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2009年03月08日

救難飛行艇 US-2 量産初号機納入

カテゴリ：飛行艇・水上機

　　(1)洋上救難能力の向上
　　(2)離着水時の操縦性改善
　　(3)患者輸送環境の改善
　に主眼を置いて、救難飛行艇の能力向上のための新たな技術を取り入れた改造開発に着手。
　当初はUS-1A改。
　フライ・バイ・ワイヤーになり、US-1Aよりエンジン出力も35%アップ。
　キャビンの与圧化で高高度飛行により荒天を避けることも可能になった。
　悪天候時の進出能力も高まり、という航続距離は4,700キロ。

　まさしく現代の技術による万能レスキュー機となった。

　救難飛行艇として民間活用を行い世界で活躍して欲しい。

USー２救難飛行艇量産初号機を受領
　初の戦闘迷彩色でお目見え
　離島の支援や災害救援など多目的運用に期待
　（2009年2月26日　朝雲新聞社）
　海自ＵＳ２救難飛行艇の量産初号機（３号機）が２月１９日、神戸市東灘区の新明和工業甲南工場で防衛省に引き渡された。
　海自飛行艇として初めてダークブルーに塗装された同機は翌２０日、岩国基地に空輸され、３１航空群７１航空隊に配備された。
　救難飛行艇は遠くからも目立つよう、これまで機体は白とオレンジ色に塗られていたが、ＵＳ２量産型機は今後、すべての機が「コンバット・レスキュー（戦闘地域での救助）」にも対応できる戦闘迷彩色となる。
　……

　「US-2型救難飛行艇」
量産初号機を防衛省に納入
　（2009年2月19日　新明和工業HP）