仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年04月13日
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 今年のNHK大河ドラマは「風林火山」だが、この旗印になった孫子の兵法を実践している国から首脳が来日して、日本と中国の平和共存、世代を超えた友好、互恵的協力関係、共同発展のためには、まず日中共同声明など3つの外交文書を順守することが重要だと主張して、それに絡めて、中国は台湾問題の平和的解決を目指す
が、独立は絶対に容認しないとして、日本側に台湾問題のデリケートさを理解し、慎重に対処するよう求めるようなことを、昨日の国会で演説したそうだがあまり信用は出来ない。


 孫子の兵法の第十計には、笑裏蔵刀「笑裏に刀を蔵す(しょうりに、かたなをかくす)」と言う謀があり、敵対する関係において、理由もわからずに急に友好的になり、和平を言い出すときには、他に狙いがあると考えるべきです。笑裏蔵刀とは、友好的な態度で接近し、相手が警戒を解いたところで一挙に襲いかかる策略です
。特に「中国の改革開放と近代化のための日本の支援を、中国人民は永遠に忘れない」などは本当に歯の浮くようなことを言っていると感じた。中国や北朝鮮を相手に知るときは、用心すぎるくらいでちょうど良いのだ。

 この計略で有名な故事と言ったら、始皇帝のの暗殺未遂事件をおこした荊軻のことが上げられます。荊軻は始皇帝に謁見を許されるや、隠し持った匕首で始皇帝に切りつけたそうです。荊軻は燕の太子丹の蜜命を受け、始皇帝の喜びそうな土産を二つ持参したそうです。一つは、始皇帝を裏切り燕に亡命してきた将軍樊於期の首で
、もう一つは燕の国でもっとも肥沃な土地の献上です。この二つの土産を持参し秦の都に着いたのち彼は、始皇帝の寵臣に千金という賄賂を払いとりなしを頼みました。荊軻の行動はあきらかに、燕の国が下手にでていることをしめします。そこで、献物の使者をよこしたことに始皇帝は気をよくしました。そうしたことから、始皇
帝は、荊軻に対するすっかり警戒を解いてしまったのです。そこまでして警戒を解くのが笑裏蔵刀なのです。


 交渉事にはなにごとにも、タテマエとホンネというものがあると思うのだが、にこやかな態度で接するのは、相手の警戒心を和らげるには最適であると教えられています。しかしながら、詐欺師などは笑顔で近づいてきるもので、詐欺師に騙されないためには、詐欺師の笑みの中の魂胆を、すばやく看破するのかが重要です。苦
手な人や、嫌いな人に笑顔でへりくだるということはかなり難しいことですが、実は、心の裏で何かをたくらんでみると案外出来るものです。



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最終更新日  2007年04月13日 12時47分22秒
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