仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年02月10日
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 このところ少し忙しかったので仕事から家に帰ってもすぐに寝ていたのだが、昨晩は早く帰れてので久しぶりに家でTVを見ながら夕飯を食うことができた。TVの番組は女きき酒師の人が日本酒の旨さについて語っていたのだが、TVのニュース・報道番組では珍しい内容だったので、最後まで楽しみながら見ることができた。このきき酒師は20歳以上であれば誰でも受けられるそうで、女性もけっこう多いとのことだった。民間団体である「日本酒サービス研究会」や「酒匠研究会連合会」の主催する講習会を受講した後、筆記と実技の試験に合格すれば認定を受けられるそうなのだ。「酒匠」というのはより上位の資格で、「きき酒師」や「焼酎アドバイザー」といった資格を既に保有していることが受験資格となる。内容的にはテイスティング能力がより重視され、「日本酒の伝道者」たることが求められるそうだ。

 私も日本酒は大好きなので番組を興味深く見ていたのだが、日本酒の評価するチェックポイントは「色・香り・味」の三点だそうだ。大き目の猪口に酒を八分目程注いで外観を見て、少量を口に入れ舌の上で転がして味を見るそうなのだ。その際口先から空気を吸い込んで鼻に抜いて酒の香りも見るともいっていた。その後吐き出して後味を見ると言うのだ。のど越しを見る場合は飲み込むこともあるが大量に飲むことは無いそうだ。その女性きき酒師はけっこう酒が強いみたいで、4合瓶1本くらい は自分にとって適量だと言っていた。ワインのテイスティングが加点法で評価されるのに対し、日本酒の利き酒は基本的に減点法で評価するそうで、今は無色透明の日本酒が高い評価を受ける傾向になるそうだ。

 私も知らなかったのだが日本酒は4種類に大別されるそうで、華やかに香る香りの高いお酒なので、ラッパ型や円筒型のグラスを使用するか、白ワイン形状のものを使用するとよい「薫酒」と言うのが一般的なお酒だそうだ。華やかな香りと爽やかな味わいを持つこのタイプは食前酒飲用に適しているそうで、お酒自体が香りが強いため、風味の強い料理には反発してしまう可能性もあり、和食には一番合うとのことだった。大体常温で飲むくらいが良いそうで、「涼冷え」から「日向燗」くらいが旨いのだろう。香りを楽しむ「薫酒」の場合はお燗をつけるとお酒の香り自体も損なわれてしまうため、あまり良くないといわれいるそうなのだが、冷やしすぎると香りも一緒に飛んでしまうため、「涼冷え」から「日向燗」くらいが一番良いとのことだった。(昨日のTVは番組中に出演者が酒を飲んでいたのだが・・・)

 仕事中に酒を飲むのは普通は不真面目だと言われるのだが、「きき酒師」なら酒を飲むのが仕事なので、仕事中に酒を飲んでも怒られることは無いだろう。私の場合は酒はすきなのだがそれよりも旨い料理のほうがもっと好きなので、料理を旨く食べるために美味しい酒を飲んでいると思っているのだ。私の友達には別の男がいて(気が合うので同僚だった時分は、よく飲みに行っているのだが・・・)旨い酒を飲みたいがために、美味しい料理を食べるそうなのだ。日本酒は味わいの強さにも幅があるので、料理の素材の味の強さに合わせることでき、相乗効果を生むとも可能だそうだ。食中酒ということもあって、冷奴のような淡白なつまみにはすっきりした日本酒を飲み、肉料理や煮込みなど濃厚な料理には濃厚な日本酒を合わせるという選択ができ、どのような料理でも味を引き立てられるそうなのだ。





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最終更新日  2010年02月10日 05時10分29秒
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