疲れ果てて私は眠った。時間は分からない。薬に殺されかけた。そんな気がする出来事だった。
2014年09月20日
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秋。私にとってはとても恐怖の季節がやってきた。高く高く、どこまでも抜けるような青い空。鬱を発症してから私はこの季節が怖い。理由は分からない。外に出る。青い青い空はきれいで、はるかかなたまで見通せて、なのに私は、怖い。自分がはるか遠くの未来まで見渡せないからなのか。見渡せる勇気が無いからなのか。私は怖い。
2014年09月16日
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頭にねばりついて離れない言葉、というものがある。その時の状況、その時の口調、その時の衝撃、全てがくっきりと刻まれてしまい、何度でも頭の中を自動にリピートしては胸をざわざわさせ、私を身もだえするほど苦しめる。Pさんという、知り合いがかつていた。学生時代。とてもきれいな女性だった。謎のバイタリティを持っていた。謎、というのはバイタリティがあるのは確かなのだが…・一度彼女を怒らせてしまったことがある。そうなると大変だった。周辺に私の誹謗中傷をまき散らし、黒いオーラの立ち上るような非難のメールを送りつけてきたりした。『私のこと、バカにしてるんでしょ!?』というくだりしか覚えていない。ただ、その時の恐怖ははっきりと今でも思い出せる。最悪だったのは、メールを読んでさえ、何が彼女をそこまで怒らせたのか私には全く理解できなかったことだった。私は混乱し、眠れなくなり、その時期一気に鬱は悪化した。唯一助かったのは、「ねぇ、きりん、大丈夫? Pが電話であんたの文句言いまくっているよ。いつものことだから適当に聞いてるけど。」と言ってくれる人たちがいたことだった。それでも、普通に生活をできる頭の状態に戻るまで一か月以上かかった。そしていま、私は人生で2度目のあの頃と同じ状態にある。まるで落とし穴のように、そこにいたのは、M美だった。付き合いは、もう長いはずだった。だから1度は見なかった、聞かなかったふりをしようとしていた。(過去記事参照)M美との、付き合いは好む好まざるにかかわらず、続けざるを得なかった。そして、話をするたびに違和感は大きくなってはいた。今週半ばの事だった。M美は言った。『今度みんなにちゃんと言おう?』『今いわなくちゃ。ちゃんと伝えようよ』私と彼女は二人とも、今本業で手いっぱいなのでこれ以上、別団体の活動はできないこと。私が他のメンバー達に伝えたときM美は、うなずきながら言った。『うん、きりんさんがいなくなるはしょうがないよね、私は責任があるからやめないけど』頭にねばりついて離れない言葉がある。その状況、口調、衝撃。後ろめたくはあったのか、ともかく口数多く彼女はしゃべり続けた。全てが頭の中をリピートし私を苦しめる。
2014年09月12日
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今月中に結果を出せ、と言われて2週間。プレッシャーとストレスで、たちまちのうちに食欲が落ち、痩せて行くのが分かる。ストレスは、半分が仕事そのもので半分はずっと続いている人間関係の絡むもの。元々ストレス耐性が低い(と私は思ってる)ので体重は2,3kgはすぐ減る。酷い時は10kg近く減る上に、血圧が 上も90くらいになる。調子のいい時は1kg減らすのだって大変なのに……。それでも学生時代にストレス->食欲不振->体重減少->血圧低下->鬱病発症 という道を辿ったので、今は食欲がなくても無理やり時間で少しでも食べるように気をつけている。もう一つは眠らないとダメなのもわかってるのだけど最近うまく眠れない。週末の病院も億劫で行けない。そもそも予約の電話がかけられない。自主的に「何か」するのが、週末になると本当に難しくなる。誰か病院予約してカウンセラーのところまで連れて行って欲しい。そしたら、行けるのに。
2014年09月09日
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PCが死んだ。私はOSを入れるドライブといろんなファイルを保存しておくドライブを分けている。今回死んだのは、OSがはいってるドライブだけなので、涙目になることはなかったけど、とりあえずめんどくさい。というのはSSDなので再インストールしても多分デスクトップのファイルは戻ってこないし、一度死んだSSDにもう一回OSを入れ直すなんてことは仕事用のマシンでは危なくてやる気がしない。私はわりとコンピュータというものと相性がいいのかもしれない、と思う。実際コンピュータとかプログラミングを本格的にいじり始めたのは大学4年を卒業してからなんだけど経歴の浅い、女性のエンドユーザーにしては、あまりこの手の機械に抵抗感がない。で、今回新しいほうのPCが死んだので、応急処置的に、古いPCに、データのはいったドライブのあるハードディスクを引っ越しさせた。古いPCはメーカー品。筐体内部がぎっちぎち。融通の利かないこと甚だしい。オーダーメイドの自作PCのほうがこういう時はいい。それでも今までのに加え無理やり2台のハードディスクを増設。時代の違うマシンに新しいディスクを入れ込むのは思ったより大変で実に半日以上をつぶして作業は完了。誰にも手伝ってもらえないのは自分の不徳のなすところ、だと思う。とはいえ、「きゃー!こわれちゃいましたー!!」と言いさえすれば最初から最後まで見ているだけでトラブル原因同定、新しい部品購入、OSどころかソフトの再インストールまでしてもらえる他の女性陣が、うらやましい、様な気もするしバカみたいな気もする。それ以上にそこまでやる男がバカみたいな気もする。その一方、黙ってドライバ握って機械の内部をのぞきこんだ挙句ちゃんと再稼働させられる自分は偉い、様な気もするし、やっぱりバカみたいな気もする。まぁ、よくわからない。ただ、なんとなく一人で作業してて、誰にも手伝いましょうかって言ってもらえない私ってさびしい人間だよなぁ、と思ったのは事実。
2014年09月07日
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カウンセラーにかかりたいと思っていて、探している間に気づいたことがある。それは私が職場の人たちを、基本的に全て敵だと見なしていることだ。尊敬するべき人だ、とか、細やかな心遣いがすごい、とか驚くほどアイデアをもった天才だ、とか、そういういいところを認めるのとは全く並列に 同時に感じている。自分の味方だと思ったことはない、と言い換えてもいい。ボスでさえ、こんな素晴らしい上司はいない、と尊敬しつつも私のいない所で「使えない」という話を、岡田さんやガッテン君と話しているに違いないと思っている。イカ君は問題外に失礼で関わりたくないし、ブルは距離を置いてるから今のところうまくやってるが、それは距離を縮めたら大変な事になるのと同義だ。頭はいいけど俺様ルールで生きてる岡田さんは、怖すぎる。Yayaさんは人生哲学みたいなものが私と違うから、これ以上距離は縮まらないだろう。明美ちゃんみたいな、頭使わずに、本能でその場を読んで一番強い側についたあげく、強者として振る舞う女は、実害なくても不快だ。大御神さんは年配だからマイルドではあるけど、八方美人だから仕事のテクニック以外は、信用はしてない。最近イカ君が美子さんと気持ち悪い仲良しだ。美子さんが誰と仲良くしようが構わないが、イカ君が私をバカにしてるのが背後の会話からはっきり分かるのが腹立たしい。時折、妄想する。私が大切な人間に成る事。必要な人になること。でも、きっと今私はそれとは真逆の、いない方がいい人間なのだろう。
2014年09月05日
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言ってしまったら、その事実は変えられない。そして私はあの時言いたくなって、言ってしまった。金曜は仕事の公開進捗報告会議の日だった。担当は私。このところ度重なる機械トラブルに加えて誰も知らないメンタルトラブル、見ればわかるほどの体のトラブルが重なり今月は実質みのりのある仕事時間が少なかったので、気の重い会議だった。「…というわけで、解析にはこのプログラム3つをを書きました。1はイメージマッチングによる位置の補正…」このプログラム、1か月かかった。合間にデータを取りながら、処理をしながら。私はテストランを繰り返し書き上げた。一番の部署での若手イカ君が手を挙げた。「なんでデータとるのにビーズ使わないんですか?」「は?何のためにです?」「いや、そのプログラムで出てくる値。僕はあなたのプログラムを疑ってるんですよ」私は頭がかっとなったのを意識した。つばを飲み込み。下を向いて私は言った。、『・・・結構、失礼だよね。』それは思った以上に、会議室にひびいたのだ。イカ君はそれに対し「え、なんでなんで?」といった。私は答える気をなくしていた。私は他の人の質問に答え続け、最年長の岡田さんは「なるほど、その値が出ますか。なら僕はあなたのプログラムを信用する」といった。それは私のイカ君にはなった言葉を抑え込もうとしているかに聞こえた。バカじゃないの?プログラムの妥当性を見るのにビーズを使うだって。xxxのチェックをしましたか?とか○○○の計算結果はどうなりますか?なら私だって答える。しかし、『疑ってる』だと?どんだけテストラン繰り返したかわかってんのか?言わなければ、またその分私の中には苦い澱がたまっていったろう。言ってしまったことに対して彼には申し訳ないなんて思うことはない。では、なぜ私はこんなに落ち込んでいるのだろう。何を後悔しているのだろう私はイカ君は嫌いだ。
2014年08月30日
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早朝覚醒が辛い。起きて何かやってまぎらわせるならいいのだけど、体は動かず思考だけが不安と恐怖で暴走するのがきつい。壁際のコンセント差し込み口充電の必要な電子機器類が、うねっている。携帯電話、タブレットPCをはじめとして、スマホにe-reader,keyboard etc...それはまるで色んな事が手に終えなくなっている私自身のようにみえる。いつも何か、どこかの部分にエネルギーが足りない。整理しきれない。制御しきれない。どうしたらいいのか、わからない。
2014年08月21日
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口から内臓が絞り出てきそうな苦しさ胃も 絞り込む不安と恐怖が続く早朝覚醒がはじまった
2014年08月18日
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3日間をくぐり抜け帰ってきた。長かった……。いつもコメントをくれるSさんの言うとおりだったのかもしれない。事前の不安は最悪の想定のせい。しかし忙しく、刻々と変化する事態に対処するためにひたすらタイムスケジュールをにらみ、少し先のために動き続け、予測織り込み済みだったにもかかわらず、トラブルメーカーK女史の想定以上のキレっぷりに対処するために神経をすり減らし、眠気と戦いながらの運転。よく帰って来られた。しかし、それからの数日間、ともかく疲れてるという以上に体調が悪く、原因はなんと平熱を1℃以上下回る《低体温》のせいだった。ストレスと寝不足からくる自律神経失調の症状だそう。感覚としては逆に火照って熱があるのかと思ったら、逆だったのが不思議。ともかく無理やり食べてようやく今日になって平熱に戻った。低体温、で済んでよかった。
2014年08月13日
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今日から3日間、私は出かける。こんな精神状態で出るのはとても不安。出来ることなら全てを捨てて逃げ出して、布団にくるまって寝ていたい。次々と判断を求められるのは目に見えてる。今ですら吐き気がするくらいに。7/14の記事で書いた私を弾いた彼女も来る。きっとまた仕切ろうとするのだろう。仕切るなら全部仕切ってくれればいいのに、と思う。私が仕切りたいわけではないのだ。周りから、仕切ってる、と見える場面でのみそれをやるから、とてもやりづらい。きっと私はまた表情をなくしてゆくのだろう。そして暗い暗い中に沈んでいく、胸をネジ切られるようなあの感覚に悩まされるのだ。その中で次々と負わされるくだらない事項の決断。恐ろしい失敗をする不安から逃れられない。日曜日帰宅、できるのだろうか帰宅しても、以降私は生きていけない気がして怖い。
2014年08月07日
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まるで遠い昔のようだ。でも、友人のキョクナン君(仮名)と飲みにいったのはたった1週間前なのだ。学生時代を一緒に通り抜けた。最初5人だった同期は卒業時は2名。それが私とキョクナン君。何年も会ってなかった。久しぶりのキョクナン君は変わらず熊みたいにみえた。気が優しくて、いわゆる《いい人》だった彼は、変わってなくて、そして、とても出世して、人生を仕事を楽しんでいた。ニコニコしながら「僕ねぇ、結構勝ち組かも!」なんていうのだが、嫌味がなくてこちらもつい、「すごい!自分で思えるくらいって本当に上手く行ってるんだね!よかったね!」と言ってしまう。羨ましいけど、妬ましくはない。「起こってる事は変えられないからさ、受けとめかたを変えるようにしてるんだ、僕は」私は、相談しようと思った事は飲み込んで、キョクナン君の笑顔だけを見て帰宅した。
2014年08月07日
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先月以降、ともかくメンタルの調子が悪い。ついに不安で叫びたくなるような早朝覚醒が始まり、中途覚醒もしばしば起こるようになった。つい先日STAP細胞絡みで、小保方さんの上司だった笹井先生が自殺をしたというニュースがあった。個人的には全くかかわりのない人のニュースでも、時折、私に激しいダメージを与えるニュースがある。これはその一つの例。自殺の原因の7割以上はマスコミのせいじゃないかと思うと、何故か激しい怒りがわいて、そしてその反動のように心がずっしりと沈む。そして今朝は、早朝職場に出る途中で『あぁ、今日こそ私は死ぬのかな』と思った。再び、死神が寄り添ってきてる。
2014年08月07日
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既に鬱のフェイズが悪いほうに思い切りふれてから2週間がたった。つい3日前の土曜日。何から書いていいかわからない。ただ、その時彼女は私に、その日まで全く面識がなかった人たちの前で、私に言った。『もう、あなたは口出さないで黙ってて!ごちゃごちゃになるから!こっちで決めるから黙ってて!もういいから!』弾き飛ばされたと感じただけかもしれない。ただ、私はその瞬間からまるで凍りついたように、動けない。以来私は表情をなくしてしまった。なんでこんなにショックを受けたのかわからない。『大した事じゃない…鬱状態だから、大きく感じるだけ。』と自分に言い聞かせる。でも、ぐるぐる回ってる。ずっと。もう3日もたつのに。たいしたことじゃないなら、なぜ彼女はあの後私を避けてるんだ?私は黙ってて、といわれたそれに、やはり手が必要だからと駆り出されるらしい。私はそもそも駆り出されることになっていて、別に彼女は責任者ではなく、私が話に入るタイミングはそんなに悪かったのだろうか。知らない人たちの前であんなふうにはじかれるほどの事を言ったろうか?それとも知らない人たちのまるでバカのように言われたからショックを受けてるのだろうか?この3日携帯を手放せなかった。多分、彼女からのメールを待っていたのだと思う。多分『言い過ぎてごめん』といった類の。そんなものは来ないのだけれど。私はおかしいくらいに壊れていってる。仕事も今、惰性でしかできない。全ての人が敵に見える。これは割とよくある感覚なはずだが、今はこの感覚が強烈過ぎてつらい。どこにも居場所がない。私の居場所が、ない。そして私の時間と頭の中は土曜日のその時で止まっている。彼女は、その時から私を避けている。日曜日も。あんな風に言ったのは彼女なのに何故彼女が避けるのかわからないがそれでいい。無神経に話かけらるよりは。多分私は表情が凍ってるから。今は笑顔を作るのが辛いから。
2014年07月14日
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始めて就職した時(もちろん今とは違う職場)、同じポジションで入社したが第2新卒だったので私より年上だった、モクさんという人がいた。『人はねぇ、2種類に分かれるんだよ』とモクさんは言っていた。『《よごれ》と《きれい》だね。あ、これ遺伝子の話ね。』『え、遺伝子ですか。じゃぁ、変えようがないじゃないですか。』『そう。』モクさんはたばこの煙を吐き出しながら言った『だから、2種類にわかれんの。男と女、みたいに。』『どう違うんですか』『…簡単に言うと、死ぬときいい人生だった…って死ねる奴が《きれい》。《よごれ》はああ、やっと楽になれる、って死ぬようなやつね・・・』あと、どんな区別を彼が語ったか、私はほとんど忘れてしまったが、ただ感覚だけは覚えていて、いまでもこの《よごれ》と《きれい》を思うことがある。今の職場で明らかに《きれい》なのはボスとボーミト君、そして美子さんだ。モクさんの定義でいけば残りは《よごれ》だが、判断しかねる人もいる。ただ間違いないのは私は《よごれ》だということだ。じっさいモクさんもそういってたな、と思い出す。『あー、きりんさん?君はね、《よごれ》!!《よごれ》だよ!間違いなく!』モクさんは自分自身も《よごれ》だと言ってはいたけれど。
2014年07月06日
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昨日は鬱のフェイズチェンジ(6/29鬱のフェイズチェンジ参照)以来初めての週末で、私は何もやる気が起こらず、ほとんど一日中、漫画を読んでいた。電子書籍では1巻だけ(時には1-3巻)を無料で読める漫画が結構ある。好きでちゃんと購入しているシリーズ漫画も2つほどある。鬱の状態が悪くなると、私はほとんど好きな本が読めなくなる。集中力が持たないのだ。でも漫画は本よりは読める。(だから私は『本』と『漫画』は本質的に別物なのだと思う)私の職場は基本人間関係が希薄だ。能力とか仕事そのもので悩むことはあっても上司であるボスがすばらしいから、人間関係で激しく悩むことはないとずっと思っていた。もちろん日々、気にいらないことやいらいらすることがあっても、それが悩みの本質になることはない、と、そう思っていたし実際そうだった。その私が今は人間関係のストレスで今にもつぶれそうになっている。何事も希望が通らないこと、情報が流れてこないこと。そう、私は部署の男性たち全てに対して、毎日のように≪馬鹿にされ≫≪軽んじられ≫≪ゴミのように扱われている≫という感覚から逃れられない。私は年下でも、ポジションが違っても、その人が私とは異なる部分でキャリアをそれなりに積んできた事を尊重してきたつもりだ。そして『知らないことは罪ではない、知ろうとしないことが罪だ』という私のメンターの教えも忠実に守ってきたつもりだ。だから、立場が違う人にも敬意を払って教えてください、とお願いしてきたつもりだ。何かを頼むときは具体的な解決策を例として付けてから頼んできたつもりだ。でも、それは全て独りよがりな『つもり』だったのだろうか。『お願い。どうしても、私の身長じゃ届かないの。だから私が自分で調整できるようにして欲しいんだ。たとえば、xxxをつける、とか。』私が繰り返し頼まなくていけなかった様々な事柄。その原因のひとつとして身長があった。私の身長は女性としてはごく普通だ。平均より1センチ小さいくらい。それでも周りの男性達と比べると優に15センチ以上低い。ガッテン君に到っては私との差は25センチ以上になる。いつも困るのは私だけだった。うちの部署で立場が助手ではない女性は私だけだったから。そしていつも答えは同じだった。『こまんのはきりんさんだけっすよ』私だけだから。私だけだからという理由で、いつも私は不自由を我慢していた。台を置けば邪魔だと言われた。マウスはケーブルタイで固定された。そしてその不自由さは増してきた。『私たち小さいから大変なんですよねぇ』大御神さんも私より小さいが、彼女は決してそれを男性陣にいうことはない。彼女の嫌なところは要求するのは全部私に言わせるところだ。『彼らに言ってください。私だけじゃ聞かないから。』というと、彼女は言わずにあきらめ、仕事のスケジュールが遅れるほうを選ぶ。助手は仕事の責任を持たない。美子さんは初めての立場の同じ女性社員だ。彼女が味方だったらよかったな、と思う。敵というわけじゃない。同じ部署にいるけれど、仕事が違うので、私とは使うものがかぶらないのだ。だから感覚を共有することはない。彼女は彼女でブルのいい加減さに悩まされて、面倒な状況にあるのだけれど。だから、私はできる範囲で彼女を助ける。少々その時間が最近増えてきた。それでも、私しか、助けられないから。もし美子さんが私と同じ仕事だったら。彼女ももちろんいろんな局面で同じように不便だったはずだ。(ちなみに美子さんは私より小さい)彼女はためらわず要求するだろう。そして、男性陣がすぐそれに対応するのなら、私はそれはそれでひどく落ち込んでしまうのだろう。美子さんが頼めばとおり、私の頼みを黙殺されてれば私はやはり自分の価値を疑うのだろう。未だ起こっていないことまで思いをはせて、でも、それが起こってないからといってなにも上向きにはならないのだ。だって今現在、私はごみのように扱われてるじゃないか。それが私のせいだったら?何がいけない?何を直せばいいのか?私には、わからない。漫画以外で少しは読めたのがこの本。(でもまだ10%くらいか)【楽天ブックスならいつでも送料無料】【7/8 11:59まで!ポイント2倍】となりの脅迫者 [ スザン...価格:1,620円(税込、送料込)あまりに最近、職場での人間関係にいらいらすることが多いので、何がいけないのか、私の問題なのではないか、どう捕らえたらいいのか、ヒントがあればと思って購入してみた。お買い物マラソンのクーポンのおかげで半額で購入できた。参考になることを見つけられたら、また報告したい。
2014年07月06日
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いらいらが止まらない。止まらない。何故彼らは人を待たせて平気なのだろう。やれるものなら一人ですべてやりたい。一人ですべてできるのならどんなにいいだろう。一人でやっていた頃、仕事の多さに辟易していた。誰か手伝ってくれる人がいればどれだけいいだろう、と思った。孝行氏と組んで仕事をするようになった時、人と組んで仕事をするっていいな、と思った。ただ、仕事は多かったからやはり手伝ってくれる人がいればいいなと思っていた。そして今、大御神さんが付き、ガッテン君がメンテナンスを担当してくれるようになった。技術があるので助かる。絶対的な仕事量は増加する一方なので、感覚的に減った気はしないが、彼らがいなければこなせない仕事量なのは事実だ。しかし、ストレスはひたすら増える一方。一人でやっていた時の仕事そのものの困難さからくるストレスは人間関係へのストレスへととってかわった。『xxxをお願いしたいのだけど』『わかりました、すぐ行きます』といわれて待っていると待ちぼうけを食わされ、『僕が使いたいんです』と言われ、譲る代わりに『終わったら呼んでくれる?』と頼んだら、また待ちぼうけ。今朝はイカ君が昨日計測器を使った後だ。嫌な予感とともに面倒だな、と思いながら計測器の部屋に行くと。またやられた。彼は自分が使いやすいように装置を勝手にいじり自分仕様にする癖がある。そして元に戻さない。今日もまた、マウスが自分の使いやすいサイドにケーブルタイでくくりつけてある。私は毎度彼が針金でくくりつけているのを自分が使うたびに外していたのだが、(なぜなら彼のくくりつけるサイドだと、コントローラーが遠くなってしまい、私はモニターを見ながら調整するとき手が届かないのだ)今回はケーブルタイだ。ペンチで切る必要がある。何がいけないのだ?何が悪いのだ?いらいらが止まらず、孤独感は収まらず、そして今胸に湧き上がっているのは、死にたいという、思い。自分も奴らも、大嫌いだ。
2014年07月01日
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怒涛の1週間が終わろうとしている。というか、今日これから週末最大の課題の一つだった大きな集まりがある。2日前、初めての経験をした。ものすごく不思議なのだけど、『あ、鬱のフェイズが変わった。』と思う瞬間があった。しかも困ったことに、悪いほうに。私は慢性の鬱病なので基本的にエネルギーラインが低くて、ネガティブデフォルトだ。しかし、その中でも日々の生活を送るのに支障があまり生じないですむ比較的軽い鬱状態期間(ポジ)と、風呂に入るのも難しいようなド鬱期間(ネガ)の行き来を繰り返している。仕事が極端に忙しいと、体的にはすでにネガなのにそれに気づかないふりをしてポジのつもりで動く。そして気持ちのネガが追いつく。ネガの2乗。2日前『ぷつん』と音を立ててネガに転移した。
2014年06月29日
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デスクワークだった昨日。疲れすぎているので残業は早々に切り上げることにして帰宅準備をしているところに大御神さんがやってきた。『あの、すみません、結果が変なんです。』『…プログラムを走らせた結果ですか?』うなずいた大御神さん。大御神さんは人はいいし、動物の扱いはうまいし、技術もあるのだがともかくトラブルシューティングができない。特にPC周りは苦手としている。結果を見ると確かに変だ。このプログラムを書いたのは、よその部署の人でプログラミングを得意とするDJ氏(仮名)。凄腕のプログラマーのプログラムは美しすぎて読むのがしんどい。でも、ついさっきまで動いていたプログラムなのに…書き換えた形跡はなし。うーん…画像のロード時でしくじってるなぁ。『大御神さん、ロードする元画像の状態は?』『ちゃんと見えてます。おかしくなってません。』『エラーメッセージは。』『なしです。…私なんかやっちゃったんでしょうか。』・・・でた・・・。私はこれが苦手なのだ。『私壊しちゃいました?』『私やっちゃいました?』といつも大御神さんはいう。しかし実際この一見反省しているかのような言葉は何の役にも立たない。この場合の『壊した』『やっちゃった』というのはつまり『直さなくてはならないけど私はできません。』ということで、思考停止に他ならない。トラブルには必ず何か原因があるわけで、それを探るためには様々なチェック項目があるのは当然のことだが、そのチェックをやらずに済ませる魔法の言葉が『壊しちゃった』『やっちゃった』なのだ…この場合。そう、大御神さんはチェックを何故か常に避けようとする。『ロードする画像サイズは?いつもと同じですか?変わってませんか?』『何もしてないですけど』『他の、データもう一度計算し直してみましたか?』『いいえ、やってないですけど。私のPC使ったから壊れちゃったんでしょうか?』だーーーーーーーかーーーーーらーーーーーーー!!!チェックしてくれ!!なぜ何もやってないんだぁぁぁl私は早めに帰るのをあきらめ腰を据えた。いくつかのデータの比較・チェックを何回か繰り返し、原因は判明。『ロードする画像、サイズが変わってます。サイズ…ちがうな。オリジナルがないからはっきりは言い切れないけどおそらく90度回転してる。変なところでプログラムとめました?』『あ、そういえば。』『おそらくそのせいだと思います。DJ氏のプログラムのバグ…かな。最終テストは後でやりますけどとりあえずテスト画像をつくって…ほら、動きました。』『わぁ、さすがです!!』いや。大御神さん。それ、いらっとするから。ほめられるレベルの話じゃないから。っていうかあなたがチェックしてたら30分以内にわかってることだから。大体、変わってませんって言ってた画像、思いっきり変わってるし。心が狭くて高望みで、だから私はいらいらしてるのだろうか。私は間違っているのだろうか。どうしたら自分も、人も気持ちよく仕事をするという風にできるのだろうか。私はどう変わればいいのだろうか。どうしたら山積みの仕事が減るのだろうか。トラブルシューティングを学んでほしいと思うのは高望みなんだろうか。人に任せても、結局私に回ってくる。まるで融通のきかない機械を使っているかのようだ。トラブルのたびに私は自分の仕事を中断する羽目になる。いったい何がいけないんだろうか。私はわがままなのだろうか。私は高望みなんだろうか。ぐるぐる考えながら帰宅し、そのまま晩御飯食べながら知人の相談にのるというミッションをこなした。夜23:00までかかった。私は1日休みをとることに決めた。
2014年06月25日
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復職して3週間目に突入。復職後1週間目、最初の月ー水までの3日間はスタートアップだったので少しゆっくりペースだったが、木曜日から通常勤務。土曜日と日曜日ともに半日は仕事だった.おかげですっかり日曜日の夜はグロッキー状態。2週目はデスクワークが多かったが、フルだったのでくたびれたなーとなっていたところで木曜日からの猛ラッシュ!!地獄の36時間勤務は想像以上に体にこたえた。いつもなら月に2-3回あるこの36時間勤務。いつもはくたびれてはいるものの、明けて次の日は土曜日なので、金曜午前中の明け勤務が終わると、午後は次の週の準備と週の残務処理をする体力くらいは全然残っていたのだが…金曜日は例によってガッテン君の突然のスケジュールへの割り込み。前日の夜遅くに連絡してきてどうしっろっていうの?私にとっては遅すぎる連絡で結局予定の仕事がこなせず、不機嫌になった私に、『すみませんでした。』ととりあえず謝ってきたのが進歩なのかどうか。土日は別枠の仕事がフルで入っていてへとへと。日曜日夜も月曜の仕事の準備で出勤。そして、昨日月曜。ガッテン君の割り込みのせいでできなかった金曜日の仕事をこなそうとしたところボーミト君が背後で別の仕事をするという。私は構わなかったのだが、ボーミト君、『電気消さないでください。』『手元のライト、つけてて構わないよ。天井のライトは消してもらわないと計測できないけど。』『でも、やりにくいです。』『・・・・じゃ、消して大丈夫になったら呼んで。』できないわけじゃないんだから、やりにくいくらい我慢しろよ、と言いたいのを我慢してそう言った。ボーミト君は『あと1時間くらいあれば。』と言った。2時間経過。ボーミト君は来ない。『なんか…いやな予感。』私は呟いてデスクから立ち上がる。明かりのついた空っぽの計測器の部屋。ボーミト君はいなかった。私は2時間、遅れてしまったスケジュールをこなし、ひどく疲れて帰路についた。メールが数通携帯に来ていた。本来の仕事とは別口の件で4通。一人は離婚を考えてる子持ちの友達。離婚と仕事の件でメール。28日までに彼女に書類を渡す。一人は仕事がらみの知人のメール。24日、仕事から帰ったら話があるので晩御飯を食べながら相談したいとのこと。一人はやはり仕事絡みだが、私も絡む会議の時の根回しのメール。29日の会議までに準備が必要。数時間はかかるなこれは。一人は大学時代の友達。東京に久々に出てくるので26日に何とか会えないかとのこと。3年ぶり。震災の時はお世話になったから、お礼くらいは言わなくてはいけないな。自分自身の仕事と仕事が絡んだミーティング、そして義理。メールを見たら車の中で泣けてきてしまった。私も24時間しか時間はないんだよ。しかも復職したばかりで、しかも慢性うつ病なんだよ(隠してるけど)私はそんなに能力ないよ。私が助けて欲しいんだよ。相談に乗る能力なんて、そんなにないよ。私は・・・・・復職3週目ですでに辛くなっている。
2014年06月24日
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さすがに疲れるせいか、昨日は久々に入眠がスムースに行きそうだったので、眠剤なしで就寝。をを!眠ーい、寝れる!!起きたら4時半。もうチョイ眠れるといいんだけど、やはり早朝覚醒までは収まらず。仕方ない。でも明日は徹夜勤務になるはずだから、(しかも明けて金曜18時まで仕事の地獄の36時間勤務)今日は寝ておかなければ。今日、yayaさんが『きりんさん、貯金してますか?』と聞くので『うん、あと2年くらいで死ぬ予定だから(この激務だと)、そこまでなら何とか』と答えた。しゃれにならないかも。
2014年06月18日
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復職後2週目突入。今週は週末まで休み無し。しかし…頭も体力も30-40%の回復にとどまり、正直しんどい。休職は1週間程度にしとけばよかったのかな、などと今更思う。病気の状態や、個人の性格によって、疲れた心の病気の治し方は違っていて、私の場合はもしかしたら長期休むより、短い時間、時短勤務でとりあえず出勤し続けた方が良かったのかなぁ、などとも思ったりもする。まぁ、最初の3日間の休みは絶対必要で正しかったはずだ。次の3日は、ちょっと半分くらい出て、最後の1週間で徐々に復帰すれば………などともう終わってしまった休職期間の事を考えても仕方ない。ただ、睡眠障害が酷いのと、不安感が大分出ているので、薬にしばらく頼りながら回復を目指そう。
2014年06月16日
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復職後初めての週末ですが、非常に状態が悪いです。もともと慢性の鬱ですが、沈んでいる中で更に上下のある気分の波。しかも、無気力で、やらなくてはいけない事は大量にあるのに体が動かない。やっぱり少し薬に頼った方がいいのかな、レベルです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-22 できないんだよ『そうですか。僕は、また…プライベートな事情かと思っていた。』ボスはぽそり、といった。私は仕事を進めるうえでの不都合(おもに原因は岡田さん・ガッテン君)の事を訴えた。もちろん、聞いていれば誰がやったことかはわかるのだけれど、私はあえて個人名を伏せた。今まで我慢して我慢して、それでも仁義をきってきた最後の意地だった。けれど、イカ君についてだけは私は個人名を挙げた。『イカ君…彼についてだけは、言わせてください。』数々の仕事に対する誇りを根こそぎ奪うような言動は、言ってもしょうがない、と思っていた。私は、計測器の共有の話をした。『ともかく彼は動かないんです。ハードディスクの容量が足りないから、つけなければ、ということになっても彼は何もしない。そして共有部分を満タンにしてしまう。結局、私が付ける。彼は平気でそれを使う。そんなことが多すぎるんです。しかも理不尽に文句をつける。こないだの機材の修理の件についても同じです。』止まらなかった。ずっとずっと、嫌だったことを吐き出した。『調子が悪いのに無視して使い続ける。私が先に全部代替品まで手配して、修理に出す段階になって【自分の仕事が止まるくらいなら調子が悪くても使ってる方がいい】なんていう。仕事が止まらないように、代替え品の手配くらいするのは当たり前です。私は当然それをやってる。イカ君は自分が動かないのに…そういう文句のつけ方を。』『だから…彼は、知識もないし、できないんだよ。』ボスの言葉は柔らかな調子ではあったけど、厳しかった。『彼、”できない”でしょ。プログラム見ればすぐわかる。変数の使い方、コメントのつけ方。あまり頭がよくない。』『…いわゆるプログラマがつくるプログラムじゃない、とは思いましたが。』イカ君は多様な経歴を持ち、専門のプログラム屋ではない。私のプログラムも美しいわけじゃないし。ボスの美しすぎるプログラムを基準に言われたら、イカ君も厳しいかも、と思い私は言った。『だからさ』ボスは言った。『彼については大目に見てください。』『…は!?』『彼は…どうせ今年だけの人です。引導を渡してあげた方がいい。のっぴきならなくなる前に。』ボスの言葉は本当に厳しかった。『僕はね、何度か聞いてました。彼がきりんさんに≪そんな事を言っていいのか≫というような言動を、とっていることを。いままでに3回4回ね。』その言葉は遠くから聞こえてくるように思えた。店の中は人が増え実際ざわつき始めていたのかもしれないが、私は曇りガラスを通しているように周りの情景をうまく把握できなくなってきていた。今の職場に移ってから、鬱がピークだったころ、よくそういうことがあった。すべての周りで起こっている出来事が遠くに思え、ガラスの向こう側を私が眺めている。私は多分限界を超えていたのだろう。ボスにイカ君という個人名を出して訴えたことでエネルギーが一時的に枯渇してしまっていたのかもしれない。『こないだの会議の時もね、イカ君、きりんさんにこう言ったでしょ。”腕が悪い”。』ボスは決して感情的にではなく、淡々と続けた。『あの時、写真とかデータちゃんと見せてたのに、言ったんだよね ”腕が悪い”って。僕はあれはない、と思った。』私は、自分が言い出す前に、ボスがその日のことについて、言ってくれたことで、(ボスは本当にわかっていたんだ)と思えた。
2014年06月15日
