仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年09月15日
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 ある全国紙の記事のなかで、沖縄県のある先生の話が紹介されていたが、沖縄の青少年が置かれた社会状況について、記者が「なぜ沖縄の成人式では、参加者が酒を飲んで暴走することが多いのでしょう?」と、記者自身が気になっていた疑問をその先生にぶつけてみると、その先生の答えは「20代前半の社会人が他県に比べ少ないことが影響しています。沖縄では義務教育終了後に県外に進学し、就職する若者が多い。社会に出る前にしかってくれる先輩と接する機会が少ないのです。だから甘えが成人式の場で出てしまうのでしょう」であった。

 そのことからか、記者が何処かの取材場所で失敗をしたときに、理路整然と雷を落とされたみたいで、近頃は「雷おやじ」と呼ばれる人種がいなくなったと嘆いていたのだ。たしかに私が知っている「雷おやじ」とは、親父だけでなく広く考えれば近所のオジサン等全体を指しており、悪い事をすれば父親の怒りに遭って殴られたり、近所で悪戯をすれば近所のオジサン達に叱られたりしていたのだ。昔はどの地域のも恐いオッチャンが何人かいて、悪いことをしたらものすごい剣幕で、「コラー!どこの家の子じゃぁ! 誰やそんな悪いことしてんのは!」と怒鳴られたものだった。(私もその経験は何度もあるのだが・・・)

 その新聞によると「雷おやじ復活論」ではないそうだが、思いっきり雷を落としたときは、そのあとのフォローが大切だと書いてあった。私も昨日、所属するNPO法人が管理している史跡庭園で、昨日が「中秋の名月」ということで、観月祭のイベントを行ったのだが、いくら注意しても草庵の中を走り回っている子供(女のだったのだが・・・)に、少し厳しく注意を行ったのだ。するとその子の父親が自らの力不足を私にわびてきたのだが、「これだけ真剣に他人の子供を、しかれる人に畏敬の念を覚えた」と言ったのには正直驚かされた。(その後はその女の子をおとなしくなったので、帰りにジュースをあげたのだが・・・)

 そこでこの「雷おやじ」ということをITで調べてみると、子供が悪いことをしたとき、それを大きな声でしかりつけるのが「雷おやじ」と言うことらしく、その雷おやじが怒ったときの様子を「雷が落ちる」と表現しりそうだ。(たしかにそういわれていたのだが・・・)ここでいう雷も、目上の人の怒りが爆発した様子を描き出しているのだが、これは昔は雷が神様の行動だと捉えられていて、それ自体が恐れられていたそうだ。神様の怒りだと捉らえられるようになった雷も、それが神様から離れて、人の怒りについても雷で例えるようになったようだ。

 昨日の天気予報は雨で雷も予想されていたのだが、雨も一切降らずに多くの人に美しい満月(少し雲にかすんではいたが、それもまた一興で・・・)を見てもらえたのだが、何はともあれ楽しい観月祭のイベントであった。





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最終更新日  2008年09月15日 10時29分07秒
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