仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年10月05日
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 桝添大臣が年金を横領した社保庁の役人を刑事告訴するそうだが、確かに横領は悪いことなので刑事告発も必要であるのは理解するが、時効になったものや処分が既に行われたものに対しては、一事不再理の原則を適用すべきであって、大臣といえどもそれを崩すことは許されないと思っている。例えばスピード違反の罰金を既に納付しているのに、何年かしてから警視総監が交通刑務所に入ってもらうと言ったら、普通の人はそんな馬鹿なというに決まっているだろう。

 時効等が成立して横領した金額を返した人は、あまりことを荒げるのは良い都は思えなません。政治家だって変なところからお金を、間違ってもらっていても修正報告をして金を返して終りなんですから、社会保険庁のお役人を責めすぎるのは問題だと思います。我々がもらうべき年金に穴を明けたのならともかく、国民の安心できる老後のためにも過去は忘れて、前向きに年金問題に取り組むべきだと思っています。今回に限りまだ返していないお役人は、自分から返却すれば良いのです。

 それよりも腹が立つのは、役人や市町村を監督していた元社保庁長官で、金田某をはじめ13人の長官経験者については、民事で損害賠償請求をすべきだと思っている。しかもこれらのことが発覚してコメントを求めても、全員が取材拒否か回答拒否だというのは、あまりにもひどいのではないか。年金業務のトップであった歴代の社会保険庁長官や、厚生労働大臣の責任は当然に問われるものであり、この記事にある給与や退職金の返還も、当然になされるべきであると思っている。また、それらの方々を任命した歴代首相の任命責任も当然ながら問われるべきだろう。

 私が言いたいのは厚労省などが、過去のやらせや隠蔽の実績からしても、国民が納得できるような責任の追及とその処分ができるとは全く思えない。さらに、この社会保険庁に関わる問題として、国民が納めた年金保険料が充てられたグリーンピア等の厚生施設があることを忘れてはいけないと思っている。年金保険料1,953億円を投じたグリーンピアの売却総額は、わずか約48億円であった。つまり約1900億円の損失を出しているのだ。(全て我々の保険料なのだぞ・・・)

 1980年から始まったグリンピア事業だけでも、厚労省等の担当者が200名いたとして、約25年間で延べ人数が5000名である。(ダブっているので実数はもっと少ないだろうが・・・)そうすると単純に一人当たり、3,900万円の損失を年金にかけたことになる。それらを年金原資に戻すのは当然で、全ての担当職員も処分して損失額を確定させ、そしてその損失をも含めて責任を追及すべきである。14万円の横領金額にシャカ力になる前に、もっとするべきことがあるのではないか。







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最終更新日  2007年10月05日 17時19分38秒
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