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昨日で通常出勤して1週間。疲れた…やはりしく休んでいると(しかもほぼひきこもりだったし)なんだか体力が落ちた感じで,すごく疲れる。どうやって体力回復していったらいいのかな…?-----------------------------------------------------------おととい結構フルで働いたので, 昨日はペースを落とすのとリハビリを兼ねて、プログラムを読むことにした。美子さんに頼まれたものだ(記事: 通常出勤(なべて世は事もなしか?)参照)。一通りプログラム構造は分かったので美子さんと話すことにした。『…というわけなんで、美子さんのいう、謎の出力を行っている犯人部分はここの4つの関数です。これを読んでください。』『え?私、読めないんです。これ何を出力してるんですか?』…そうか。美子さんはプログラムの構造を話しただけじゃだめなんだ。私の思ってたよりもプログラムのことはわかっていない。しかし彼女の覚悟はすごかった。『プログラム、私が今から勉強したって、どうせ自分のレベルまで来るのは大変だからって、ブルさんいうんです。』ブル言いそう。美子さんも、最初はそうかな、と思ったそうだ。『でも、何をしてるのかわからないプログラム使わされて、結果だけ渡されて、どういう手順で何をして最終的に何を出力したのか、聞いても適当なこと教えられて…!!』美子さんは静かに、でも、ものすごく怒ってた。『だから、私決心しました。自分でやってやるって。プログラムを書くのはまだ無理でも何をしているのかわかれば、私、もうブルさんに頼る必要はなくなるんです。…で、ボスに相談したんです』美子さん、すでにボスに相談してたんだ。…さすが。私よりはるかに見切りが早い。『…に相談しろって』『・・・え?』『だから、ボスからメールが。順番的にはプログラムを相談するなら、きりんさんに最初にしろって』…丸投げかよ。ボス。まぁ、今日はリハビリの日だ。『・・・私も、自分の仕事の合間にやるので、多少時間もらえますか?」『もちろんです。私もプログラムにかけるためのサンプル集めが始まりますので2週間は。』『わかりました。それだけあれば十分。ブルさんと仕事する大変さは私わかります。だからできる範囲でお手伝いします。』美子さんはにっこりしたが、少し心配そうな顔になった。『ただ、心配が一つあります。きりんさんに頼んだことがわかったら、ブルさん面白くなくって、関係が悪くなったりしないでしょうか。』私は笑った。『あはは…あの人とは付き合い長いんですよ(悪い意味でだけど)。うまくやるから大丈夫です。』『すみません、よろしくお願いします。』あぁ、この美子さんのかんじ。私好きだな。と私は思った。覚悟のある女性との会話は、なんだか私が少し元気になるようだ。私は知っていた。他の助手の女性陣が美子さんのことを(『最初はうまくやってると思ったけど、もたなかったね』)と、言っているのを。こんなとき私はいつも孤独感を感じていた。立場が違うからではあるが、決して彼女らが私に共感してるわけではないことを、責任を負ってくれるわけではないことを知っていたから。そして美子さんは今までの私と同様に誰かが(今回はブル)いい加減だからといって、自分の仕事の結果に責任を持たないわけにはいかないのだ。彼女は戦う覚悟を決めていた。そのいさぎよさ。その誇り高さ。私は心の底からうらやましかった。そして彼女の覚悟に心から拍手とエールを送った。
2014年06月14日
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久々の通常出勤・通常業務。久々なのですっかり疲れたのと同時になべて世は…とつぶやきたくなった。朝『今日からまた普通に戻ります』と挨拶したら、事情を知っているのか知っていないのかわからないけどyayaさんが『そうですか、まぁ、まぁ、ゆっくり行きましょう!』といってくれてちょっとうれしかった。さて久々に計測器の前へ行って準備をしようとしたが、…汚い…!!なんだなんだ、この汚さ。ともかく乱雑で、整然としてない。なんとなく不潔。『ねぇ。この部品、すごく汚れて見えるんだけど、こんなもんだろうか?』ガッテン君に聞いてみる。『…いや、スゲー汚いっすよ』『やっぱりそうなんだ。磨き方教えてくれる?』『あぁ、いいっすよ』『それとさ…なんか部品だけじゃなくて、ここ全体的にすっごく汚いんだけど』『あぁ、それもイカ君でしょ。もういくら言ってもダメなんでスルーっすよ。』頭に来たので、私は計測後、周辺をピカピカに磨いてやった。イカ君が片付けてないとおぼしき消耗品は軒並みゴミ箱に叩き込んでやった。また、今日。美子さんからメールが来ていた。【ご相談したいことがあります】とあった。何だろう。美子さんは今ブルとちょっと大きな仕事をしている。彼女は大御神さんと同様ちょっとPC, プログラムが苦手なのでその話かな、と思った。大御神さんよりは話は通じるけど、専門用語の使い方がちょっとまだずれているときがあって、微妙に意思の疎通が難しい。でも美子さんはものすごい勢いで勉強しているのでそのうち通じるようになるだろうけど。で、やっぱりプログラムの件だった。イカ君に頼んだがらちが明かなかったらしい。というか、こちらサンでの問題はブルだった。『このプログラムの出力結果とグラフの対応がつかないんです』と美子さんは訴えるのだ。『きりんさん、プログラムの出力を解説してもらえませんか?』『…でも、これブルさんの書いたプログラムでしょ?ブルさんに聞いたほうがいいんじゃないですか』『聞きました!でも、なんか変なウソ教えて、おかしいって指摘したのに謝りもしないんですよ!!』そして彼女はブルのメールをプリントアウトしたものを差し出すではないか。『こんなメールよこしたんですけど、意味わかりません!!』なんかすごい、怒ってる美子さん。『美子さん、無駄ですから…ブルさんにそんなこと期待するの。メールもそう。あの人のメールは意味通る方が少ないんですから…。見せてください。あぁ、メールじゃありません。それ、どうせわかんないから、私読みません。みたいのは問題のプログラムです。』言ったことに後悔。なんじゃこりゃ。コメント(ここでいうコメントとは、何をやってるか説明が書いてある部分のこと)が全然ないプログラムをどう読めっての?しかも美子さん、スクリプトと関数とデータベースは違うんだけどな…しかも、なんか、たくさん自前の関数呼んできてるけど・・・ってことはその関数プログラムも…。うわぁ、やっぱり。コメント全然ないじゃん。えらいことを引き受けてしまった。なべてうちの部署は…事件だらけ(しかも不愉快)
2014年06月12日
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今日も曇天。雨の予報。子供のころはこの季節が大好きだった。鮮やかな緑と、美しい紫陽花、雨の音。すべて好きだった。霧雨の日が特に好きで近所の川まで行って、緑の葉を茂らせた川べりの木の下、あるいは植木の畑のヘリに入り込んで緑に囲まれて、雨を眺めカエルの声をじっと聞いているのが好きだった。子供のころから大勢の人の中は苦手だったので、ときどきそうして自然の音しかしないところで自分を休めていたのかもしれない。はたから見ると、かなり変わった暗い子供だったのだろう大人になって鬱病になってしまうと、好きだったこの季節はなぜか体調不良を引き起こす季節となってしまった。子供のころ入れた植木の畑は大人は踏み込めない。何より川の護岸工事が進んで、風景は変わった。田圃は畑に代わり、カエルの声はもうしない。私はどこで心を休めればいいのかな、と思う。明日からは完全に通常出勤となる。一度膝をついてしまった自分が働けるのか、とても心配である。
2014年06月11日
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久々に出勤。何一つ変わらないので、果てしなく疲れました。
2014年06月10日
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昨日思い出せなかった薬の名前…てっきり入眠・睡眠薬だと思っていたら鬱のほうの治療薬でした。眠気のほうは副作用だったみたいです。その名は『ジェイゾロフト』選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)で、パキシルの仲間。2006年から日本では使われ始めたばかりらしいです。効き目がかなり強力。眠気が強すぎてちょっと…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-21 ずっと辛かった『え…と、まずは…休暇をありがとうございました。それと、話すの、ずっとためらってました。』私は、ボスと向かい合わせで座っていた。昼のランチタイムを過ぎた店は、結構がらんとして、3組しか客はいなかった。日本人ビジネスマン(たぶん営業)の二人組と、韓国人のカップルが1組。傾向として韓国人同士の会話は、大概声が大きくてうるさい。でも、あまり聞かれたくない話をしているときは好都合でもあった。『…ずっと、我慢してました。ここ2年くらいの間。』私は言った。休んでいる間、あったことをブログに書き綴った。怒りとやりきれなさを吐き出した。コメントを毎日もらって、【あなたはは悪くないよ】【上司に話したほうがいい】という言葉をもらって、私は一歩踏み出す力をもらったと思う。私は、2週間ぶりに会社に出勤しボスと話すことにしたのだった。『…それは、イカ君が絡んでる?』ボスがいった。『ともかく、全体です。しかもこちらの要望はほぼまったく通らない。ボス、あなたが噛むとき以外は。』私は言った。イカ君の名前がすぐ出てくるのはごく最近イカ君がらみのトラブルがあったからだろうが、そんなピンポイントな話をしたいのではない、と知らせたかった。『特に困ったのは、計測器の件です…』私は変更があっても情報が回ってこないこと、ずっと《腕が悪いせいでしょ》と計測器不調の件を放置されたことを簡単に話した。『…それでも、それは1年も前のことで…もういいんです。終わってしまったことですから。私も、頼りすぎてたのが悪かったんです。ただ、ずっとそんな感じで、とても仕事をする時の風通しが悪くて…。それでも、大人なんだからって、何とか飲み込んできたんです。けれど今回…』私は,この2か月で部屋をいきなり追い出されたり道具を空にされたりしたことで(シェラザード REDsetの行方・限界 参照)、本当に限界まで疲れてしまったのだ、と言った。(ここにまとめて書いてみたら小中学生のいじめみたいだと思って結構うんざり…)
2014年06月09日
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なんだかひどく体調がすぐれないのは、雨のせい・・・?今日は病院の日なのだけど・・・薬も飲んでないのに、昼前くらいに吐き気と、猛烈な睡魔に襲われ、まるでハンマーで殴られたように3時間ほど眠った。あの薬の名前はなんだったっけ。ちょっと長めの名前。ロヒプノールじゃないし、さんざん検索してみたけど、見つからないのか思い出せないのか…・あまりに急激な眠気だったので心配になり(ナルコレプシー?みたいな)症状を調べてみたけれど、思い当るのは気圧の変化で酸欠と、睡眠不足(質が悪い)、そして自律神経失調症。私は子供のころから結構簡単に自律神経を失調する。多分またそうだろうなぁ。眠気よりもいつも頭重感とだるさなんだけど。◇抑うつ型自律神経失調症要因:ストレスの慢性的な蓄積などによるうつ反応特徴など:抑うつ気分が身体の症状に隠れて発見されないと『うつ』に対する適切な治療が行われないことになる
2014年06月08日
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今日は早朝覚醒は変わらないのですが、5:30でした。これは早朝覚醒と、単なる早起きのちょうど境目的な感じです(私の生活時間だと)私は夜が苦手です。まだ暗い早朝も苦手なんですけど。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-20 身の程知らずさて、しばらくつづってきた特異キャラの新人イカ君。困った人なのでだんだん部署の人間は若干遠巻きにするようになっていた。言っても聞かないし、言動が失礼で腹が立つから、みんな『ちっ』と舌打ちして放置、のような状態。先月、私がもう辞めようと思った日にほど近い、ある日だった。私が週末出勤して計測をした後の、明け、週初め。『きりんさん!!計測器、週末調子悪くなかったすか!?』ガッテン君がやってきた。『まだ詳しくはわかんないけど、別に…なんかあった?』『おかしいんすよ。部品の一部が動いてない』『…そんなことなかったと思うけど。』私は私の鬱の原因の大きな部分を占めるガッテン君にはすでにもうあまり関わりたくなかったのだが、濡れ衣はさらに嫌なので、問題の週末計測のチェックを先にすることにした。『ガッテン君…私がとった週末の最終計測分チェックしたんだけど、ノーマルだよ。問題ない。ちゃんと動いてる。』『マジっすか?』『うん、見る?それに、私使ったのは週末前半だけだよ。』私はその時既にとても疲れていたし、メンテナンスはガッテン君の仕事だし、しかも私は無罪だし、ともかくそちらは任せて放置することにした。結局、重要なパーツが壊れており、桁数6ケタに及ぶ修理代がかかることが判明した。壊したのは週末後半につかったイカ君であることはほぼ間違いなかった。最初に私が疑われたのは、機械の使用ログからだった。私は(他の人達も)必ず使用履歴に記録するがイカ君はログを残さない。つまり使用履歴的には私が最後の使用者だったわけだ。不幸中の幸いだったのはイカ君がログを残さないのは今に始まったことでなないことと、週末目撃されていたせいだった。たとえばグラボが原因でPCの動作が不調だったとする。素人だとそれがソフトのせいかOSのせいかはたまたハードのせいかわからないだろう。ある程度のユーザーなら、このトラブルは多分グラフィックボードがらみだな、と分かるかもしれない。それで、どうするか。私の考えでは正解は以下の通り。素人さん…>ヘルプを他人に求める。webで類似トラブルを調べて『ぐらふぃっくぼおどってヤツののトラブルかも』というところまで到達していれば、とりあえずは素晴らしい。私(素人よりはちょっとまし(笑)…>まずポートの掃除をしてボードさし直す(笑)。他のグラボに変えてみる。オンボードのほうを使ってみる、等々テストをした上で、買い直すか我慢するか考える……ってところだろうか。で、この例に当てはめるならば、ほぼ素人のイカ君は『ぐらふぃっくぼおどってヤツのトラブルかも』に行きついた自分はパワーユーザー以上♪俺って天才☆と勘違いをして、いきなりグラボどころか、マザーボードそのものをいじってしまった(しかも当然間違っている)、ってとこだろうか。『は?どこを…ですか?』『いや、だからさ、例の部品が取り付けてあるボックスをさ、イカ君、ドライバでこじ開けて、いじったらしいんだよ。』『ひぇ…!?こ、怖…っ』『普通やらないよねぇ…』トラブルから2週間後、ボスは私と向かい合わせでコーヒーを飲みながらため息交じりに呟いた。
