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2019年07月20日
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テーマ: 萩尾望都。(11)
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 推理小説の父、エドガー・アラン・ポー。
 日本における本格推理、ホラー小説の草分け、江戸川乱歩の筆名は、エドガー・アラン・ポーに因んだもの。
 「ポーの一族」の主人公はエドガーとアラン。
 「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる」を愛読した時期、このことを発見したときは、何となくいい気分だった。
 これらの作品の著者、萩尾望都は、1969年『ルルとミミ』が『なかよし』夏休み増刊号に掲載されてデビュー。
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 萩尾氏の創作力は脈々と続き数々の名作を産み出し続けた。
 2012年、「学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明なる者」に授与される紫綬褒章受章を受章。
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 2011年3月11日の東日本大震災、福島第一原子力発電所事故に大きな衝撃を受け、新たな境地に挑んだ。
 2012年、原発事故後のフクシマで生きる少女とチェルノブイリの少女との交流を描いた『なのはな』が出版された。
 2016年、『新装版 萩尾望都作品集 なのはな』を出版。
 原子力を人間が制御することに関する厳しい批判の視点にみちている作品が並んだ。
 収載作品は、「なのはな」、「プルート夫人」、「雨の夜 -ウラノス伯爵-」、「サロメ20XX」、「なのはな -幻想『銀河鉄道の夜』」、「福島ドライヴ」。
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 2017年、1972年 から1976年にわたって発表された『ポーの一族』の続刊、『ポーの一族春の夢』が出版された。 
 2019年はデビューから50年。
 デビュー50周年記念「ポーの一族展」が開催される。
 大阪展を観にいこうと思う。
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 萩尾望都先生デビュー50周年記念
「ポーの一族展」 ​のおしらせ
 2019年1月5日 小学館
 少女まんがに革新をもたらした萩尾望都先生が今年、デビュー50周年を迎えます。 
 バンパネラ(吸血鬼)として永遠の旅を続ける少年を描いた代表作「ポーの一族」を中心に、貴重な原画で創作の軌跡をたどる『ポーの一族展』が東京と大阪で開催されます。
 1970年代の発表時から多くの読者を魅了してきた本シリーズ。
 昨年上演された宝塚歌劇版の衣装などもあわせて紹介します。
 さらに詳しい情報はフラワーズ本誌及び当HPなどに掲載予定です。
◆萩尾望都 ポーの一族展
 2019年7月25日(木)~8月6日(火)  
 東京・松屋銀座
 2019年12月4日(水)~16日(月)
​ 大阪・阪急うめだ本店​
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最終更新日  2019年07月30日 17時08分43秒
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