仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年06月02日
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 建設業に従事する人間の賃金が安いことを書いたが、労災のかかる件数が一番多いのがやはり建設業である。(それだか危険ということなのだが・・・)私たちが現場で工事を行っていると、どうしても機械ではできない作業や、機械化が困難な工種などがあり、人力で行う必要のある作業が必要になってくる。

 そのような所はどうしても人力の手作業で、こつこつと仕事を遂行していく必要があり、そこで頑張ってくれているのが土木作業員さんたちです。大規模な工事現場では、どうしても裏方の存在にはなって来るのだが、なくてはならない作業であり、建設工事の縁の下の力持ちといっていいだろう。

 土木作業員や建築工事従事者を昔は「土方」といっていたが(今でもよく使われているが・・・)これは主に日雇い 労働者を中心に指すらしいが、場所によって「ドカチン」とも呼ばれている。この「土方」という言葉は、建設業者のことを指す言葉として、「土建屋」と同じくらい古くから使われて来ていた。

 「土方」・「土建屋」と云う呼び方は共に、差別用語 及び放送禁止用語 となっているのだが、これは厳しい上下関係差別 を強要する傾向があることから、指定されたと聞いたことがある。また、犯罪者などが身分を隠して働いているというマイナス・イメージも、差別用語として忌避されるようになったらしい。

 私が聞いたところによると、そもそも「○○方」という呼び方は、本来より役所のことであり、そこに勤務する役人を指す言葉として用いられいたらしい。(鬼平犯科帳の火付盗賊改方等)、むしろ高貴な印象が強かったので、建設業に従事する人々も、誇りを持って「土方」と自称していた時代もあったらしい。

 それでも平均賃金が低いのは、土木作業員の多くが、期間を定めた臨時工や、一日だけの日雇い工の形で雇われる場合も多く、季節労働者の占める割合が高い職業からみたいだ。そのうえ景気の好・不況に雇用形態が左右されやすく、どうしてもこの土木作業員への人の出入りはかなり激しいのだ。

 昔の土木作業員といえば、特に学歴や能力・資質を問われることがなく、作業内容は特殊なものではなく、人力による比較的簡易な作業が多かったので、体力があり、他人との協調性があれば勤まっていたのだが、この頃はこの協調性を持っている人自体が、大幅な減少しているような気がしてならない。


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最終更新日  2007年06月02日 12時19分37秒
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