2014年06月08日
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1日雨でした。掃除をしようとしたけど結構 鬱が雨の影響もあるのか状態が悪いので、ともかく物をまとめるだけで終わってしまいました…家の水道とか給湯器とかライフライン直結のものが壊れ気味なのも鬱を助長します。緑の中の雨は前はもっともっと好きだったんですが…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-19 粗悪なコピー私がこいつ最悪と思った、新人・イカ君。彼は私のみならず、部署に被害をもたらし続けることとなった。やたらに自信家で、人を見下すというところだけではなくともかくよく物を壊す、というところまで私の天敵ブルに似ているのだが、イカ君は、ブルのコピーはコピーでもかなり粗悪なコピー品だった。私は呆れてはいたし、ボスに気の毒だとは思ったが、みんながイカ君の最悪度合いを思い知ればいいとも思っていた。それにはたいして時間はかからなかった。但し、とばっちりをメインに食うのは大概私か大御神さんだ。まぁ、あたりまえではある。イカ君と機械を共用しているのは私だけだし大御神さんは、私の指示で動いていたからだ。何よりも腹が立つしうんざりしたのは粗悪なコピー品のくせに、まるでブルのように人を見下し、あまつさえブルよりもはるかに強烈なメンタル攻撃をする事だった。天性の嗅覚なのか、人の一番気にしているところを実に的確にピンポイントでつくような言動をとる。ガッテン君や岡田さんを中心としたメンタルアタックに加えての、このイカ君ストレスは、ボディブローのように私の気持ちをむしばんでいった。何故ボディブローかというと、最初は私の中に、彼は一番の若手だから気負ってるんだろう、とか、まぁ、そんな甘っちょろい思いがあったのと、イカ君の経験不足からくる知識のなさ(とその自覚のなさ)は、常に自信のない私から見ても明らかだったからだ。まぁ、ぶっちゃけ、こんなアホに馬鹿にされる覚えはない、と思っていたわけだ。
2014年06月07日
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シェラザード-18 自信と勘違い自信があることは、私はとても大事たと思うし、ハッタリかまして、それに見合うように頑張ったからこそみえてくるものもあると思う。だから自信家であることに対して私は否定的になる気はない。むしろ私にはない自信を持っていること自体は、うらやましいとすら思う。問題はそこではなく、経験不足のイカ君が、ただ、自信家なだけではなく、謙虚さにかけることだ。ま、それはブルもかなりそういうところは似ているのだけど。イカ君が致命的だったのは、ブルのような天才ではなく、凡人だったことだ。別に私自身も超凡人なのだが、凡人は『身の程を知らなくてはいけない』と思う。ボスの素晴らしいのは、天才なのに周りに気配りをし、全ての人にそれなりに敬意を払うところだ。ブルが素晴らしくなくてただの天才なのは、アイディアは天才だけど、仕事がずさんで気配りもできず、他の人間を見下してしまうところだ。で、イカ君は天才ではないのに気配りもできず他の人間を見下す、いわゆる”残念な勘違い君”だった。私がイカ君と大御神さんとで共用している機械がある。その機械での計測結果がトラブルを起こした。大御神さんは基本的に言われたことしかしないので、トラブルシューティングはできない。しかたなく私は計測結果のトラブルをみたうえで、考えられる原因を絞っていった。妙な計測結果を前に私は考え込んでいた。(…これは…プログラムトラブルとは考えられないな…。やるべきことはなんだろう。このふらつき。ハード的になもの…?だとするとチェックすべきはケーブルコネクションか…それとも、照明自体のふらつきか…)『きりんさん、プログラム書き直して、計算し直しやらないんですか?』とイカ君。『うーん、でもね、この結果見ると今回のトラブルはプログラム的なものとは考えにくいんですよ。あなたの言ってることは分からないではないけど、可能性は薄いと思う。しかも手間ばかりかかるから、先にチェックすべきは…』『なんでやらないんですか?やろうとしない理由がわかんないですよ!!何故、やらない理由を考えるんですか!』彼は声を荒げた。おい、私の言ってること、聞いてんのか?私は気色ばんでいた。何様だこいつ???てめぇでやるでもなく、可能性の低い手間ばかりかかるチェックを人にやらせる気か?『…可能性の低いものは後回しです。』私は彼のプログラム書き直せ攻撃を無視しすることにし、大御神さんに、何点か機械のハード的なチェックの支持をした。2時間後。『きりんさん!!見つけました。…あの、やはり…その…』『…よくある話ですよ。よかった。で、どこです?』原因は、イカ君が、装置を勝手にいじった時にちゃんと締めこんでいなかった小さなプラグ。私と大御神さんがセットした時はちゃんと締めてたから、確認してなかったのだ。『…だからいったじゃん』私は小さくつぶやいて、大御神さんに確認のための計測を頼み、安堵すると同時に、まるで関係ないように知らぬ顔を決め込んでいるイカ君をちらりと眺めながらこいつ、最悪。と思ったのだった。
2014年06月07日
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昨日は久々の出勤。(ほぼ仕事はしてないけど)そこで起こったことをかこうかとも思うけど、とりあえず区切りもつけたいので過去を書きます。今日はまた複数アップかな・・・?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-17 片付けられない男2年ほど前にうちの部署に転がり込んできた男・イカ君がいる。どこから聞いたのか知らないがともかく入社時に、かなり強固にうちの部署を希望したらしい。ボスは,部署の人数を不必要に増やしたがらず、人事にも断ったが1年間の約束が2年になり、3年になり、という感じ。なし崩しに3年目に突入しところ。イカ君はこれまた特異なキャラだ。まず、驚かされたのは、片付けられない男っぷりだった。当初の一時雇用期間であった1年間をすぎて、デスクをオフィスで割り当てられると、彼はまず、トン・単位?と思わされる資料を部署に持ち込んできた。実際軽トラ借りて運んできてたし。まぁ、私の職場荷物は古株の割には少ないほうかもしれない。最近の資料はほぼすべて電子化してるし、本棚も、部署が引っ越した時にyayaさんに召し上げられたので(人が増えたからという理由で)本自体も電子化。本を読むといえば私の場合はタブレットになっていた。さて、私が驚いたのはその彼の蔵書の量、というよりは無駄にも見える収集癖だった。私たちの使う資料本は第1版、第2版と情報が更新されるたび版が新しくなるわけだが、それを全版もっているのだ!!(ちなみに高いので私は買わない。部署の共用の資料をつかう)しかも資料本は広辞苑のように分厚いものがほとんどで…しかもぴかぴか。これ絶対読んでないだろ!!??そうあきれ果てたのは1年前だった。私が召し上げを食った本棚はその時共用スペースとして使われていたが、ずうずうしくもイカ君は、まず、自分専用の本棚を総務の女性に購入要求し、拒否されると、その時点で使われていない本棚部分にに当然のように自分の資料を置き始めた。いやはや、新人として入ってきた途端に、机2つ分の取り付け本棚を占領し、実際正式に彼に割り当てられた1つの机は、なんというか。。。足元も手元も荷物で埋まり、本と荷物でパーティションができてるような有様だ。更に本棚が欲しい?いくら版が新しくても、同じ資料いらんだろ。ふつう。それとも≪僕って勉強家でしょ≫アピール?前の記事でちらりと書いたイカ君の隣の席は勘弁してほしいというのはこれが理由だった(シェラザード-7参照)。ま、私にゃかんけーないよ、と思っていた。トン単位の荷物も、別に私がお金払うわけじゃないし。荷物のせいで座れないもんだから、蜘蛛みたいな不気味な格好で立ったままPCのマウスを操作する姿も、私が背中を向けてりゃ見えないし。独り言はかなりうるさくて、机をたたく音もうるさいけどブルで鍛えられている私はそれを無視することくらい全然OKだった。そんなわけでイカ君は私にとって最初は、特異なキャラクター・片付けられない男・経験は不足してるけど自信満々・まぁ、そのうち自分がわかるでしょ。と、まぁ、それだけの男だったしかし…(続く)
2014年06月07日
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早朝覚醒が3日目になった。はかったように4:30に目が覚める。休んでるのになぁ。でも早朝覚醒のせいか、9時ぐらいにたまらなく眠くなり、でも昨日までは眠いのに眠れなかった。今日は若干浅くうとうと、そして急激に眠りにおち正午近くまで眠った。良かった。眠れないのはつらいから。私は昨日の出社の件(ちょびっとだけ行ってきた参照)で赤井さん(私の動物を管理してくれている部署の人)からメールをもらっていた。それを早朝大御神さんに転送。ついでにその転送メールに書いておいた。『…でも、ボスとガッテン君と大御神さんで話ができあがってるのは知らなかったので、一時出社してこちらの要望を伝えました。その結果、赤井さんから以下のメールをもらったので一応転送しておきます。』昼になったらあわてたメールが返ってきてた。『私はボスとガッテン君と話はしましたが、そんな決定知りません!ボスとガッテン君で話進めてるんじゃないですか?』みたいな内容だった。まぁ、そういうこともあるだろう。ガッテン君が私には話を下してこないのは毎度のことだし。また今回もか。それとも大御神さんがあまり聞いてなかったかどっちかだろうなぁ。まぁ、今の私にはどっちでも同じかも。とかなり無気力…
2014年06月05日
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今日午前中だけ会社に行った。というのは、私のプロジェクト用の動物を管理している部署から連絡があって、これまた出てけ、という話。追い出す代わりに別の場所を提供する。しかしその新しい場所は今日、直接案内しなければならないから、ということだったのでやってきたわけだ。面倒なのでタイムカードは押さず(一応休暇中なので)、すぐ帰るつもり。私のいつもの出勤時間は他の人たちより1時間は早いので、顔もあわせないで済むだろうと出かけた。鬱病が一番悪化していた時から、私はある程度機械的になら動ける。(ものすごい消耗するけど。)久しぶりのオフィスは、別に何が変わってるって、やっぱり私がいないときって誰も加湿器の水の補充しないんだな、コーヒーメーカーの中身洗わないんだな、ということくらいで何ら変化はない。そういう、家庭業務的なものは、部署についたところで私自身が、家モードから仕事モードに気持ちをシフトさせるための儀式でやっていたことだから、別にいいのだけど…しかし当初の目的である案内をしてもらったまではよかったのだが、それはどうもボスに知らせざるを得ない重要な話も含んでいたので仕方なくボスに『動物室に呼ばれたのできました。すぐ帰りますが…』ということで話を伝えた。すると『その件に関して、先日大御神さんとガッテン君と話したんだが…』とすでに解決済みであることを知らされた。なんだ。やっぱり私いらないじゃん。っていうか、解決済みであること教えてくれれば来ないで済んだのに。ぐったりとした気持ちになり帰ってきた。
2014年06月04日
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なんか、書いてて思うのですが、私はかなりいろんな意味で攻撃的ですな。人格障害かも。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-15 生還自己否定を続ければ、当然鬱は悪化する。私の鬱病はもともと、私の卒業論文の指導教官のアカハラ・パワハラがきっかけで、発症して1年たっていた。薬と気力でクリアして、別の大学院に進学を決めた私は、『自分はここで終わるわけではいかない、あいつ(パワハラ指導教官)に負けてたまるか』という思いだけでやってきていた。しかしそこに失恋とか自己否定ひがおまけでついて来れば鬱なんて真っ逆様に悪化していく。私は『自分は価値がない』という思い、ハルシオンでようやくとれる睡眠、私はぼろぼろになっていた.そんな頃、私はひょんなことで知り合った某教授と、その秘書さんとお昼を食べに行く機会があった。私が元気がないから励ましてくれる、というようなことだったと思う。その帰り道だった。ここを超えれば大学まですぐ、という大通り。。信号が赤だったか、信号がなくて車が切れるのを待っていたか、ともかく大通りで3人で立っていた時だった。北側から、見覚えのある車。ナンバー。カッチンの車だ。そして助手席は…隠れようとしているように見えるが…みのりだ。そこからのことはまるでスローモーションのようで、でもはっきり覚えてる。私はカッチンの車に轢かれようとするかのようにふらりと前に出教授が私の左腕をつかみ私はひきもどされ私の中から何かがそのまま前へそして轢かれた。…とたんに時間が普通に進み始めた。そう。はっきり覚えてる。私の体は教授に引き戻されたのに、私の中からそのまま出て行った何かはカッチンの車に轢かれて死んだ。『おーい、危ないぞ。』『…はい、すみません』私の中の何かがみのりをのせたカッチンの車に轢かれて死んだ。不思議なことに、私はその時から気力を取り戻した。今でも覚えているけど、何があったのかよくわからない。ともかく、それ以降、私はカッチンのところにストーカーのように電話することもなくなったし、カッチンとみのりのことを思って、何かが手につかない、ということもなくなった。不思議だった。そして呪文のように唱え続けながら生きていくことになった。自分自身で食っていくようになるんだ。自分が価値がない、ならば価値を手に入れよう。私は負けない。私は一歩でも前に進む。攻撃的に、生きてやる。
2014年06月03日
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今日は高校時代の友人立ちとランチに。プライベートの友人たちは、ちょこちょこあってるけど、落ち着いて話をするために会うのは久々です。いつも、イベントがらみで会ってる。でも、そういう時はミーティングモードだから会ってる時間の割に、話は表面的に終わってるのだな、と思います。とはいえ……、今日話すのかな、私。話していいのかな、とちょっと迷ってます。今日会う友人たちは結構皆様才媛ですが、基本専業主婦でパートで公務員仕事のお手伝いしてる人と学校関係の仕事してる人が1名ずつ、ひとりはフルタイムバリバリのカウンセラーです仕事離れてまで人の悩み聞きたくないだろう、と思っちゃうもんで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-15 誰も私を選ばない私はそれでもまだあがいていた。私が唯一自分を褒められるところは、どん底での踏ん張り、と思っていたから。**************どん底きりんの這い上がりストーリー その1こんなことがあった。大学の時、当時付き合っていた彼氏・カッチンに振られて私はとても落ち込んでいた。振られた原因は、カッチンが他の女性、しかも私の一番仲の良かったみのり(仮名)に心変わりしたからだった。カッチンのゼミはみのりを含め女性は3人だった。今思うと争奪戦状態だったのだろう。もともと性格のいいみのりは、先輩・パンチとか、同期の男・ゴローとか数名の男にに言い寄られて難儀していた。で、古い話なのでざざっとはしょると、みのりは奴らの誘いを断ったせいでゼミでいじめられていたのだ。カッチンはそれをかばっているうちにみのりが好きになってしまった、というわけだった。もともとナイト志向の強いやつだったし、すごく予想可能な展開だった。だって、私はみのりからいじめられてる、って聞いた途端カッチンが彼女をかばう…>カッチン彼女に惹かれるという未来が見えたくらいだから。とはいえ、友人と彼氏を一度に無くして、私は一応ちゃんと落ち込んでいた。でも正直言うと、カッチンのことを好きだったから、というより私の友人と比較されて私は負けたんだな、というのが一番ショックだったと思う。だから、私の落ち込み方は、好きな彼氏が自分のもとから去ったのが悲しい、ではなく『選ばれなかった自分は、ダメな人間なんだ』というものだった。(当時から自覚はあったけど、書いてみるとすごいな。)それは、たとえ自分に彼氏がまた出来たとしても解消はされない、自己否定に他ならなかった。
2014年06月03日
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これで今日の更新は最後です。なんか途中でやめられなかったのでこんなに何回も更新してしまいました。よんでくださっている皆様、読みにくくて済みません。ーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-14 私 ゴミですか私は、REDセットを追い出されることになった日(シェラザード-11参照)、本当はちょっとだけ泣いた。でも、その時は、悔しくて怒りのほうが大きかった。計測器の部屋に一人でいたとき、『…くやしい…!』とうめいて、こぶしで机を叩いたら次の日から手の小指の部分が手首まで赤紫の痣になってしまった。今回は怒りよりも悲しみのほうが大きかった。3段の引き出しは、そのからっぽの空間に驚くほどあっさりと、私のなけなしの精神エネルギを吸い取っていってしまった。ボス、私、ゴミですか。私は役立たずだから、がまんしてがまんしてがまんして…どんな時も我慢しなければならないのですか。私は何故こんなにボロキレのようになっているんですかひとしきり暗い空間でうずくまって泣いた後、私はのろのろと立ち上がり辞めよう、と思った。こんな、ゴミのように扱われて何故ここにいるのだろう。私はもう分らなかった。
2014年06月02日
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限界。その2です。いまでもあの時のこと思い出すと、なんだか泣けそう。でも、もう泣かないのです。ーーーーーーーーーーーーーシェラザード-13 初めて泣いたガッテン君が言った『あー、あれ、きりんさんのだったんだー。なんでプローブたくさんしまってたんすか?共通のとこにしまっとけばよったじゃないすか』『去年の大掃除の時ボスがいらないから捨てろって。で、あなたたちもいらないってゴミにしたのよ。でも私は使うから救い出してしまっておいたんだけど。それに私の作ったテスト部品は、どこにいっちゃったの?あれ全部私が作ったのに。それから…』『えーっと、それも共通のとこにしまいましたよ。』ガッテン君は共通のところからいくつかを引っ張り出した。『…何でもいいけど…ちゃんと一言、言ってからにしてくれないかな…』『あー、すんません!』声が少し震えていたかもしれない。結局私は実験室を奪われたに続き、道具をしまっていた場所も奪われた。私が使うからとゴミから救い出して、大切に保管した道具も、奪われて行った。私は…奪われ続けるのか。全て。私はREDセットを移した小さな部屋(シェラザード-11 REDセットの行方 参照)に行って、一人、しばらく泣いた。
2014年06月02日
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きりんにここ2年起こったことのダイジェスト版シェラザード。まとめて読むと、苦労したな、私、と思います。しかもダイジェストなのに。今回は私がもうだめだと思った出来事を書きます。実験室を追い出されて間もないときとセットになった出来事で、たいしたことないように見えるかもしれませんが、本当にこれはこたえました。もう私はあそこには必要ないのかもしれません。先週木曜日以降は、全然メールも来ないし。昼過ぎからすさまじい頭痛に襲われてます。起き上がるとガンガン…ーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-12 空の引き出し私はだんだん部署で口を利かなくなっていった。オフィスでの他の人たちの無駄話も聞きたくない。私は計測器の部屋に一人でいるか、オフィスにいるときは毎日ヘッドホンをして、ただモニターを見つめて仕事をしていた。幸いプログラム仕事の多いときだったので、それは一見普通に見えていたと思う。大御神さんが傍に来ても、注意をひかない限りはモニターから目もそらさなかった。大御神さんは私を小さい声で呼んで返事をしないとすぐ自分の席に行ってしまい私に報告をするのを遅らせる。そういう大御神さんの『私、邪魔しちゃいけないと思って気を使ってるんです』的な行動すらいらいらした。ちなみにガッテン君やyayaさんは、私の注意を引くときはモニターと私の顔の間に手を差し入れてひらひら振ったり、肩をちょんちょん叩いたりしていた。私はオフィスの居心地の悪さがしんどかった。早く仕事が終わると、こっそり早退したこともある。あれは5月のど真ん中だったと思う。。私は午後、出張だった日だったか、それとも早退した日だったろうか。どちらにしても午後の割と早い時間に私がいない日があった。その次の日だった。大御神さんが『あの、これ、場所を移しました…』と私と大御神さんしか使わない小さなガラスの入った箱を私に示した。『…何故ですか?』私は他の人が使わないけれど、自分が頻度高く使うもの、あるいは自分が作ったオリジナルのテスト用の部品を別にして、キャスタ付の3段引き出しに収納していた。ガラスの束の箱も、そうだった。私はそれを2段目に、入れていた。昨年の大掃除の時、私は大御神さんに【ここは私が、必要だけど今は使わないもの、他の人が使わないけど私が使うもの、3段目は私のオリジナル部品と道具をしまっています。私の場所です。必要なときは出して使ってください。ガラスもここに入れておきますね。】と教えていた。私はその引出しに向かった。そこで私が見たものは、何一つ入っていない、空っぽの3段分の引き出しだった。『美子さんがまだ、場所持ってらっしゃらなくて、美子さん用に場所が必要だって…それでガッテン君がここ誰も使ってないだろうって…私ガラスのことは知ってたから移したんですけど…』私はもう、大御神さんを見ていなかった。目の前が曇りガラスを差し込んだように暗くなっていた。空の引き出しを上から全部開けて確認をした。何もなかった。私の作った部品も。私が計測のたびに使うので別にしておいた道具も。そして、3段すべての引き出しに、新たに『美子さん用』と書かれた緑の付箋が貼られていた。
2014年06月02日
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昨日は日差しが強すぎてキャンセルした美容院に行ってきました。でも今日も日差しは強いです。美容院の帰りに好きな雑貨屋か図書館でも寄ろうかと思ったけど、日差しは強くなる一方だろうからやめておきました。代わりにマッサージ屋さんに寄ろうとしたら残念…月曜定休だった…普段平日なんていけないから知りませんでした(;_;)------------------------------------------シェラザード-11 これっていじめじゃん私は天敵ブルと交渉する前にひそかに機嫌をうかがった。悪くないようだ。『あの、私REDセットなんですけど、岡田さんがあの部屋使うって、私追い出されちゃったんです。でも、私のスケジュールは遅延させられないし、真っ暗にできるところじゃないと困るし…ブルさんの使ってる部屋、使わせていただくわけにいきませんか?』結局ブルのセットを、一時的に別部屋に移動させたうえで、私がブルの部屋にREDセットを移動させること、が決まった。『じゃその別部屋を使う許可をボスにとるのと、僕の装置の移動はきりんさんがやってくれるんだよね?』ブルは言った。『ええ、もちろんです。こちらでお願いしたんですから』私は答えた。ブルのセットの移動は机以外はたいしたことない。パーツが多くて面倒なだけである。私は、ともかく煮えくり返りそうなくらい怒っていた。静かに。黙って。ええ、ブルの装置の移動、もちろん私がやりますとも。でも、私を追い出しだ岡田さんは指一本動かさないんですね。この期に及んで言い訳の一言、謝罪の一言もないんですね。部屋を使えば、共用になる。共用になったらスケジュールが被る。なのに、一言もなかった。そして謝罪の一言もなかった。そして、自分が使うから今日出てけと。それも私にじゃない。大御神さんに言ったのだ。自分がボスに大事にされているから何をやってもいいと思っているのか?それとも私にはことわる必要さえないと?私は、無視していいのか?私は…ただのゴミか。一人きりでブルの装置をはずし、別部屋のある廊下の端まで移動しながら、私は自分の周りにメラメラと、オーラが噴き出しているのを感じていた。『あれ、きりんさん…移動、明日じゃなかったの』ガッテン君がガラガラと廊下の端から端までパーツの乗ったキャスタ台を運ぶ私に声をかけた。てめぇもぐるだろが!大御神さんに、『REDセットを組むときに手伝った経緯もあるから俺もREDセット関係での移動、手伝いますよ』とガッテン君が言ったのを聞かされていた私は態度を硬化させていた。あんたの中ボス岡田さんが私の使ってる部屋にセットを組み始めてるの、あんた知ってたでしょ?手伝ってたもんね。私があの部屋使ってるのも知ってたよね。でも、なんにも言わなかったよね。あんたは岡田さんのただの腰ぎんちゃくだろ。ふざけるな。私によるな。あんたもいじめのグルだ。『ううん、今日。』私は運びながらただ答えた。『え、でも大御神さんが明日って…』『ううん、今日(言ってねーし)』てめーに手伝ってなんて欲しかないんだよ。偽善者め!!!ブルのセットの乗ったデスクも私一人(もしくは大御神さんと私)で運ぶつもりだったが、親切面したガッテン君が手伝うといってはいってきた。その日。ブルのセットの移動を済ませた後のこと。『きりんさん、お疲れ様でした。ブルさん関係の移動、終了ですね。明日、REDセットの移動も、手伝うってガッテン君言ってましたけど。REDセットを組むときに手伝った経緯もあるから…って』大御神さんが言った。『…大御神さん、そういう理由だったら私は彼に手伝ってもらいたくありません。REDセットは私が自分で移動させます。』大御神さんの顔が固くなった。『…いいんですよ。REDセットの移動くらい一人でもできます。大御神さんは彼らとうまくやってください。これは単なる私の意地ですから。馬鹿みたいですけどね。』私はそう言った。ガッテン君と岡田さんを許す気にはなれなかった。だって彼らは許されたいなんて思ってないのだから。悪いなんて思ってないのだから。私は心ひそかに、大御神さんを私から切り離すことを考えはじめていた。下手に私についていると思われて、岡田さんやガッテン君に敬遠されるのは気の毒だと思った。次の日、私は自分の計測の空き時間をみはからい、ひっそりとREDセットを移動した。
