仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2007年07月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 蒸し暑い7月のお祭りと言えば京都の祇園祭であるが、今年も一昨日に恙なくメインの山鉾巡幸が行われたらしい。私も何度も祇園祭には参加(当然見るだけの参加しかできないのだが・・・)しているのだが、前回行ったときには17日の巡行の前に山鉾のお披露目が3日間催されるなか、炎天下、山鉾がほぼ装いを施して、停留している各町内の路地や大通りを見て回った。日本最古の酒歌を詠ったいわれる神功皇后の像を祀る「船鉾」に、ちまき代を含めて500円を払って上がらせてもらったのだが、縁に坐って見下ろすとちょっと怖いほどの高さが実感できた。

 祇園祭というと日本三大美祭及び日本三大曳き山の一つに数えられるが、7月を通じて行われる長い祭りであるが、どうしても山鉾巡行や宵山が中心となる。宵山、宵々山には旧家や老舗での宝物の展示も行われるため屏風祭の異名があり、私も珍しい屏風などを見せて貰った。この時期は本来なら旅館などは満室なのだが、私には「六角油小路」にあるつてで何とかしてくれる日本旅館があり、よほどのことがない限り、1週間前までなら何とかしてくれるので、宵山などもゆっくりと見物が出来るのだ。独身の時などはよけいなお宝を払って、最高級のハモを買い取って名物のハモ料理を堪能したこともあるくらいだ。(今となっては嫁さんには内緒の話だが・・・)

 また、山鉾巡行では文化財が公道を巡るため動く美術館とも称せられるし、本格的な京町屋もここぞと、屏風や着物・鎧などを陳列して座敷に上げてくれる町家もあり、京の歴史と文化の一面に触れることが出来るのも本当によいものだ。(このような習慣は、いつまでも残しておいて欲しいものだが・・・)私が最後に行った3年前は、提灯に灯りがつき祗園囃子も各鉾で奏でられ情緒が一気に盛り上がった感じに、そぞろ歩きの見物人ではカラフルな浴衣姿の若い女性や、子供の姿が目立つとともに、相当数の外国人もここぞと繰り出していた。どうしても宵山の人出がすごいので、祇園祭は前夜祭である宵山だけだと、思っている人も少なくないと旅館の人もいっていた。

 動く美術品である山鉾ではあるが私が近江の長浜市に行ったときに、長浜市の曳山と京都の山鉾とが1枚のペルシャ絨毯(?)を分け合ったと言う記述を見せて貰ったのを思い出した。ちなみに諺で時機を逃してしまったことを、「後の祭り」というものがあるが、これは一ヶ月にわたる祇園祭も、大一番である山鉾巡行が終わると、この後の祇園祭はたいしてメインとなるものがないことから、この諺が言われるようになったと、ITで調べてみるとそう書いてあった。台風4号が去ってから天気が良くなっているが、梅雨前線も見えなくなってきていることから、早めに「梅雨明け宣言」を出さないと、それこそ「後の祭り」になってしまうのではないだろうか。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月19日 12時53分15秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: