仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2008年03月24日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今年度もいよいよ押し迫ってきたのだが、今日も一日現場に行っており内業はどうしても夜になってしまう。昔読んだ「現場監督、七つ道具」の事務所編の中にも、「コーヒーとお菓子」というのがあって、これは残業の必需品だと言うことだった。このコーヒーとお菓子はお客様のためのものではなく、辛くて長い残業の道のりを乗り切るためのものらしい。

 その他の事務所編の七つ道具というと、「パソコン、サンスケ(三角スケール)、標準仕様書類、FAX、コピー機、事務用品」となっており、おかしくも何でもないがやはり「コーヒーとおかし」は私も残業をするときには必需品だと思っている。私の事務所の冷蔵庫にもお菓子類が置いてあるが、若い衆はお菓子を頬張りながら図面を書いたり(実際には手書きはしないが・・・)している。

 図面と言えば今は全て「CAD」で書いているが、私が本当に現場素を持っていたころは、図面と言えば手書きでテプラを使って丁寧に作るのが普通だった。私はこと図面を作るのは得意で学、生の時は学校のから全国の製図コンクールにおいて、土木製図部門が第3位入賞したことがあるのだ。この時は学校の先生が褒めてくれて、なにか食事を奢ってくれたのを覚えている。

 そういえば「現場監督、七つ道具」の現場編のなかに、大工さんの7つ道具に数えられる墨壺が入っていなかったのを思い出した。墨壺と言えばいうまでもなく建物の基準線を出す(墨出をする)ための道具だが、世代交代も進んで、精密な基準線が必要な場合は、レーザーを使った墨出器が台頭しているのだ。それでも私の事務所では墨壺は、その取り扱いやすさと信頼性からまだまだ現役です。

 この器具のことをさっそくITで調べてみると、古くはエジプトから使われていて墨壺は木でできており、工芸品である。装飾を施したものが多いと書いてあった。壺に彫られているのは、縁起物の鶴亀(亀はしっぽが長いやつ)と決まっているとなっていました。墨壺と糸と糸車のすべてを一体化したのは古代中国だと考えられているとも書いてあったのだが、さすがに墨と言えば中国である。

 日本で最古の建築物である法隆寺に使われている最も古い木材にも、墨壺を使って引いたと思われる墨線の跡があり、この時代から使われていたみたいだ。日本に現存する最も古い墨壺は、なんと正倉院に保管されているものだといわれている。こう考えると我々が使っている道具も、あまり進化をしていないのかと思ってしまう。

 もっとも私の場合「コーヒーとお菓子」よりも、仕事が終わった後に飲むビールの方が絶対に旨いと思っているので、出来るだけ「コーヒーとおかし」には手を出さないことにしている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年03月24日 19時45分00秒
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: