仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年10月05日
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 講談の種本と言えば水戸黄門や猿飛佐助・一休和尚(これが初版だが・・・)・宮本武蔵、これら多くの英雄たちが、現在もテレビの時代劇や時代小説などの主人公であり続けるのは、明治時代に創刊された。大阪が生んだ講談本「立川文庫」ののおかげだといっても過言ではない。

 昨日はプロの講談師の噺(地元の俳人の新作だが、それなりに面白かったのだが・・・)を聞いて、その後で居酒屋で夜遅くまでその講釈士師の先生と、一杯飲んだのだが、そのときに大阪が生んだ講談本「立川文庫」のことと、愛媛の美味しい食材で話が盛り上がった。

 最初の講釈本は、「山田酔神速記 侠客野狐三次」の内容に、みんなが感嘆の声を上げたそうで、実に面白いものだったらしい。物語だけではなく歴史的事実や人物も加えられ、むだを省いて要領よくまとめられているし、文体が現代にマッチした流れるようなスピードで、物語がドンドンは展開していくのだ。

 その山田酔神(本名:山田阿鉄)は愛媛県の今治市出身で、歴史と美術鑑賞が趣味で知識もあった歯科医師を志していた学生だったのだ。生まれ故郷の愛媛を離れて、大阪に出て来て医院で修業をしていたのだが、母親の窮地を救うように速記本を書き出したのが始まりらしい。

 山田阿鉄とその家族と講談師・玉秀斎が、明治44年から13年間に196巻の物語を立川文庫として出版したのが、「立川文庫」だそうで、その販売部数はなんと100万部を超えたそうだ。昨日話しを聞いた講釈師も今治にある山田阿鉄の墓まいりをして帰ると言っていた。

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最終更新日  2008年10月06日 12時37分49秒
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