仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年01月31日
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 奈良県の崩落土の事故で車が埋まってしまい3名の方が亡くなったが、仮設防護柵さえ作っておけば安全だとという、奈良県の現場を見なかった大きな失敗と言っていいだろう。色々理由はあるだろうが、マニュアルどおりの事しかしない、行政の大きな失敗例である。

 経験の豊富な技術者が現場を見たら危険だあるくらいわからなかったのか疑問である。交通止をすると影響が大きいといっても、安全性のほうが優先するのに決まっているではないか。私のこのような現場の経験を何度もしているが、降雨時以外の崩落は、まず交通止が常識である。

 しかも、土砂止の防護柵ではなく落石止の仮設防護柵しか施行しなかったのは、どうゆう判断をしたのかよくわからない。私もTVや新聞で現場を見ただけだが、尾根側の崩落には多量の土砂が発生するのが、現場を知っている人間の常識であると思っていた。(コンサルなどが現場を見なかったのか・・・)

 私も数年前前の事務所のことだが、豪雨のときに県道の土砂崩落があり、崩落土の除去を行ったあとで、行政の担当者と現場を歩いてこれ以上の大きな崩落は無いと判断したのだが、現場の来なかった行政側に上司の判断で、不必要な仮設防護柵を作るハメになった。

 必要ないことをその上司に説明したのだが聞き入れてもらえず、それよりもっと危険な箇所があるので、そちらのほうへ仮設防護柵を作る提案をしたのだが、その提案は聞いてもらえなかった。その後数回豪雨があったが、仮設防護柵を作ったところは、本復旧がすむまで一度も崩落することは無かった。

 私の提案した場所は、昨年大きなな雨が降らなかったのに、ついに崩落して長期間交通止になり地方紙に写真入で載ってしまった。私はその記事を見てその担当と上司の顔を思い出したが、危険箇所に防護策を提案した担当者が、そのときどんな対応をしたのか知りたかった。

 私も事務所を変っていたので詳しいことは知らないが、その箇所は別のところが対応したそうだが、そのコンサルもすぐに対策するように提案して(崩落したのだから当たり前ではあるが・・・)、現在では安全な通行ができるようになっているらしい。


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最終更新日  2007年02月01日 05時17分15秒
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