お風呂はダイエット効果があるといわれているのだが、じつはお風呂に入るタイミングによってダイエット効果をさらに上げることができるというのだ。そのダイエット効果を上げるお風呂に入るタイミングというのが夕食前で、多くの方が夕食後にお風呂に入るといわれているが夕食前のほうがダイエット効果は高くなるというのだ。湯船にしっかりつかると体温が上昇して毛細血管も広がり全身の血流がよくなるそうで、身体の表面に血液がまわり胃腸の血液循環がへるため胃腸の動きは悪くなってしまうという。これで消化管の活動がおさえられるので胃液の分泌も減ってくることから、お腹がすいている時であれば空腹感がおさえられるというのだ。それに体の脂肪は血液中のブドウ糖がエネルギーとして使わないと燃えないとうのだ。
つまり体内のブドウ糖が最も少ない時に運動をすると、体の脂肪が燃えやすいことにもなるということなのだが、もちろんお風呂も同じで ブドウ糖が少ない時にお風呂に入れば、脂肪が真っ先に燃えてエネルギーになる ため、ダイエット効果が上がり痩せることができるのだ。それだから体の脂肪を燃やすなら夕食後よりも夕食前がベストだとされ、このタイミングでお風呂に入れば効率よくお風呂ダイエットできるつというのだ。ちなみにお風呂の消費カロリーはどれぐらいかというと、お風呂の温度や入浴時間などお風呂に入る環境には個人差があるが、一般的には1回の入浴での消費カロリーは 約90 kcal といわれているが、運動した時の消費カロリーと比べればお風呂の消費カロリーは少なく感じられるという。
ただ10分程度お風呂に入っているだけで90 kcal 消費できると考えれば、少なくない消費カロリーといえるというのだ。またお風呂後にごはんを食べるといつもより少ない量の食事でも満腹感が得やすくなり、お風呂に入るだけでも実はエネルギーを消耗するため空腹時の入浴で脂肪も燃焼しやすくなるという。お風呂は入浴している時間だけがダイエットにつながるわけではなく、お風呂に入った後でもしばらくは体が温まっているということは、 お風呂に入った後も代謝が上がっている状態が続いている ということなので、しばらくはダイエット効果が持続しているというのだ。もっとも空腹時に食事をとると早食いになりついつい食べ過ぎてしまう可能性があることから注意が必要だという。
ダイエットしたい人であればお風呂に先に入ることでダイエット効果を期待でき、食欲を押さえたいと思っている人は入浴中にアロマを活用する方法もあるという。グレープフルーツやバニラの香りにシソ科であるパセリやマツ科のシダーウッドといわれる香りには食欲を抑制する効果があって、夕食の食べ方や内容にも注意することでさらにダイエット効果もアップするという。ただし空腹時に入浴しその直後に夕食を食べてしまうと胃腸の動きが悪く、消化不良になる可能性があることから、夕食は入浴後 30 分以上空けるようにするとようそうなのだ。入浴といってもシャワーだけでは効果は期待できないそうで、お風呂に入るときは 40 度くらいの温度にして 10 ~ 15 分程度つかることで深部体温も上昇して全身の血行もよくなるというのだ。
それとお風呂ダイエットをする前には水を飲んで水分補給をすることが必要で、お風呂に入った後も体内の水分が少なくなっているので水分補給をすることが大切だという。 38 度くらいのぬるい温度だと身体が十分に温まりないうえに、副交感神経が働いてよりお腹がすいてしまう可能性があるというのだ。空腹時には血糖値は低くなっていることから長時間入浴してエネルギーを消耗しすぎる低血糖の状況となってしまい、冷や汗や顔面蒼白など貧血の症状が出てくることがあるというのだ。それでもお風呂ダイエットの効果を上げて痩せるためには「夕食後」がベストなタイミングなのだから、あまりにも空腹すぎるときには 30 分前に少しジュースを飲むなどの対策をするとよいというのだ。
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