仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年04月03日
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 今日のITの記事を見ていたらラーメンの具に「ナルト」を入れる店が減っている記事が載っていたのだが、赤い着色料を添加した魚のすり身を、白いすり身で巻いた「ナルト」の本名は「鳴門巻」で、鳴門海峡の渦潮が語源という説が有力なのだ。

 「新横浜ラーメン博物館」の中野正博氏によると、「ナルト」がラーメンの具に登場したのは大正から昭和初期だそうで、そば屋がラーメンを扱うようになり、そばやうどんに添えていた「ナルト」が、そのままラーメンの具になったそうなのだ。

 それ以来、鶏ガラスープにしょうゆ味という東京ラーメンを中心に、ラーメンの重要な具となった「ナルト」だったのが、中野氏によると「ラーメンの具としては、ナルトは明らかに減っている」と指摘しているのだ。(外の具が増えたせいなのか・・・)

 「新横浜ラーメン博物館」に入る全国の有名店など9店でも、一般的な「ラーメン」に「ナルト」を使っているのは1店だけだそうで、「あの白地にピンク色の渦巻き模様を、めっきり見かけなくなった」と嘆いている一人だそうなのだ。

 私的には「ナルト」はラーメンの具というよりも、中華シバの具といったほうが似合うと思っているのだが、全国に数万店といわれるラーメン店では、「ナルト」を使う昔ながらの店はドンドン減っていき、新規店には敬遠されがちということらしい。

 「ナルト」の生産量の約7割を占めるとされる静岡県焼津市でも、その出荷量は最盛期から約4割も減っているといっているのだ。(これは練り製品全体の傾向で、ラーメンの具から「ナルト」が使われなくなってきたばかりではないのだが・・・)

 色合的にも全体的にくすんだ黄色か茶色を主体としたラーメンの中で、「ナルト」のひときわ美しい白とピンクであって、アクセントとしては非常に有効な存在なのだが、(きっと、今頃は色彩などでラーメンを食べたりしないのだろう・・・)

 「ナルトにはラーメンらしい雰囲気を出す役割がある。コスト削減や味を理由に、店にも客にもナルトを具にする心の余裕が無くなってきたのではないか。大げさだがナルトは世情を反映するバロメーターだと思う」と、ラーメン通はいっているのだ。

 「新横浜ラーメン博物館」では、「ナルトのキーホルダー」は売れ筋商品の一つだそうだし、忍者アニメの「ナルト」も人気だそうなで、まだまだ巻き返しは可能ではないかと思っているので、「頑張れ、渦巻きナルト・・・」と言っておこうか。



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最終更新日  2010年04月03日 15時34分08秒
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