仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年02月13日
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 今日のTVのニュースで福田首相が、横浜市の厚生労働省横浜検疫所にある「輸入食品・検疫検査センター」を視察したらしい。 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、国民には輸入食品の安全性に対する不安が広がっているので、福田首相自らが検疫の現場を視察することで、自分が看板にしている「生活者・消費者重視の行政」をアピールしたつもりだろうが、放映されたニュースの内容をみると、この首相ではどうしようもないと感じた。

 今回福田首相がパフォーマンスで視察した「輸入食品・検疫検査センター」は全国最大規模らしいのだが、TV放送では食品倉庫の中で食品衛生監視員が、中国産小豆に有害物質が混入していないか検査していたのだ。作業服にヘルメット姿の福田首相は、「この倉庫の半分くらいの食品が中国産なのか」などと職員に尋ねたらしいが、検査している箱等にはそれと分かる表示がしてあったのだ。こんな視察でも少しは税金を使っているのだろうが、これこそ税金の無駄使いだ。

 聞くところによると福田首相はフランス料理好きの美食家らしく、ワインなどにもとても造詣が深いと聞いたことがある。きっと中国製の食材など食べたことなど無いのだろう。私も料理が趣味なので休日などには、料理を作るためにスーパーに買い物に行くのだが、国産と中国製では椎茸でも太葱でも値段がものすごく違うのだ。私も本来なら少々高いくらいなら国産品を買いたいが、値段は何倍も違うし中国製食材には偽装がないので、外国産の安いものを買うことにしている。

 私がいくら外国産の食材を買うと言っても、牛肉などは米国産ではなく豪州産を買うのだが、それでもこの牛肉が偽装されていたらと考えると、特別なとき以外はブラジル産の鶏肉と、米国産の豚肉を使うことにしている。タコなども当然モロッコ産を使っているし、エビはタイ産という具合だ。このように外国産の食材を使って料理しても、今の給料では生活が前から比べると苦しいのだ。

 首相は「輸入食品・検疫検査センター」を視察後、このセンターが持っている検疫所が、全国で横浜と神戸の2か所にしかないことを挙げ、「こういう体制でいいか検討しなければいけない。加工食品の調査の強化が今後の検討対象だ」と述べたそうだ。加工食品を中心に輸入品の検疫・検査態勢を強化する考えを明らかにするようだが、物価は上がっていくというのに給料の方は上がるとは思われず、そのうえ安い外国産の食材が検疫等で減少したら、どうやって生活していけば良いというのだ。

 どうせ福田首相の心の中では、「輸入食品・検疫検査センター」から入ってくる食材など、自分の食卓などに並ぶはずがないと思っているのだろう。それこそ昔に池田首相が行った問題発言ではないが、福田首相は「貧乏人は毒を食え」とでも言うつもりなのだろう。 





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最終更新日  2008年02月13日 12時53分37秒
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