仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2006年08月11日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日、ある工事の担当者が青い顔をして飛んできて、どうやら見積もり違いの仕事をしたみたいで、今のままでは協力会社が赤を打ちそうでとのことだった。事務方と相談して何とかしてやろうと考えて処理も行ったが、担当はよい勉強になったことだろう。間違いは誰にでもあることなのでそのことは仕方がないが、問題はその間違いにいつ気が付くかと言うことと、最初から何となくおかしいという臭いをかぎつける能力を磨くことだと思っている。 

 私の愛読書の一つにE・S・ファーガソン著の「技術屋の心眼」という本があるのだが、その中で「判断さえ間違えなかったら、計算尺の制度は技術に置いてはほぼ正確と言える」という言葉がある。つまり計算などはあまり大切ではなく、そこまでの判断さえしっかりしていたらという技術屋にとっては都合のよい考えではあるが、判断が間違っていた構造物が大雨等で破壊されたことは、よくTVのニュースでも見ることが出来るが、その判断を間違った設計者が罪に問われることはあまり無い。

 今日のことでもパソコンを信じてその結果を疑いもしなかったのが原因だが、大切なのは設計・製造に携わる人たちが、何もかもコンピューター任せにして安心してしまうことにある。コンピューターは万能ではないことを知っており、人間からコンピューターへの「秘伝」の引き継ぎをしっかりと実行しないと、これからとんでもないことが起こるかも知れない。もっともコンピューターのデーターを改ざんする輩が増えると、コンピューター万能主義に疑問符が付くことになり、「直感の技術力」が見直されてくるかも知れないが・・・。


  wrote:





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年08月11日 18時25分58秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: