仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2014年05月05日
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  放射性セシウムの濃度が1リットル当たり3700万ベクレルという高濃度汚染水が、大量に移送する予定のない建屋に流れ込んだのだが外部へは漏れていないという。東京電力によると予定外の高濃度汚染水がたまっていることが確認されたのは焼却工作建屋の地下1階で、この建屋は汚染水の貯蔵場所が不足したときなどに使用するため、汚染水を移送するための配管やポンプが設置されているというのだ。これまでは一度も使用していなかったのだが汚染水を貯蔵する別の二つの建屋内の水位が不自然に変動していることが分かり、東京電力が調査したところ2カ所にあるポンプ計4台が作動し、高濃度汚染水が焼却工作建屋の地下1階にたまっていたというのだ。


  東京電力は原子炉等規制法に基づき原子力規制庁に報告したそうで、規制庁の指示をいけて東京電力は誤って流入した高濃度汚染水を元の建屋に移送したが、大量すぎて1日では完了しなかったため作業を続け、それと同時に作業に携わった社員ら94人に聞き取り調査を実施したそうなのだ。そして空調設備のスイッチを操作した作業員1人が見つかり、この時併設されたポンプ4台のスイッチを誤って入れた可能性が高いと結論づけたというのだ。東京電力が誤移送を発見したのはそうとう遅れた点について、「建屋の水位計を毎日監視しておらず、誤移送に気づくのに時間がかかった」と説明したのだが、ポンプのスイッチのある建物はいずれも施錠されていなかったという問題も露見したのだ。


 また東京電力福島第1原発で地下水が原子炉建屋に流入し汚染水となるのを防ぐ「凍土遮水壁」についても、東京電力は「安全に管理できる」と説明したが、原子力規制庁は「設置した場合の悪影響について評価が足りない」などと批判安全に管理できる根拠を示すデータが不十分と判断したというのだ。遮水壁は事故を起こした1~4号機の周りを囲むように、地中に長さ約1.5キロの凍らせた壁を造り地下水の流入を防いで汚染水を減らす目的で、政府が昨年9月に建設を決定したものなのだ。汚染水は敷地内に46万トンあって毎月1万トン以上増えているのだが、東京電力が6月にも着工する予定の汚染水対策の「柱」とされる遮水壁の建設の遅れは廃炉作業にも影響しそうだというのだ。


 この遮水壁建設は前例がない大規模な工事とされ、約320億円の国費の投入を予定し完成を目指しているのだが、原子力規制庁は「設置して悪影響が出るならば撤退も考える必要がある。国費を投入する観点からきちんとした説明をしてもらう」としているのだ。その東京電力の3月期連結決算は売上高が初めて6兆円を突破し3年ぶりに黒字を回復したというのだ。家庭用電気料金の抜本的な値上げを行い増収となったほか、被曝管理や安全管理のため区画ごとに出入りする作業員のチェックを怠るなど管理費を縮減したうえ、廃液プールの浄化など設備修繕の先送りで修繕費を前期比2割以上圧縮し、我々の税金を食いつぶしながら経常黒字を確保したというのだ。



--- On Mon, 2014/5/5, > wrote:













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最終更新日  2014年05月05日 12時51分28秒
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