仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年04月20日
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 緑資源機構が官製談合で捜査を受けているが山奥の林道でどんな工事が行われており、どれくらいの税金が使われているかが一般の人にもよくわかったと思う。私も県道と林道の併用するため、一度事務所に協議に行ったことがあるが、関係ない所が来たのかあまり歓迎はされてないようだった。

 その工事は林道と公道(県道・町道)が交差し連絡線形になり、林道工事の作業道を使って行われるものだったのだが、完成すれば林業生産基幹道路としてはもちろん、生活道路として利用できるので地元は喜ぶとのことであったが、現在はほとんど利用されていない。

 緑資源機構が整備を進める四国西南山地緑資源幹線林道 小田―池川線計画は、小田深山山系を抜ける未着工部分(9.6キロ)の整備について、既設林道の拡張やトンネル建設、県道の併用で対応する県提案の「代替ルート」を採用した上で、事業自体は継続する方針を決めて計画を修正したのだ。

 当然私の事務所もこの事業に協力したので「緑資源機構」発注の林道工事等・・・と思ったのだが、そんな甘いものではないと思い知らされた。話によると入札参加資格を持つ業者は1000社を超えるのに、入札で指名されたのは、5%にも満たない約50社にとどまっていたそうだ。

 これではいくら待っても指名などされるわけがなく、何かあるのかと思っていたがやっぱり官製談合をやっていたのかと新聞を見て思った。林道工事の多くが発注は従来随意契約で行われていたが、林道整備が進み発注量が増加したことなどから、10年位前から指名入札に切り替えられたらしい。

 しかし、落札に成功したのはたったの25社で、この官製談合を調べている公正取引委員会では、緑資源機構が関与した官製談合により、10年位前から導入した指名入札制度は、随意契約と少しも変らず完全に形骸化していたようだ。それに関わった官庁も業者も私腹を肥やしていたことになる。

 公共工事への風当たりが非常に厳しいのに、こんなことをいつまでもやっていると、本当に業界全体が駄目になってしまい、林道工事が不必要ということになってしまうことを、気が付いていないのだろうか。


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最終更新日  2007年04月20日 21時35分39秒
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