仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年04月20日
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 昨晩は野球放送もサッカー中継もなかったので、(それなりの試合は行っていたが、私の応援しているチームは、昼間にゲームをしていたのだ・・・)ゆっくりと本を読むことにした。本当ならたまっている新聞類の切り抜きでも、整理しておけばよかったかもしれないのだが、それは今度の連休と言うことで、本屋から届いた本を読むことにしたのだ。

 渡す自身本を読むことはあまる苦にならず、昨晩も夕食の後にウィスキーを、チビリチビリ飲みながら、優雅に読書の時間を持つことが出来たのだ。(久しぶりにTVやITのない時間を満喫できたのだが・・・)本はもちろん少しは仕事に関係するもので、宮大工の棟梁が書いた弟子の育て方に関する本で、内容はけっこう面白かった。

 本題名は「宮大工の人育て~木も人も『癖』があるからおもしろい」というもので、著者は世界的に有名な宮大工の愛弟子で、同じ建設業ながら畑違いの私でも名前は知っている棟梁のもとで、二十歳過ぎから宮大工の修業を積んだ人物で、そのころは最年少の宮大工として、6年間その有名な西岡棟梁に付き人のように仕えたそうだ。

 その6年間にお茶出しなどの身の回りの世話を通じて、宮大工棟梁としての仕事の差配、職人の育て方など、多くのことを吸収したそうだが、その時のことを中心に宮大工として、弟子を育てる(本当に育てているのかは本の内容かすると疑問だが・・・)ことを書いているのだ。その中でも私が気に入ったのは、棟梁たちが仕事の段取りをする時間にだすお茶のことだ。

 西岡棟梁が二人の副棟梁と、朝夕に仕事の段取りを打ち合わせするのだが、そのところにお茶の用意をするのだ。これは新人大工の役回りなのだがこのお茶出しを、後輩が入ってきてからも著者は、ぜったいに他人に譲らなかったと書いてあった。現場を持つ我々の世界では「段取り八分」と言う言葉があるくらい、この段取りは大切な仕事なのだ。

 私のセクションでも夕方に明日の仕事の段取りを、現場に出ている全員で確認することにしており、各職長がその確認事項を下請けの作業員に、朝礼でしっかり伝達するようにしているのだ。段取りの打ちあわせなど聞き流せば、自分には直接は関係のないことなのだが、本当なら現場を知るうえでは、どれもが興味深い情報になるはずである。

 もっとも今の現場ではこの本に書いてあるように、じっくりと技術を習得できる環境ではなく、目先のことだけになってしまっている。そんな自分の反省を込めながら昨晩は、本を読んだことだ興奮を抑えるため、寝る前に風呂に浸かってビールを飲むことのなってしまった。





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最終更新日  2008年04月20日 06時32分45秒
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