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さかまたつみ @ Re[7]:日暮里の女性だらけのイタリア料理店(06/10) ひざげりさんへ 確かにそうですねえ。ど…
ひざげり@ Re[6]:日暮里の女性だらけのイタリア料理店(06/10) さかまたつみさんへ その店は「一組二人…
さかまたつみ@ Re[5]:日暮里の女性だらけのイタリア料理店(06/10) ひざげりさんへ 元来、酒屋の店先で酒を…
ひざげり@ Re[4]:日暮里の女性だらけのイタリア料理店(06/10) さかまたつみさんへ 前記のマスターは美…
さかまたつみ @ Re[3]:日暮里の女性だらけのイタリア料理店(06/10) ひざげりさんへ ある意味、空いてる居酒…

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2014/06/23
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カテゴリ: 東北地方
 なかなか遠方くへの出張がない職場なので,そのチャンスが巡ってくるといつもだと1カ月も前からうきうきしてみっちりと下調べやらスケジュールを立てて,実行不可能なほどの充実したプランが出来上がるのですが,今回は珍しく立て込んだ仕事に追われ,ほとんどノープランで仙台に向かう羽目になったのでした。といっても仙台は小学生、中学生にかけて2年と少しの期間、暮らしたこともある町でその後もちょくちょく訪れる機会があって、このブログでも何度か報告させていただいてるくらいには勝手知ったる町です。その余裕もあって、下調べが楽しみというよりは、すでに自分が知っている以上の発見などあまり期待できないという諦念めいた気分で旅に出ることになったのはなんとももったいないことでした。しかもその前夜には如何ともしがたい会合に出席しなければならず、酒は極力控えめにしておこうと思いつつ、そんな思いがどうにかなるわけもなく、いつものように痛飲してしまったのでした。

 そういうわけで仙台での用事が昼過ぎから夕方ということもあったので、午前中はフルに自分の好きなように使えるという絶好のチャンスを活かすこともできず、珍しく乗車した東北新幹線の途上でも―大抵、鈍行か高速バスを利用する、トホホ―うつらうつらと過ごしてしまい、到着したのは用事の約束した時間のわずか2時間ほど前だったのでした。用事というのは一応仕事なので遅刻する訳にもいきませんから、あまりぶらぶらしていてうっかり遠くまで行ってしまうなんていう失敗をやらかすこともできません。やむを得ず、会場のある仙台駅東口―住んでいた頃には駅裏と呼んでいた―を歩いてみることにしました。昔この界隈を遊び場にしていた当時の思い出を辿る散歩となりそうです。二日酔いのぼんやりしたときには、こういうおセンチな行為も悪くなさそうです。といってもこんな私的なことをつらつら綴ってもしょうがありません。歩いた経路だけを備忘のために記しておくことにします。東口は寺町です。立派な寺社が点在しており、その中心には新寺小路という2車線道路が伸びています。この通りをちょっと南に入ると、当時仙台一校に通った若き日の井上ひさしが可憐な美少女時代の若尾文子の暮らす駄菓子屋(だったかな?)に通った連坊小路があります。ここにある小学校にぼくもかつて通ったのでした。ところが新寺小路こそかつての面影のままですが、小学校が見つからない。まあさほど未練があるわけでもなし、かつての中学校を目指しました。こちらはさすがにすぐに見つかります。この一帯にはかつては喫茶店が数軒ほどあったはずですが、まるで見かけません。時間もないことなので、楽天Koboスタジアム宮城―当時はごく単純に宮城野原球場だった―を眺めつつ、仙台駅方面に引き返すことにします。過程で1軒の喫茶店を目にしました。ここの存在はまるっきり記憶にありませんでしたが、残念ながら閉店してしまったようです。かつての面影のまっくなくなった榴ヶ岡駅―かつては地上駅でした―とその沿線風景をしらじらとした気分で眺めていると早くも仕事の時間が迫っています。軽く食事を取ろうと東口のかつてはごちゃごちゃした呑み屋街だった辺りに行ってみることにしました。これまで迂闊にも知らなかったのですが、名掛丁って駅の東西を連ねいていたようです。こちら側はすっかり整備されて、でも寂しく数えるほどの飲食店があるばかりです。そこを進むと元寺小路と名掛丁を交差するように架けられた通称X橋と呼ばれた―正式には宮城野橋だったようです―レンガ造りの古い橋があり、この周囲は戦後、赤線の指定を受けていたことを知ったのは、ずっと後のことですが、今にして思うと、怪しげなスナックや呑み屋の跡が数多く残されていたことが思い返されます。

《仕事につき中断》

 仕事を終え、簡単な宴席を中途にて退出、ようやくフリーとなります。といっても今回の出張は同行者ありです。20歳近く年長のK氏が一緒です。K氏は最近になって急激に親しくなった方で、この人の口添えもあって今回の出張が叶ったわけですから感謝しなくてはなりません。酒はさほど強くありませんが、その席は大好きなようです。せっかくの仙台なのでその名店にまずはお邪魔することにしました。取りあえずホテルにチェックインしようと向かうは青葉通りを西公園方面まで歩かねばなりません。K氏には予告編として立ち寄る酒場の片鱗を眺めてもらって気分を高めることにします。一番町通りを通過しながらその呑み屋街を案内すると気分がかなり高まったようです。青葉りを交差する国分町通り晩翠通りを越えてようやくホテルにチェックイン、休む間も惜しく早々に一番町に取って返しました。

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 この夜の一軒目は文化横丁から始めることにしました。仙台に在住の呑兵衛の方や酒場マニアの方であればすぐさまああ、あすこかと思い至るに違いない名酒場を目指します。青い電飾看板が下がるアーチを越えると呑み屋や寿司屋が軒を連ねています。そんな通りをしばらく進むと「源氏」と控えめに灯る看板があります。わずか1間ほどの小路に入り込み、さらに左にそれるとその酒場の入口に辿り着きます。この入口までのアプローチだけでも行ってみる価値が十分と思わせるすばらしい雰囲気。昭和25年創業という仙台でも最古参の一軒で、よくよく見ると2階建ての思った以上に大きな家屋であることに気づかされます。早速店内に入るとわれわれのために誂えられたようにコの字のちょうど2席が残されるだけだったのでした。よく知られるようにこちらはお酒を注文すると肴が1品添えられるという方式が採用されています。この独特な流儀にも店の歴史が感じられます。もはや年齢も不詳である、真白な割烹着がこれ以上ないくらい似合う女将さんは他には思い浮かばぬほどです。K氏も店のちょっと暗すぎるくらいの静謐なムードをすっかり楽しんでおられるようです。お客たちはけして黙りこくっているわけではなく、この店のムードを壊すことのないように節度を重んじるべきであることを店の風格が悟らしてしまうようです。K氏に言わせるとぼくにはこの店は上品すぎやしないかということでしたが、いやいやぼくだって、けしてこういう格調さえ漂わす風雅なお店も大好きなのですよと、満足されている姿を喜びつつ、次なる店に向かうのでした。

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 店を出て、巨大なバラックを示すと大層興味を持たれていたので、せっかくなので続いては壱弐参横丁に行ってみることにしました。昭和20年の仙台空襲により焼野原となった町は多くの露店があったそうです。昭和21年に露天商が集まり中央公設市場としてできあがったのが壱弐参横丁ということです。横丁といってもっかなりの規模があり、飲食店を中心とした150軒近くの店舗が入居しているようで、確認しただけでも4つの共同便所があります。そんな中でも最古参に違いない「ツルヤ」にお邪魔してみることにしました。「小町」や「金八」など老舗風でありながらが若干高級な雰囲気であるのに対しお向かいの「王将」当は懐かしい大衆居酒屋らしい造りです。昭和22年創業というからこの横丁の最古参の一軒であること人間違いはなさそうです。そういうお店だから店主夫婦のかなりの高齢、オーダーミスもなんのその、頼んだはずのしどけ(山菜)のお浸しも頼んだそばから忘れ、茹でては忘れ、味を付けてようやく出て来るかと思ったらよそにいっちゃって、われわれの前に出されたのが30分をとっくに過ぎているのもお愛想。客たちはそんなじいさん、ばあさんの憎々しい発言が連発しようとも、どうしても憎めないのでしょう。これぞ老舗店ならではのまったりとしていながら、毒を孕んだ言葉の応酬がなんとも言えず楽しくて、爽快でいつまででも呑んでいたくなるのでした。

 ここでK氏は早くも脱落。ほとんど食事らしい食事もとっていないのに大丈夫なのか。ぼくは独り青葉通りと一番町商店街が交差する角にある立呑み店に入ることとし、ひとまずは解散となったのでした。





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Last updated  2014/06/23 08:39:31 AM
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