仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年10月21日
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 昨年の10月10日に胴上げを見せつけたのと同じ優越感を持つことができた。今年のセ・リーグのペナントレースは、144試合のペナントレースを制したのは原巨人だったが、クライマックスシリーズで悪夢の3連敗して、5年ぶり日本一への階段を途中で踏み外した。5年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしながら、実質的には中日ドラゴンズに敗れての2位。日本シリーズへの挑戦権さえも得ることができなかった。(ザーマーミロであるが・・・)

 セ・リーグは今年からのプレーオフ制度導入にあたり、パ・リーグが昨年まで採用していたリーグ覇者に日本シリーズ出場権を得やすくさせるための第2ステージ「1勝」アドバンテージを取り入れなかった。パ・リーグはアドバンテージの継続を主張したが、読売巨人軍などが興行面などを重視し、アドバンテージは不要と主張したそうだ。中日ドラゴンズは最後まで必要と訴えたが、話し合いの末セ・リーグとしてアドバンテージが不要との結論に至り、最終的にパ・リーグも同意した結果、今年はアドバンテージがなくなったそうだ。

 これには巨人軍の清武英利球団代表の意見ではなくて、最高実力者の渡辺元オーナーの意見らしいが、「1位通過での優勝は無理でも日本一をとりたい・・・」という思惑から、廃止を主張したようだがこれがアダになった。渡辺会長は「オマケ付きの1位だったら絶対勝ってる!」と断言したが、策士策に溺れるとはこのことだろう。リーグ優勝チームの決め方を「ペナントレース1位にすべき」と強硬に主張した球団の一つが中日ドラゴンズで、私もその意見に大賛成であった。そこがCSで真っ先に恩恵を受けたのは皮肉だが、中日ドラゴンズのファンとしては、まだ野球が楽しめるのはありがたいことである。

 そんなことからセ・リーグ優勝(日本シリーズ出場権)を決めた中日は、落合監督らの胴上げもないままグラウンドを引き上げたのだ。「優勝」とはいっても中日は、リーグ2位で日本シリーズ出場を決めたに過ぎないからで、中日ドラゴンズ側は試合前から「勝っても、監督の胴上げはしない」予定を明らかにしていたのだ。ただ、東京ドームに来ていた中日ドラゴンズのファンは、やはり落合監督が胴上げされる姿を見たかったようだ。(当たり前だが・・・)三塁側や左翼席のファンにあいさつする中日ナインや落合監督に向かって、胴上げを促すコールを繰り返していた。(長期のペナントレースを勝ち取ったほうが、本当に価値があるのだ・・・)

 ともあれセ・パ両リーグともクライマックスシリーズが終了したのだが、球場はともに連日の大入り満員で、CS導入の最大の目的は「収益増」だったから、興行的には大成功といっていいだろう。しかし同時に最大の不安点が、いきなり現実となったのも事実だと思っている。パリーグの日本ハムはリーグ戦を制し、CSも勝ち抜いた名実ともにパのナンバーワンと言っていいのだが、セ・リーグでは、リーグ戦2位の中日ドラゴンズが日本シリーズに進出したのだ。ペナントレースで勝利できなかったチームが、日本一のチームと本当に言えるかなど、これから問題になってくる事項が、だんだん出てくると思っている。





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最終更新日  2007年10月21日 15時28分56秒
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