ロンドン ドックランズ・ストーリーズ~Stories of London Docklands

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Jan 20, 2005
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テーマ: 海外生活(7812)
cat & vase



こんな風をこちらではゲイルというのですが、そりゃ、強い上に冷たい風。たまりません。

できるならば、どんどん吹いて、街のどこかを破壊してくれたらなあ、といつもの発想。(←会社にいけなくなる理由を作るという)

私が眠っている間に駅ビルのひとつでもなぎ倒してくれ。
地下鉄を破壊してくれ。(地下鉄はちょっと、風の影響の範囲外なんですけど)

さて、今日、うたたねをして起きるとBBCでまたも面白い番組が。ははは、またも深夜番組です。早く寝ろよって。
こういういい番組はもっと早い時間にやればいいのになあ。

さて、その名も、「Power of Nightmares」 

どんな内容かというと。



なぜならば、「こういう脅威があって、私たちはその脅威に向かって対処している、平和な世界を目指している」というビジョンを作ることができるからだ。
最大の脅威は、政治家にとって最大のポジティブなビジョンをもたらす。国民は、政治家がどんなビジョンを持っているかによって、リーダーシップを計り、支持を決めるのだから、今回の得体の知れぬ恐怖は、政治家にとってはうれしい存在なのである。
その恐怖を政治にうまく利用したのが、米国と英国。ブッシュとトニー・ブレアだ。

ロンドン大学の教授が、アメリカのジョージタウン大学の教授が、米国の、英国のあらゆる記者が警告する。

アルカイダだのサダム・フセインだのというけれど、きちがいのように、アラブ人をとっつかまえたりしてみたけれど、戦争も起こしてみたけれど、現在までその誰もが実際にテロリストをサポートしたという根拠が見つかっていない。

例えば、国務省は当初、アルカイダはアフガニスタンを本拠地としていると訴えていたけれど(TVゲームのような山の中に作られたハイテクオフィスの図なども見せながら-これ、結構笑える)、結局その根拠も、拠点跡も見つかっておらず、今ではそんなことを言う人はもう一人もいない。

政治家はビジョンが必要だから、こんな危険があると、こんなことがあるかもしれないと、最悪な場面を国民に訴える。
でも、そういう恐怖の想像はどこまでも際限がない。そのうち、映画のようにゴジラが世界を征服するなんていうこともいいだすことができる。

政治家のような責任のある人々はそんな想像で人々を翻弄すべきではない。単なる子供だましのようなファンタジーを人々に訴えるのではなく、今まで起こってきたことを分析してその根拠にもとづいたビジョンを伝えるべきだ。



ところで、こんな政治家のおかげにぼろ儲けした会社があるのだろう。

私もセプテンバー・イレブンスがあったあたりから、セキュリティ会社とか、IDカードをつくる会社とか転職を考えてみればよかったなあ。
この路線はしばらく景気良さそうだよね。

でも、そうこうしているうちに、実は大きな自然災害があちこちで起きている。
政治家が想像豊かに作ったファンタジーに対する準備より、自然災害への準備をした方が懸命なのかも?

私たちの血税を彼らのファンタジーのために使われたくないよね。








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最終更新日  Jan 21, 2005 09:27:31 PM
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