2014年06月02日
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休みはじめて夜中と早朝の2回の覚醒。せっかく休んでるのになんで…ーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー10 今日使うから私のプロジェクトは、サンプルをつくる仕込みに時間がかかる(シェラザード-2参照)、時間軸の長いタイプのものだ。5つの処理ステップがあり、最終的な結果を得るまでに1サンプルにつき1ヶ月かかる計算になる。3ステップ目に必要な機械のセットを、仮にREDセットとよぶ。使う時は真っ暗な状態が必要だったので、孝行氏の以前使っていた、暗幕付きの部屋にREDセットを組み上げたのは去年の夏だった。ともかく私のプロジェクトはガッテン君が中心となる不確実な情報に翻弄されていたので(シェラザード2-6参照)、そのREDセットが安定稼働するようになったのは今年に入ってからの事だった。今もう1か月ほどたつだろうか。その日私は技術補助員(助手)の大御神さんにREDセットでの計測を指示し、自分は別の最終的な計測器の前にいた。大御神さんがやってきた。『あの、きりんさん、今日岡田さんがREDセットの部屋を使うそうなんですが…』『…?どういうことですか。』『なんか…すでに部屋の奥になんだか自分のセットアップを移してきてて…ずっと使うから私たちは今日使えない、と。今後も…自由には使えないそうなんです…』私全身にアドレナリンが噴き出してきたような気がした。頭がガンガンし、目の前が少し暗くなった。自分の声がとがるのが分かった。『聞いてません。しかも大御神さん、OKしたんですか?私たちのスケジュールはタイトに決まっているのご存知ですよね?ちゃんとそれを言ったんですか?私たちが使っている部屋に勝手にセットアップして、今日やるから今日でてけって、それを了承したんですか?』大御神さんは、私よりかなり年上の穏やかな人だが、私は2つのことにずっと悩まされていた。それは指示をしなければ動かないこと。また与えられた仕事は丁寧にこなすのだが、それがPCまわりだとかプログラムだとかが絡む彼女の苦手分野に入った途端、思考停止をすること。エラーメッセージは何度言っても読まず、消してしまった挙句に『なんか動きません』という。しかも、まだ動きませんの時はまだましで、時にはエラーメッセージを無視して強引に進めてしまい、全く謎のわけのわからない結果を持ってきたりする。『お願いですからエラーメッセージ、読んでください。わからなければメモってください。なんか動きませんじゃ、私だってわかりませんから。わからなければ私に聞いてください。そのためにちゃんとログとってください。』いくら言ってもダメだった。私はこの頃すでにとても疲れていた。ガッテン君からの誤情報によるプロジェクトの迷走に加えて、岡田さんとガッテン君が中心となったブルの追い出しや、八方美人な大御神さんの仕事の進め方などに。女性陣には人気もうけも岡田さんはよかったし、岡田さんも女性陣にはかなり媚び媚びだったし(←きりん除く)、私は交渉を大御神さんにまかせたのだがこんな調子だった。『あのー岡田さん?今日REDセットの部屋使われます?』『あぁ、使う。1日使う』『午前とか…』『無理無理。ずっと。夜まで。』『わかりましたーーー』わかりましたーーー…じゃないっっっっっっっつうの!!!!!!このままでは私のスケジュールは遅れる一方だ。追い詰められて私はなんと天敵・ブルとの交渉を試みることにした。そのほうが、岡田さんと交渉するよりラチがあくのではないか、そう思うほど私はおいつめられたし、岡田さんを恐れていた。
2014年06月02日
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週末が終わろうとしています。今日は2度も外に出たらすっかり日差しで疲れてしまいました。やはり体が弱ってきてるのか。いや、やはり心が一番弱っているのかもしれません。でも気がかりだった仕事以外の家の用事を一つ済ませたので、少しだけほっとしました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー9 こんなのは嫌だ岡田さんとの長期出張の間、夜の食事はほとんどいつも二人だった。二人だけで行った食事はこの出張の間だけで3回か4回あったことを覚えている。その間岡田さんはブルへの不平不満を酔っぱらって言い続けた。私自身もブルに対する不満はあるから、乗っていたが、岡田さんの大きな特徴として酒癖が悪い。普段からアルコール摂取時の記憶残留率は実に30%以下!(いや、ほんとはもっと低いと思う…)。で、出張から帰ってきた私は、岡田さんと飲み食いした時の話は一切持ち出さないことにした。岡田さんにも、他の連中にも。私だったら、もし記憶残留率30%以下の時に自分がした話を持ち出されたらいたたまれないし、嫌だしな、と思ったからだったのが一つ。それから、結構岡田さんの話は爆弾のようなものだったから。でも、もしかしたら岡田さんは不安だったのかもしれない。何故なら出張から帰ってから、岡田さんは顕著に私と話すのを避けるようになったから。私は別にブルにばらす気なんて全然なかったのに。ブルの机だけを今のオフィスから同じ階の特別室に移すという話が出たのは3月半ばの話だった。特別室は、前任者の個室だった。備品がワンセットそろっており、雰囲気だけならハイレベル。『…なして。』『いやぁ岡田さんが、もう限界なんすよ。』ガッテン君は顔をしかめてまるで自分のことのように言った。『限界って?うるさいってこと?』『それもありますけど、ちょこちょこ、立ち上がっちゃぁ、モニター覗かれんのが超うぜーんですよ。』のぞかないでくれって言えばいいのに。集中しろよって。私はそれくらいなら余裕で言う。『ふーん、でもボスは反対なんでない?いつも、部署のメンバーは同じところにいるべきだって言ってるしょ。』『それでですね、一緒に特別室に行くメンバー募集したんすけどね、全員嫌だ!っていうもんで。』私は聞かれてないけどね。どうせならブルの専属なんだから明美ちゃん連れていくのが本当だろうに。まぁ、他の女性陣は全員拒否ったんだろな。『でもさ…それでいいの…?』私の声は徐々に小さくなっていた。気に入らないから、仕切り付の半個室にいれそれでは足りず、更に違う部屋に隔離する…?『ブルさん、それでいいって云ってんの…?』『部屋も大きくなるし、設備良くなるし。今だってしょっちゅうあっちに入り浸ってるでしょう、同じっすよ。嬉しがってます。』『…そう。』それは、自分がウザがられてるって気づいてるからじゃないの…?私だってうるさいとは思ってる。私だってモニター覗かれると、暇人!!と思ってる。私だって、なんでブルはたちあがっちゃぁ、私のデスクのティッシュを持ってくのかと思ってる。でも、それくらいなんだっていうの?仕事で組むの事に比べたらどうってことない。仕事で組むのは嫌だけど、嫌だけど、絶対嫌だけど…それでも、そういう追い出し方は嫌なんだ。なんでって、私はそういう風にされたくないから。岡田さんが不気味に見えた。ボスにもみ手をせんばかりにすりよって行って、話をする岡田さんが気持ち悪く思えた。岡田さんが怖い。4月4日。ブルのデスクの引っ越しが、行われた。私はガッテン君、明美ちゃんと引越しを手伝った。同じ階だけど、前任者の残留物を運び出すのが大変だった。ブルの使う机を配置し、特別室の窓を拭き、様々な配線をし、半分以上終わったところでブルは登場し『すごいじゃーーーん』といった。『遅せーよ、ブルさん』と私は言った。前任者の置きっぱなしだった使わない机は私とガッテン君で倉庫まで運んだ。私は次の日に腕を痛めていることに気づいた。今も右手を握ると肘と手首の間の筋肉がぎしっと痛むので大事なものは持てない。この手の障害は治るまで数か月かかるそうだ。『限界なのでブルに移ってもらいたい』と希望したはずの岡田さんは紙切れ一枚運ぶのを手伝うことはなかった。
2014年06月01日
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明日はもう月曜日。でも、仕事に行かないで済む。ホッとしていると同時に私がいなくても何も変わらない仕事場の日常を思うと若干ムカついたりして。私が家で引きこもっているのをどこからか知った高校時代の友達から新たに誘いがかかりました。平日昼からの飲みの誘いです。「あー、その日はランチの予定なんだよねー」と言ったら「ちぃちゃんとでしょ?じゃ、あたしたちも一緒でいいよね。ちぃちゃんならだめって言わないと思うけど確認とっといてよ。」だそうです。お誘いがあるのはありがたいことです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー8ポイントが分からない何年か前に別部署からうちの部署に移ってきた岡田さん(もちろん仮名)という人がいる。ものすごく頭が良くて、仕事が丁寧。ブルと出身大学は一緒。専攻は異なるが、現在の専門はブルと同じ。タバコとお酒が好き。『岡田さんて、楽しいですよねー』助手(技術補助員)の女性陣に岡田さんは人気だ。『うん?うん。そーだね…』私はあいづちをうつが…部署の誰にも言ったことがないが私は岡田さんが怖いのだ。2012年の夏だった。私は岡田さんと長期(1週間ほど)の出張に出かけていた。出張先の展示場には別部署の人も何人か来ていた。私は知り合いを見つけた。『あぁ、E部署からも来てますね、リオン部長がいますよ。』『俺、あいつとは口も利きたくない。嫌いなんだ』激しい口調で岡田さんが言った。私はびくっとなった。岡田さんの舌鋒はするどく、しかしいくら聞いても「あいつ(リオン部長のこと)は嫌いだから口も利きたくないんだ。」というのだけはわかるものの、何がそこまで気に入らないのかはわからなかった。『あいさつの仕方がまごころがこもってない』みたいなくだらないのから、『威圧的なので部下がかわいそうだ』みたいなことまで、多岐にわたる理由を述べるのだけど、岡田さんはリオン部長とはずーっと部署も違うし一緒に仕事をしたことはないのに、なんでそんなことを言うのかよくわからなかった。『ほら、彼の部下見てみろよ。びくびくしてるだろう。』『…はぁ、…ですかね?』自信がなさそうには見えるけど。岡田さんあの部下の人の名前も知らないのに…リオン部長がこちらに気づき、軽く頭を下げた。岡田さんは思い切り視線を外すと、わざと(だと思う)リオン部長の横を荒々しい足取りで通り抜けて行った。『こんにちは、きりんさん。…僕なんかやりましたかね?』さすがにちょっと気になったのだろう、リオン部長が近づいてきて言った。実は私はリオン部長が我が社に転職してくる前からちょっとした知り合いなのだ。ヘッドハンティングでの入社だからいきなり部長だけど。いまでも時々私は話をする。『さぁ…?あ、今何かチェックしておかないものがあるって言ってましたからそれが気になったんだじゃないですか?』どうしろというのよ。ホントに。でも、今、リオン部長と話しているところ、岡田さんに見られたくない。岡田さんとの出張自体が初めてだった私は、道中から若干の不安は覚えていた。というのは、ともかく厳しかったのだ。飛行機の従業員、モノレールで同乗することになった通りすがりの兄ちゃん、昼ごはんに立ち寄った店のウェイター等々に。彼は少しでも気に入らないと、その場では何も言わないのだが、後から激しい口調で彼らを批判した。時には彼らをにらんだ。 『あんなん、信じられんわ。普通あんな失礼なことするか? 絶対許せんわ。』『あいつ、絶対すりかなんかするつもりだったと思うわ。目つきが悪かったろ』『もう我慢できん。こんな店で食うか!!出よ出よ、きりんさん』そう憤り、怒って批判する岡田さんの≪信じられん、許せん≫ポイントも、≪我慢できん≫ポイントも私には半分もわからなかった。確かに私たちの座っているモノレールにぎりぎりで走りこんできた人がいた。確かにべらべらしゃべっている背の高い3人組が私と岡田さんの立っている傍にきた。確かにお店が混んでなかなかウェイターがこなかった。でもそれって、それのどこがそんなに怒るポイントなのだろうか?どのポイントで岡田さんが瞬間湯沸かし器のように怒るかわからないので、出張中ずっとわたしはずっとびくびくしていた。次は私かもしれない、そう感じていた。
2014年05月31日
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今日はとても暑い日です。日光に当たると私はエネルギーを急速に失い、下手をするとぶっ倒れます。たいていはぶっ倒れる前に逃げ帰り、すさまじい量のジュースを摂取(柑橘系100%が良い)を摂取したのち2-3時間は布団に倒れこみ眠ります。ほとんどドラキュラです。今日は完全に日光防御の服装と日焼け止め、更に日傘。そして背中には2リットル分のジュース。おかげで倒れずに至っていますが怪しすぎる格好に、知り合い3人に会いましたが、3人とも『全然わからなかったー!!』と大爆笑してました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザード-7 ブル・スペースうちの部署は2年ほど前に引っ越しをした。ブルという私に次ぐ古株社員は私の天敵だ。昔も今も。仕事で組むことはできる限り(絶対といいたい)避けたい。オフィスが移ったとき、ボスと秘書の不二子さん以外の社員をどう配置するか、特にブルをどこの席にするかで、話し合いがあった。ブルのいないところで。ブルは独り言がうるさい、うざい、というのが理由だった。正直ブルのそばは嫌だけどまぁ、私が本当に嫌なのは彼と仕事をすることであって、私はオフィスにいるより計測機のそばにいるほうが多いし、オフィスの席などどうでもいいなぁ、と思っていた。実際昨年までいた孝行氏は何年もブルと二人の部屋のオフィスだったわけだし。ヘッドホンで対策もできる。『まぁ、どうせほとんど私オフィスにいないし、どこでもいいよ。』と私は言った。本音は当時まだいたカレー君の隣と、片付けられない男イカ君の隣はできる限り避けたかったけど、拒否するほど強力な理由はなかった。もっと正直に言えば私は休み時間外でも繰り広げられる、助手の女性陣のレストランやら旅行やら子供やら男の話のほうがよほど面倒だった。いつまでも続くし流せないから。ブルの場合は良くも悪くも空気読まないからこっちがまったく聞いてなくて生返事していてもOK(笑)結局ブルは間仕切り付のプチ個室のような席を割り当てられた。一見バージョンがほかの人たちより高く見えるけど、要は彼を隔離したいというみんなの希望だった。私は違和感を覚えていた。好きじゃない。うるさい。うざい。もちろん私だってブルについてそう思わないわけではない。っていうか仕事は絶対組みたくないくらいには嫌いだ。もちろんブルはバージョンの高いデスクの使用に文句はなくOKだったから、私がとやかく言うことではない。それでも私は何か違和感があった。うざいから、隔離する?うるさいから、誰がばばを引くか考える?嫌いだったら、排除するのか?これは…見方を変えればただの村八分ではないのだろうか。
2014年05月31日
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今日も1日外出せず…しかしこれでは筋力体力が衰えそうなので、今晩からちょっとずつ走ろうと思ってます。春の空気は苦手ですが夏の夜の空気はとても好きです。昼間家にいると、アパートの外で人の声がします。これが何故が不安を誘います。夜は平気なのに。昼間の人の声は何故かひどくドキドキとして…電話の呼び出し音と並んで嫌なものです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー,シェラザードー6 : ただ使いたいだけなのにシェラザードー2〜5で書いた一件以来私はあまりガッテン君を信用しなくなった。ガッテン君が故意だったのかどうかはわからないが、結果として、どうでもいい情報は私に教えたけれど、それなしには絶対成立しないような、大切なポイントは教えてくれない、ということがわかったからだ。その後もトラブルは続いた。ようやくプロジェクトは進み始めたが、まるでポンコツ車が進んで行くようだった。あらゆる変更は私には伝わってこなかった。特に私が手こずった計測器についてはひどかった。何かおかしいと私が気づいて、ガッテン君におかしい、と言った時しか情報は入ってこなかった。メンテナンスの係りはガッテン君なのだ。「あのさ、そーゆーの、ちゃんとメールで報告全体におろして欲しいんですけど。」「あー、すみませーん、こないだ飲み行った時あいつらと話したんで、みんなわかってると思っちゃいました!」そんなことが続いた。計測器については本当に最悪だった。前回のブログで書いた、【どうもおかしい】計測器の状態はその後も続き、私を悩ませた。「ねぇほら、おかしいでしょ?ノイズが尋常じゃない。絶対おかしいよ。修理屋に連絡しようよ。」いくら言っても、状況を実際に見せてもガッテン君は動かなかった。この計測器については彼のOKが出なければ連絡すらできないのだ。「あー、仕様じゃないすか?だいたいそのチャネルつかってるのキリンさんだけで他の連中は使わないし。」「私は他の人たちと違うタイプの計測だもの。しょうないっしょ(しかたないでしょう)。したら、もう一台の計測器、私も使えるようにしてよ。あっちはこんなに酷くないでしょう。」私は言った。もう1台はの計測器は、その時点で私が全く使えない状態にセットアップされていた。セットアップ前にもちろん何度も頼んだのだ。私も使うから、今のような身動きの取れないセットアップにするのはやめてくれ、と。私の要望はこの頃からともかくとおらなかった。何かを要望すると、本当に全てについて難色を示しまるで嫌がらせだ、と私は思っていた。この時も当然、要望はとおらなかった。私はとうとうボスに言った「私もここで計測したいんです。もう、向こうじゃ無理なんです。でも、この状況じゃこちらも使えないんです。」何度も言うがこの計測器については実権はガッテン君にある。ボスはガッテン君に「よきにはからえ」と指令をし、ボスからの指令で私の要望を無視しきれなくなったガッテン君は条件を出してきた。自分達に全く迷惑がかからない形にしてなら使ってもいい、というものだ。今考えてみればこの時点で既に《イジメ》だったのではないかと思う。私が強引に通す場合は代償として多大な労力を使うことを強いられた。でもその時は何としても計測できる環境が欲しかった。だから「なんでいつも私が自分の計測のためにあんた達のやりっぱなしのものを片付けて自分のをつけて、終わったらまたあんた達用に戻さなくちゃいけないの?」と言えなかった。文句を言っている時間が惜しかった。しかしこうして私の気持ちは日々増えていくトゲで、徐々にささくれだっていった。
2014年05月30日
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今日は曇ってます。今日は部署で飲み会の予定でしたが、行かないと思います。掃除がしたい。でもあまり動きたくないのでどうしよう?私はスピリチュアル系(風水とか)は正直信じてない人ですが、心弱ると何故か風水に従って掃除しようとします。掃除に意味づけをしないとできないってことかもしれません。でも、風水グッズは買ったことないです(笑)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー5 これだったんだ私は放心していた。明るくハッキリとした映像を前に。何ヶ月も仕込み技術の未熟さのせいで見えない、と言われ続けていた、サンプル。今まで捨ててきた幾つものサンプルはおそらくかなりのものは完成していたものだったんだ。これだったんだ。私の技術なんかじゃなかった。機械の設定。アホみたいな外れた設定値。最適ではない設定値は通常、データクオリティに影響はするが、全く取得不能ということにはならない。しかし…これはなんだ?非常に限定された設定の範囲内でしか計測ができない。これこそが、今回の無駄な時間を過ごす元凶ではないのか。そしてこれは、後々私を悩ませることにもなる…最初の高揚が収まると、腹立たしくて哀しくて堪らなくなった。自分に。ガッテン君に。全てを私の技術の未熟さのせいにして、他の可能性を否定していたガッテン君。それを鵜呑みにしていた自分。やりきれなかった。「ねぇ、見えたよ. パワーアンドゲインの設定のせいだ。値はxxと⚪︎⚪︎」「そんな設定ダメっすよ。」「でも、その範囲でだけだよ。映像化可能なのは。やっぱりあの機械どっか問題あるよ。確かめてみてよ. 今…」「まぁ、見えたんならいいんじゃないすか?俺のプロジェクトじゃないし。でも、その設定は変ですよ」私はなんだかとてつもなく苦い物を飲み込んだ。《私もいけなかったのだ、頭を使った原因究明をするべきは私だった。経験豊富ではあってもこれが助手たるゆえんで、彼の限界だった。》と自分に言い聞かせた。
2014年05月30日
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家にずっといて、町内に流れる時報だけ聞いている。引きこもりってこんな感じかも。(っていうか立派な引きこもり状態)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー4 何か見えた全てをやりなおすと決めてしばらくしてから、少しずつだが私のプロジェクトは進み始めた。今迄のガッテン君の言葉はあらゆるポイントで無責任に(と言っては言いすぎなのかもしれないが)私を振り回ししてきただけだという事が徐々にわかって来ていた。全くデータが取れなかった数ヶ月。最大の理由はテクニックの問題ではなく、計測機器の設定。そしてその機械の使用法を私に指導したのもガッテン君だった。「腕のせいですよ。」あの日も、全く映像化されないサンプルを前に。ガッテン君は繰り返した。「じゃァ、あなたが(仕込み)やってみてくれないかな?」「いやぁ、俺のプロジェクトじゃないんで。テストっていうならやってみてもいいですけど,スケジュール的には…」なだめすかして私は約束を取り付けた。とはいっても、ガッテン君が仕込んでくれるのは、まだ先だったし仕込んでもらっても実際計測テスト出来るのはさらにまた先になる。だから私は先が見えないながら、ずっと前に仕込んでいたサンプルの計測をトライし続けるしかなかった。分かったのは単なる偶然だった。計測については一通り私に指導を済ませているから、計測時、彼はもう側にいることはなかった。何も解決法が見つかっていないのに、また今日もトライするのかと重い気持ちで計測機のスイッチを入れた時だった。「…あれ…?」今一瞬だったけど何かディスプレイに写った。確かに見た。何ヶ月も見ようとして見れなかったもの。一瞬で頭が沸騰した。スイッチを入れた瞬間変わるものは何だ。電圧の変化。それで変わってくるものは何だ。その瞬間だけ、設定値に到達するまで変化するもの。わずか1秒にも満たない時間。私は狂ったように、今までの機械の設定値をいじり始めた。ガッテン君の指定した設定値範囲から大きくはずし、幾つもの設定値を一つずつ、少しずつ変えていった。0から増やす。100まで。そしてチェック。 変化なし。ではスタンダードに固定。別の設定値を同じく0から1ずつ増やす。そしてチェック。変化なし。ではスタンダードに固定。次…
2014年05月29日
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yayaさんから落ち着きました?的なメールが入ってました。けれど《女性陣はみんなキリンさんの味方よ》というくだりにひっかかる私。男性陣は敵なのか…もっとも正直言って女性が味方と思ったこともないんですけどねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシェラザードー3 手が未熟ガッテン君は私にとって初めてのこの分野では経験豊富なアドバイザーであってくれるはずだった。ある意味ではそうなのだと思う。ガッテン君はともかく私も含めて誰もが認める一級の技術を持っていて、それが裏目に出た。と私は考えている。そして私の《経験者に聞くのが早道》という判断も。プロジェクトの遂行にともない発生する様々な問題点彼はそれらのほぼ全てを私の未熟技術のせいにした。彼は繰り返し言った「手が未熟だからですよ、毎日毎日3ヶ月やればなんとななるんじゃないですか。?」何かおかしい。彼と同レベルのテクを持つ人がそんなに多いとは思えない。私の手が彼ほどでないのはわかっているがそんなにひどいとも思えない。しかも他の会社でだって、類似のことをやっている人達はゴマんと…とは言わないがそこそこいる。白紙だ。白紙に戻そう。資料を調べ直すのだ。いつもの通り、資料を調べ自分で試し、修正して正解を探すのだ。私がそう決心した時は既に数ヶ月が経過していた。
2014年05月29日
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