仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年10月09日
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 スウェーデン王立科学アカデミーは今年のノーベル物理学賞を、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授と高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授と京都産業大理学部の益川敏英教授の日本人3人に授与すると発表した。(物理学賞の枠は3なので日本人が独占したのだ・・・)

 南部陽一郎名誉教授は60年代にこの「対称性の破れ」を初めて素粒子の世界に導入したそうだが、その時に絶対的な世界的権威のアインシュタイン教授に堂々と論戦を挑んだそうだ。これにより、物質の質量の存在が合理的に説明できるようになり、現在の標準理論の基礎を50年前に見つけたそうだ。

 このようにすばらしい日本の「理論物理学」の基礎を作ったのは、なんと愛媛県の人なのだ。時は江戸時代、松山藩医の家を継ぐ為一時帰郷した青地林宗は、5年間松山に落ち着いたが蘭学への想いから松山藩での職を辞し遊学の旅に出て、蘭学を修め幕府天文方の教授になるのだ。

 そこで日本最初の物理学の教科書である「気海観欄」を刊行して、日本物理学の祖と称されたのだが、蘭学の訳書が増えるにつれて、日本にない言葉を多くの蘭学者が訳すにあたって、個々人で訳語・造語が出来ることに早くから懸念を抱き、訳語の適正化と統一を図ったりもしているのだ。

 最後は水戸藩に召し抱えられ59歳で亡くなったのだが、墓は松山市にも分骨されて残っているのだ。

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最終更新日  2008年10月09日 19時46分48秒
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