仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年06月21日
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 今日の日経オンラインで居酒屋チェーン「和民」の社長が、公と官のあり方について書いてあったが、「官」がやるべき仕事は、公としてやるべき仕事にはタッチせず、枠組みをつくって国民に成り代わり、市場に不公正がないか監視すること、そして社会全体を見渡して不幸な人ができないようなセーフティーネットを設けるこ
とだとあったが、選択が出来る都会ではこの意見は正しいと思った。

 地方部ではまず、公的なサービスに対して選択権がないのだ。たとえば私が仕事をしている山間部では、金融機関が農協と郵便局しか無いのが実情なのである。
公的機関からの公金の振込みは「民業圧迫」と言うことで郵便局で出来ない場合があり、そうなると頼りは農協の支所だけになってしまうのが現状である。もちろん、車で30分くらい走ると、地方銀行の支店のある田舎では大きな集落になるが、そんなところまでガソリンを使って、金を降ろしに行くことなどまず考えられない。


 食料の調達にしてもほとんどが自分の家の廻りで取れる物であり、肉や魚(海魚)はトラックの販売者が来たときに買うので、競争などはまず行われていない。(もちろん選択権は客ではなく、販売者が持っている・・・)当然競争論理がほとんど働かないから、商品購入等に関する格差など怒るはずがないのだ。つまり僻地や
地方では、「あらゆる人々があらゆる情報にアクセスすることができ、世界中から集まるモノやサービスに接することができる」という論理が成り立っていないのだ。


 こんな所で生活している独居高齢者等の人間は、渡部社長に言わすと非常に少数だと思っているだろうが、住んでいる面積は相当広いと私は思っている。「あふれるモノとサービスの中から、自分に一番ふさわしい、自分がもっとも必要としているものを、自分の価値観に見合ったプライスで購入するという能力を有している」
と言う奢りは、都会の論理で全国的なことを格一的に考えてきた 、「官」の考え方に近いと自分では、きっと気が付いていないのだろう。

 PS: 最後に「和民」に言いたいこと。「竹製の割り箸をプラチック箸に変えると、




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最終更新日  2007年06月21日 12時44分21秒
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