宿泊業は新型コロナで大きな影響を受けたそうなのだが、東京商工リサーチが行った「宿泊業の倒産動向」調査によると昨年の倒産件数は前年比1.5倍増の118件で、うち新型コロナの感染拡大が要因となったのは55件で全体の46.6%を占めているという。それでも観光庁は7月の日本人の国内宿泊者数がのべ3007万人だったと発表しており、3千万人を超えるのは政府の観光支援策「Go To トラベル」が全国で実施されていた昨年11月以来8カ月ぶりだという。新型コロナの感染拡大が収まらないなか夏を迎えて旅行する人は増えていて、のべ宿泊者数は6月より1千万人以上増えており、新型コロナ禍前の一昨年の同じ月と比べると5月は51・5%減で6月は46・6%減だったが7月は26・6%減に回復しているという。