仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2022年03月25日
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健康寿命が短いと外出や生活の自立など健康的な日常生活を過ごすことができず寝た切りのような期間が長くなるのだが、どれだけ普段の生活に気をつけていても体の衰えは必ずやってくるものだという。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされ、具体的には歩く・食事をする・トイレをするといった日常的な動作が自分自身で行え、認知症などにならずさまざまな判断や意思疎通が自分でできる状態のことをいう」そうで、厚生労働省などが行なった調査によると日本人の平均寿命は男性が79.55歳の女性が86.30歳となっているが、これに対して健康寿命は男性70.42歳で女性が73.62歳となっていて、平均寿命と健康寿命との差が男性では9.13年だし女性になると12.68年もあるという。

 言い換えると男性は70歳の女性は73歳を過ぎたころに認知症などによって自力で日常生活を送ることが困難になり、残りの9年ないし12年ほどは他人の介護が必要だったり寝たきりとなったりするということを表しているというのだ。80代になっても元気でいるためには70代の生活で気をつけるべき2つのポイントがあって、それは「活動意欲を維持するということ」と「運動機能を維持する」ということだという。病気を患って急に老け込むということがあるが、そうではない場合には老化は意欲の低下によって加速するといわれており、「何事にも関心がもてない」とか「身体を動かすのがおっくうだ」や「人にも会いたくないし、外にも出たくない」といった不活発な傾向が70代ともなると自然と強まってくるそうなのだ。

 この意欲の低下を防がないと日常の活動レベルはどんどん落ちていき運動機能も脳機能も一気に老け込んでいくことになるそうで、だからこそ70代になっても意欲レベルをなるべく維持することが元気でいるためには必要なのだという。健康の基本はなんといっても食生活からなのだが、野菜や肉・魚などをバランスよく食べて栄養が偏らないようにするべきだという。また暴飲暴食も禁物で1日3回なるべく同じような時間に食事をとることを心がけとよいのだが、過度に食べ物を制限するとストレスが溜まり体によくないそうで、あくまでも無理をせず好きな食べ物も楽しみながら「ほどほどに」という気持ちを持つことが大切だという。そして健康寿命の延伸を最優先とし肉などのたんぱく質を高齢者がしっかり食べることだという。

 その背景には栄養不足によって筋力低下や脳梗塞の増加に認知症になりやすいなどのさまざまな影響が出ることがわかってきたことがあるそうなのだ。原因のひとつが「肉嫌い」で長年メタボを気にし「肉は体に悪い」と信じてきた高齢者は肉をすすんで食べようとしないという。高齢になると肉を控えた野菜中心の食事が身体にいいと考えている人も多いのだがそれは間違っているそうで、実際に現役のころと比べかなりあっさりとした食事を毎日とっている人が多く、そういった事情もあってか70歳以上の日本人の5人に1人が、タンパク質不足だと言われているそうなのだ。そして従来のメタボ対策との兼ね合いが難しくなっていて、栄養バランスを考えた献立作りなど栄養指導の現場では混乱も起きているという。

 歳をとると意欲レベルが低下してくる理由はいくつかあるが、そのひとつが脳内の神経伝達物質であるセロトニンの減少で、セロトニンは別名「幸せ物質」とも言われ人に幸福感をもたらすものだという。何気ない瞬間に「ああ、幸せだなあ」と感じるときがあるがそのような感情をもたらす物質がセロトニンで、このセロトニンが減少してくると日々の幸福感は薄れはつらつとした感情や若々しさに活動する意欲が低下してしまい、気分が沈んだりイライラしたり感情が不安定になりうつ病のリスクも高まってくるそうなのだ。このセロトニンは年齢とともに次第に減少していくので高齢になればなるほど意欲も低下しうつ病になる人も増えるのだが、セロトニンの減少には高齢になっても生活習慣を改善することで対抗することができるという。

 その最たるものが肉を食べることで、セロトニンの材料となるのがトリプトファンというアミノ酸でそれが多く含まれているのが肉だという。肉を積極的にとることでセロトニンの生成が促進され意欲低下の抑止に働くのだが、肉にはコレステロールもたくさん含まれており、このコレステロールは男性ホルモンの原料になるとされ、男性ホルモンが減少すると活動意欲が低下して元気のない老人になってしまうというのだ。肉を食べコレステロールをよくとっていれば男性ホルモンの低下にも対抗することができるわけなのだが、さらにセロトニンを脳に運ぶ役割もコレステロールが果たしていると言われており、肉を食べることはセロトニンと男性ホルモンの生成を促進し人の「意欲」を高め、動レベルを維持することにたいへん効果的だというのだ。





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最終更新日  2022年03月25日 06時18分27秒
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