仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年04月06日
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 今日は朝から調子が良かったので、(カゼも大分治ってきているのだ・・・)TVを見ていたのだが、映画「靖国」のニュースにとても腹が立った。私自身子供が中学に入ったときの8月15日に、靖国神社に連れて行って靖国神社の現実を見せたのだ。(もっともそのときの感想を聞くと、もらった冷たい麦茶が美味しかったであるが・・・)

 この「靖国」という映画は断片的な情報でしかないのだが、日本在住の中国人監督が、終戦記念日の靖国神社で、軍服姿で参拝する団体や、A級戦犯合祀に抗議する台湾人遺族らの姿などを取材し続けた記録映画であるとのことだった。その中には一切の解説もない映像だけという、珍しいドキュメンタリーだと宣伝されている映画とのことだった。

 それを一部の週刊誌などが「反日的だ」と取り上げ、文化庁が所管する独立行政法人・日本芸術文化振興会が、たった750万円の助成金(10年間にかかった制作費がどれくらいになるのかはわからないのだが・・・)を出していたことを問題にしたのだ。ことの始まりのマスコミ各誌の意見では、反日映画に文化庁の補助金が使われていたことが問題になったらしい。

 この「靖国」という映画を上映中止においこんだ張本人である自民党の稲田議員は、この映画に助成金を支出したことは「妥当ではなかったと考えている」との結論を示した上で、あくまで問題にしているのは、「助成金の支払いが妥当であったか否かである」といって、映画の上映中止や文化庁への圧力を否定している。(ここでもウソっぽいのだが・・・)

 しかも、騒ぎが大きくなった今日のTVの番組に、出演を依頼されたら「ノーコメント」ということで、逃げ出したことは国会議員にあるまじき行動である。そのうえ、映画が公開される前に試写を求めたという事実もないことを強く主張していたことが、配給元に大嘘であることを暴露されてしまい、嘘つき政治家のレッテルを貼られてしまったのだ。

 新聞各紙もこの稲田議員の行動には批判的で「それ自体が無形の圧力になることは容易に想像がつくはずだ」と国会議員の行動に慎重さを求めているし、「議員たちこそが信条や立場を超えて横やりを排撃し、むしろ上映促進を図って当然ではないか」と注文を付けていた。国家権力を利用しての試写会要求などの動きに対しては、当然非難されても仕方ないだろう。

 どのマスコミも各映画館等が上映を中止すた背景に、稲田議員らのある種の圧力を感じた動きがあると断定し、上映を広く呼びかけるなど具体的な行動を起こすよう迫っていた。私も映画が好きなので話題になる映画は良くみんるのだが、この『靖国』という映画は、わざわざ稲田議員らが横槍を入れた関係で、話題の映画にしてしまったようである。






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最終更新日  2008年04月06日 12時20分58秒
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