仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年07月23日
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 昨日のTVで雨宮花梨のインタビューを聞いたのだが、20代から30代の死因では経済的に追いつめられて、未来志向が出来なくなった自殺が一番だというのだ。年間の自殺者が三万人を超え続けていることが大きな問題となっているが、彼女が言うにはチョとした内戦状態にある国と、同じくらいの死者が毎年でているそうだ
。(我が国の生存競争は、立派な内戦状態だ・・・) 


 自殺者は全世代の死因では、それでも第六位にランクされているが、これもけっこう高いランクらしい。このようなことがないようにと日夜活動しているのには、頭が下がる思いだったのだが昨日の放送を聞いて、少し考えることがあった。先月に秋葉原で起こった殺人事件の話で、舛添厚生労働相が日雇い派遣を原則禁止する
方針を示したというのだ。(その話は新聞に載っていたが・・・)


 彼女が言うのには、不安定で明日の見通しさえ立たない働き方に対して、多くの人が何とかしようと運動を繰り広げ、厚生労働省などに働きかけてきたそうだが、行政の態度や企業の取り組み等、なかなか事態が好転しない中、秋葉原の事件を受けて流れが一気に変わったのだ。矢面に立ったトヨタは、派遣会社に派遣労働者の
人物選定を義務づけるなど対策を立て始めたというのだたというのだ。


 彼女の言葉には、合法的で地道な運動の積み重ねよりも、無差別殺人が日雇い派遣禁止に力を持ったのだとしたら、何という皮肉だろうみたいなことをいっていたが、あの秋葉原の無差別殺人事件によって、派遣法が見直されるということは、秋葉原の犯人が現在苦しい立場にいる人々に、「英雄」視されることにもなりかねな
いkじょとを心配もしていた。(聖職者にはいてはいけないのは当然だ・・・)


 今の若者が頑張っている合法的な労働・生存運動と、7人の命を奪った残虐な事件という落差の前で、どちらの方がインパクトが強かったのかと言うことになると、私を含め少しは貧困問題に関与している人間にとっては、あの殺人事件は何だったのかと徒労感にも似た思いに包まれてしまう。(それこそ頑張っていたことを、



 雨宮花梨が時分のブログで、もしかしたら、若者たちのひきこもりは、もう忘れられたしまった労働争議である労働を拒否した立てこもりであり、ニートはひきこもることで大々的な「ストライキ」をしているのかもしれない。そんな若者たちが、この国に185万人もいるということは、意外と「まっとう」なことだと書いて
いたが、たしかに「ひきこもり」の185万人ストは、相当威力のあるストライキになるだろう。

 確か20代から30代の自殺者は5000人を超えているはずなので、彼等の無言の抵抗がそのうち秋葉原の無差別殺人のように、自爆テロ化しないことを祈っているし、させてはいけないと思っている。

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最終更新日  2008年07月23日 12時50分48秒
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